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サルトルの即自存在と対自存在を勉強しています。 サルトルについて書かれた日本語・英語の本を読んでいる最中なのですが、日本語版では重要かつ有名な「即自存在」「対自存在」が英語の方の本では見つけることができないんです。かわりにpre-reflective consciousnessとreflective consciousnessが出てくるのですが・・・これが即自存在と対自存在の英訳ですか? いまいちしっくりこないのですが・・・。

知ってる方いましたら教えてください。お願いします。

A 回答 (2件)

Hazel E Barnesの英訳では即自存在はBeing-in-itself、対自存在はBeing-for-itselfとなっています。


pre-reflective consciousnessとreflective consciousnessは、そのまま該当する箇所を見つけることができなかったのですが、おそらく日本語では反省以前的意識と反省的意識になるのでしょう。
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この回答へのお礼

迅速かつ的確な回答ありがとうございます!!
すごく助かりました。引き続き、勉強がんばります。本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/11/17 13:15

英語版のWiki、サルトルのThoughts(思想)の項目(下記URL)にも書かれていますが、弁証法で言う「即自存在 Being-in-itself」「対自存在 Being-for-itself」について、サルトルはそれを認識(意識)の次元の問題として捉えるときに、pre-reflective consciousnessとreflective consciousnessという語り方をしています。

認識論か存在論かということでもあるのだと思います。つまり、それをそれとして認識する前に意識することが即自であり、言葉や概念で認識されるものが対自であるという構成になっています。

参考URL:http://en.wikipedia.org/wiki/Jean-Paul_Sartre
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この回答へのお礼

ありがとうございます! 認識論と存在論・・・それについても考えなきゃですね。 引き続きサルトル読み進めます。本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/11/17 13:18

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