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うつ病になってから6年になります。一時期よりはよくなったのですが、やはり十分に治ってはいません。
6月19日のNHKの「クローズアップ現代」で「新しいうつ病・治療の最前線」という特集をやっていました。
その特集によれば、本当は双極性障害なのに、普通のうつ病と診断され、治療を受けても、かえって病状が悪くなってしまう例があるとのことです。
それを見て、もしかしたら自分は普通のうつ病ではなく、双極性障害のような少しかわった病気なのではないかと思えてきました。
その特集では、脳スペクト(?)を使って、普通のうつなのかそれとも双極性障害なのかを判断するという方法が放送されていたのですが
このような診断方法は今現在病院で受けられるのでしょうか?
それともまだ臨床段階なのでしょうか?
問診のようなあいまいな診断ではなく、もっと客観的で精確な検査をして、自分の病気が何なのかを調べ、
そして的確な治療を受けたいのですが、どなたかアドバイスをよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

>その特集では、脳スペクト(?)を使って、普通のうつなのかそれとも双極性障害なのかを判断するという方法が放送されていたのですが



:クローズアップ現代で使われた装置は,SPECTでなくて光トポグラフィーです。
双極性障害の診断の原則は,臨床診断です。
http://www.nhk.or.jp/gendai/
のこれまでの放送から

光トポグラフィーはまだ実験段階の機器で,すべての大学病院でも持っていないし,精神疾患に保険適応がありません。
脳外科手術前に脳の優位半球がどちらかを調べるのは保険がやっと通ったと思います。

診断未確定のケースに,この画像分解能の悪い検査で診断するのは,勧められません。
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この回答へのお礼

>クローズアップ現代で使われた装置は,SPECTでなくて光トポグラフィーです
正確な情報をありがとうございます。

お礼日時:2008/07/13 21:10

脳血流SPECTという脳の画像解析というのがあります。


脳の血流を調べる検査装置です。
脳の器質的異常、例えば脳内の血流異常が気分障害を引き起こすことが
最近の脳科学で判明してきました。
また、血液検査(スクリーニング検査)で、気分障害の一部を診断する
こともできるようになってきました。

どのような検査(装置)を使うかは、病院の設備によると思いますが、
大学病院など研究機関としての機能を有する病院での受診がより良い
でしょうね。

私もうつ病6年なのですが、血液検査から甲状腺機能の低下が判明
しました。 甲状腺ホルモン剤の服用で劇的に抑うつ状態から回復
しました。 
うつ病が長引く一因は、不十分な量の抗うつ剤服用、不適切な薬の種類
などがあります。

うつ病が長引く場合には、気分変調性障害(旧名:神経症性うつ病)と
診断されることもあり、その場合には予後が好ましくない経過を辿る
ことが分かっています。

残念ながら、うつ病の原因は正確に解明されておらず、薬が効いたから
使うというのが現在の精神科医学です。
「十分に治る」というのがどのくらいの程度なのか分かりかねますが、
元気な頃の70~80%程度まで回復し、再発防止に努めながら生活
できればそれで良し、と考えるのが賢明かと思います。

お大事になさってください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。できることなら近くの大学病院あたりに相談してみようかと思います。
お大事になさってください。お互いに。

お礼日時:2008/07/13 21:11

大学病院で精神疾患の研究をしている者です。


双極性障害(躁うつ病)のうつ状態と「単なるうつ病」の鑑別は多くの精神科医が高い関心を持っている話題で、多くの先生が研究に取り組んでいますが、現段階では妥当性がある検査法は確立しているとは言えません。
脳の機能画像の1つであるスペクト(SPECT)も含め、様々な検査法を用いて個々の研究グループが少ない例数で鑑別できたという報告をしていますが、それだけでは足りなくて、別な施設でかつ多数の症例で検討して確認できなければ検査法として確立することはできません。残念ながら、そうした客観的な診断方法の登場を待つのは大変時間がかかるので、今期待するのはあまり現実的ではありません。

単なるうつ病、つまりこれまでの経過を見るとうつ病と安定期だけの場合のものを単極性うつ病といい、躁状態とうつ状態と安定期を繰り返す場合を双極性障害と言い、それぞれ脳機能の異常が異なっていて、薬物治療もそれに合わせる必要がありますが、現代段階でこれらの鑑別には過去の躁病エピソードの有無をよく聴くことと、通院するようになってから経過を観察して、躁状態になることがないか数年かけて経過を観察することが大切です。
過去に、衝動買いをする時期があった、恋愛感情がいろいろな人にあった、自分の人生は明るいと思って活動性が高かった、寝るのがもったいなくて睡眠時間が短くて平気だった、とかのような時期はありましたか?こうしたエピソードがあると今はうつ状態でも双極性障害の可能性が高いといえるでしょう。
何ともいえない場合は、自分の事をよく知る近親者と担当医が面談してもらって、こうした過去のエピソードについて聴取してもらうといいでしょう。

この回答への補足

そうなんですか。やっぱり問診が基本なんでしょうか?
できればあらゆる手段を用いてでも自分の病気を診断してもらいたいんですが。

補足日時:2008/07/13 21:12
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