高周波回路 － ログアンプって？

ログアンプは

１）普通のアンプとどう違うのでしょうか？
２）通常のアンプだと重要な事項である増幅度や出力に関する記載がカタログにありません。なぜでしょうか？
３）どういった用途、状況で使われるのでしょうか？

初歩的な質問かも知れませんが詳しい方よろしくお願いします。

No.2 ベストアンサー 回答者： candle2007 回答日時： 2008/07/08 23:27

「高周波用」とのことですので、アナログデバイセズ社の製品をご紹介しましょう。

http://www.analog.com/jp/rfif-components/log-amp …

例えば[AD8307]→「日本語データシート」をクリックして開いてみてください。
（AD8307は秋月でも販売されている）
最初のページにブロックダイヤグラムが載っています。
このAD8307は14.3dBの利得を持つ900MHzのアンプが6段構成されていることがわかります。
また、各段ごとの復調出力(DC)が加算され、4番端子から出力されています。

4ページの「図５」を見てください。
RF入力とDC出力がほぼ直線関係にあることがわかります。
このAD8307は低い方は-75dBくらい、高い方は+17dB（幅92dB）くらいで飽和するようです。
カタログには「±3dBなら92dB、±1dBなら88dB」と記載されています。
(1ページの「概要」)

動作理論については、7ページに詳細記述があります。

用途は送信系の出力表示、受信系の信号強度表示、とありますが、図4,5の特性からもわかるように、温度や周波数域のレベル差が大きく、ちょっと「測定器」として使うには誤差が大き過ぎるかと思われます。
最も広い用途は携帯端末などの出力制御(ALC)でしょう。

他にもいろんなログアンプがあります。
前記データを眺めてみてください。

参考URL：http://www.analog.com/jp/rfif-components/log-amp …

この回答へのお礼

回答ありがとうございます、ＵＲＬ参考になりました。

お礼日時：2008/07/11 22:42

No.3 回答者： tance 回答日時： 2008/07/09 08:42

ログアンプですから、ログの特性が欲しいときに使います。

ｄBの計算でも解るとおり、ログをとって加減計算をすると、それは
乗除計算をしたことになります。また、例えば、２倍することは
2乗することになるので、様々な演算に使えます。

さらに、ログ特性は一種の圧縮にもなっているので、広い範囲の信号を
一望するのに便利です。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時：2008/07/11 22:42

No.1 回答者： ymmasayan 回答日時： 2008/07/08 22:24

普通に言うアンプでは有りません。

対数ですからアンプに使えばものすごく歪みます。
測定器や乗除算器に使うのが主です。
デシベル表示なんかが簡単に出来ますね。

参考URL：http://www.cqpub.co.jp/term/logarithmicamplifier …

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。紹介いただいたＵＲＬをみたのですが正直なところよく理解できません。
測定器（計測器）などには普通のアンプも使われますね？
ログアンプの利点について具体例などお教えくださればありがたいのですが。

お礼日時：2008/07/08 23:24