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「花咲か爺」は「はなさかじじい」と読むようですが、「はなさか」は文法的にどうなるのでしょうか。
「はなさき」であれば、わかりますが。

A 回答 (5件)

「はなさか」は質問者さんのおおせの通り、ヘンですな。


まるで幼児語ですね。
その昔、「おお」という接頭語の反対は「ちい」と言った人がいました(大地震(おおじしん)小地震(ちいじしん))。それと似ていますな。舌足らずの幼児語です。

「はなさか」の「さか」は語幹です。語幹だけでくっつけちゃってます。こんなバカなことはありません。舌っ足らずの幼児語というのはそこなんです。
まあ、あんまり、他人様のことは言いたくありませんが、他の例を「さか」のように語幹だけでチャンとくっつくかどうか、試して見て下さい。

「はなさき」は語法上○です。
「はなさかせ」も語法上○です。

なんで「はなさか」になったのかはわかりませんね。
ANo.1さんの辞書の解説も、語法上ヘンなくっつき方をしているから、書いているんだと思います。
正格なら、あのように辞書にわざわざ書かんと思います。
辞書の↓は「はなさかせじじ」「はなさきじじい」が正しいから、↓こう書いているんです。

「はなさかせじじ」「はなさきじじい」から変化というが・・・

したがって、質問者さんの「はなさき」が正しいと思ったのは正解です。
辞書を信用しましょう。

「おお」という接頭語の反対は「ちい」と言った人がいました。
「はなさか」の正格を主張する人は、これと一緒です(爆)。
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この回答へのお礼

御回答有難うございました。よくわかりました。

お礼日時:2008/09/01 21:37

ANo.2 の回答趣旨が伝わっていないといけないので、念のために補足します ( ^^



「時を駆ける」、「砂を掛ける」、「口が裂ける」、「花を咲かす」

わざわざ他の例を列記したのは、それらとの違いに気付いて欲しかったからです。
結論を言いますと、最後の「花を咲かす」のみが “使役表現” なのです。

「爺さんが花を“咲か” せる」‥ 「せる」は使役の助動詞(未然形に付く)
「爺さんが花を“咲かす”」‥「咲かす」は「咲く」の使役形

このニュアンスを表現するためには、「花咲か」とする必要があるわけです。
「花咲き」と書くと、“頭のてっぺんに花が咲いた爺さん”(そんな人いるのか?)のような誤解を与えてしまいます (笑)
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この回答へのお礼

2回目の御回答有難うございます。

お礼日時:2008/09/01 21:36

確かにこれはおかしい。


回答が2つあるがどちらも説得力に欠ける。
「花咲爺」が「花+咲かせる」と関係ありそうな
ことは誰にも分かるが、質問者のいうようにそれ
ならば「咲き」のような名詞形に続かなければおか
しい。
もし、「花咲か爺」式の結合がアリとすれば、何で
もアリになってしまう。それはNO.2にいろいろ例示
されている通り。誰もそんなことばは使わない。
おそらくこれは、質問者のギモンの出発点が正しく、
名詞+名詞が元になっているはず。たとえばだが、
「花坂+爺」(見事な桜の木のある坂の上に住んで
いる爺など)のようなものが元になっているのであ
ろう。それが物語りの内容とあわせる形で無理な変
形をされたと見るのがよい。
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この回答へのお礼

御回答有難うございました。

お礼日時:2008/09/01 21:34

「花咲か」は「花・を・咲かす」または「花・を・咲か・せる」の略で、「花咲か爺」はそれに「爺」が結びついた複合語(名詞)です ( ^^



・時をかける少女 → 時かけ
・砂をかける老女 → 砂かけ婆
・口が裂けた女 → 口裂け女
・花を咲かす老人 → 花咲か爺
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この回答へのお礼

御回答有難うございます。

お礼日時:2008/09/01 21:33

【はなさかじじい(花咲爺)】(「はなさかせじじ」「はなさきじじい」から変化というが、「はなさか」の「さか」は「さかす(栄)」「さか

える(栄)「さかる(盛)」の語幹と同じとも」)(小学館「国語大辞典」)
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この回答へのお礼

御回答有難うございます。
では、「咲」という字は誤りですか?

お礼日時:2008/08/31 17:25

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