街中で見かけて「グッときた人」の思い出

ある国立大学在学の者です。
長くなりますが、最後まで読んでもらえたら幸いです。

来年度から進路選択があり、現在バイオ系に進もうか、生物系に進もうか悩んでいます。
当初、大学受験をするときは、生物学志望でした。
しかし、私の中には人間を研究対象にすることを含んで、免疫などの生理学を学びたいというのがありました。
大学院卒業後は製薬系で働けたらと思っています。
もともとは生物学を学びに大学進学したのですが、大学の生物の研究室を見ると、生態系や植物、微生物を研究対象にした生理学のような研究室がほとんどのように思いました。
しかし、発生学だったら、のちに再生医療などの分野につながって面白いんじゃないかな、なんて思ってもいます。
バイオ工学は生物学をもとにした学問であり、また研究内容が糖鎖や生体分子工学というように、ヒトを対象としていて、本来私がやりたいことに近いんじゃないかとも思いました。
ただ、バイオ工学はものづくりが基本理念らしく、前身の工学部に属するらしいです。
その点、私としては生命現象を解明する方向でいきたいと思っています。

すごく長くなってしまって申し訳ないのですが、まとめると生物学を学びたいが自分がやりたいと思う研究室が今のところ見当たらない、ならバイオ工学をやろうと思うが、基本ものづくりというのにしっくりこない… 

というのが現状です。
何か良いアドバイスがありましたらお願いします。

A 回答 (2件)

製薬企業の研究職として働いている者です。



はっきり言って「生物系」と「バイオ系」の違いがよく分かりませんが、
生物系=古典的な生物学、バイオ系=いわゆる分子生物学など
という理解でよろしいのでしょうか?
(以下では両者とも総称して生物系と呼ばせて頂きます)

まず、あなたが何を優先したいかを考える必要があると思います。
自分のしたい研究分野を選ばれるのも、もちろん大切なことですが、
その先の就職を重視するなら、企業就職に有利な分野を選ぶべきです。
製薬企業の研究職(とりわけ生物系)への就職は非常に狭き門であり、
学歴だけでなく、研究分野も製薬に求められるものでなければ、
内定を得るのは難しいです。東大や京大などの旧帝大でさえ苦戦します。

あなたの挙げられた再生医学・発生生物学・生物工学は、
いずれも近年発展が著しく、学生には非常に人気のある分野ですが、
はっきり言って製薬業界ではそれほど需要は高くありません。

生物系から製薬研究職を狙うなら、まず大切なのは、
動物(マウスやラットなど)を使う vivo の研究をしていることです。
さらに分野が、薬理学や薬物動態学的であれば言うことなしですが、
再生医学でも何でも、とにかく vivo の研究をしていれば、
就職では大幅に有利になると思います。

ですので、自分のやりたい研究分野にこだわりがあまり無ければ、
とにかく動物を扱わせてくれる研究室を選べば話は早いです。
研究分野に対して自分の希望がある場合、その研究分野の研究室が、
動物を扱わせてくれるところかどうかをチェックしておきましょう。

ただ、動物を扱っている研究室は限られていますし、仮に扱っていても、
あなたがそういったテーマに関われるかどうかは別問題です。
製薬を目指すのであれば、なんとしてでも vivo の研究テーマを
獲得できるように全力をつくてください。もし自分の大学や学部に
そういった研究室がなければ、他の大学院も考えるのも手です。

もちろん今述べた事は企業研究職としての就職を重視した場合の話です。
就職よりも今自分がやりたいことを優先するのも、それはそれで
価値があることだと思います。研究は学生時代だけと割り切って、
卒後は文系就職してしまえば、別にどんな研究をしたっていいでしょう。
しかし、企業研究職を志望されるのであれば、
大学・大学院で研究できる期間より、その後の方が長いのですから、
就職に有利な部屋を選んだほうがいいです。特に生物系であれば。
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卒業生が製薬会社に就職している実績の多い研究室を選んではいかがでしょうか。


その研究室でやっている研究が、製薬会社で求められている内容に近いのでしょう。

就職したら、自分の好みと関係なく配属されます。
それがしっくりこないのでしたら、会社に入るのは止めたほうがいいです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうですね、各研究室のその後の進路について調べてみようと思います。

お礼日時:2008/08/26 16:27

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