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チャーリーパーカーを代表する時代、マイルスデイビスを代表する時代など、非常に興味深い世界ですが、一方で彼らは職もなく、ヘロイン漬けでドラッグ購入の為に演奏をしていたと聞きました。

また、ジャズは演奏クラブ閉店後に様々なアイデアを出して発展したと聞きました。今、ジャズに関する音楽理論を見てみるととても難解です。チンピラな彼らは一体どうやって学んだのでしょうか?

マイルスは音楽大学みたいなところに行ってたんですよね。でもどうみてもゴロツキにしか見えないような天才ジャズメンが不思議で仕方ありません。

A 回答 (2件)

マイルスの伝記本やパーカー関連の書物をみればいろいろ書いてありますが、響きを聴いただけで、どのようなフレーズが合うのか感覚的に分


かり、フレーズがどんどん出てくるなんてことはなく、日夜研究してた
ことの成果ですよ。
引用フレーズにしてもラグタイムや同年代のバッパーのフレーズから
ショパン、ロッシーニ、チャイコやストラヴィンスキーまで幅広く
いろいろな音楽を研究していたことがよく分かります。

>ジャズに関する音楽理論を見てみるととても難解です。
ビバップを演るために必要な理論はさほど難解とは思いませんね。
もちろん今はメソッドができあがってるからですけどね。
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一言で言えば彼らが天才だからです。



ジャズ理論は、後から実際の演奏を解析してまとめたものです。ビバップの創始者であるチャーリーパーカーが、(ビバップの)音楽理論を勉強したと言うのは矛盾した話です。

響きを聴いただけで、どのようなフレーズが合うのか感覚的に分かり、フレーズがどんどん出てくるのだと思います。チャーリーパーカーが変わったスケールを使うと、ピアノのバドパウエルがそれに呼応したテンションコードを弾くという感じで天才たちがお互いに触発しながら出来た音楽がビバップだと思います。

マイルスのモードはちょっと違うと思います。それまでのコードジャズに行き詰まりを感じたマイルスが、より自由にアドリブができるように考えたものなので、ビバップとはちょっと違うと思います。マイルスは戦略家ですから、教会旋法というものをどこかで知ってジャズに応用したということも考えられます。マイルスは歯医者の息子で黒人として裕福な家庭に育ってますし、彼の歩んできた道を考えるとかなり頭のいい人間だった思うので、パーカーの天才とはちょっと違った意味で天才だと思います。

本当の天才は、ジャズ理論に頼らずとも感覚でそれを理解してしまうんでしょうね。残念ながら鈍才である私には、その感覚は理解できないのですが。
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