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これまでもたびたび娘のことで相談させていただいております。
私の娘はADHDの傾向があります。
娘は外遊びや運動があまり好きでなく、友達ともうまく関わるのが苦手です。
友達関係では、自分の楽しいと思う考えを次々(しつこく)提案し、その提案はあまり相手にされません。
鬼ごっこなどもつかまるとやめてしまうと学校の先生から聞いています。
こういったことについては娘にアドバイスをしていますが、
日常でうまくいかないことが多いせいか、大人のいうことを聞かない態度が目立ち始めました。

いろいろ悩みはありますが、今回ご相談したいのは、
娘がとにかく読書やテレビにのめりこむことです。
平日の朝や帰宅後、休日ともなれば1日中、とにかく本へ手を伸ばします。
平日の朝でも、学校に遅刻するといくら言って聞かせても、ちょっと目を離すとすぐ本に手を伸ばします。
着替えをせずに本、着終わったらご飯を食べずに本、トイレに入らずに本、ランドセルをしょわずに本、です。
小学校に入学してから、しかたなく家から出るまで親が常に付いて指示を出しています。

夕飯時の子供番組の時間帯はテレビに釘付け。
呼んでもなかなか食卓につかないか、よく噛まずにかきこんで食べてテレビに走ります。
同居のおばあちゃんが、ごく最近さすがにまずいと思ってくれて、祖父母のスペースのテレビは、夕飯時は配線を抜いて砂嵐しか写らないようにしてくれました。

ふだんの寝起きは大変悪くなかなか起きないのに、昨日の朝すごく早く起きて勝手にビデオを見ていたので、
私たち親のスペースのテレビは基本的に配線を抜いておくことにしました。

ゲーム機は一度親戚からプレゼントされましたが、のめりこみ具合を観察して数日で没収しました。

テレビやゲームはなんとかコントロールできるけれど、本だけは兄弟の本や、私の本でも娘が読めるものもあるし(エッセイ漫画)、
どうしたらコントロールできるか困っています。

ほかのお子さんは、いくらなんでもこんなふうではないですよね?
でもゲームにのめりこんでるのかな…。
なにか良い工夫がありましたら、ご指導願います。

A 回答 (4件)

はじめまして。



まさに本の虫、といった感じですね。
多動性が、そういうところで発揮されているのでしょう。

2つほど気になっている点を指摘させてください。
・日々の生活の中で、自己肯定感が下がりがちであること。
・ルールの理解がされていないのではないか(あるいはルールを無視するほうが本人にとって都合が良いのではないか)、ということ。

対人コミュニケーションが必要となる鬼ごっこや集団での遊びと比較して、読書やテレビなどはどちらかというと受動的な活動と言えます。そちらの方が好きというよりは、そちらの方が自己肯定感を高めることができる(あるいは下げずにすむ)のではないでしょうか?

ADHDのお子さんは、自己肯定感が非常に下がりやすいという特性があります。どうせ自分なんてやってもダメなんだ、意味ないんだ、と考え始めると、理由をつけて活動を拒否したり、社会に反する行動をとってでも、そこから逃げようとしたりします。

逆に、自己肯定感が上がるようなパターンが生活の中にあると、本人は自信を持つし楽しくなるし、どんどん勢いがついてきます。何かあれば、自分が率先してやろうというような、意欲も出てきます(本来、世話好きのやさしい子が多いのです)。

日々の暮らしの中で、自己肯定感が上がっていくような生活パターンを作っていくことが必要となります。それは、本人だけではどうにもなりません。ご家族のリードが必要でしょう。
何をすればいいかと言うと、簡単に言えば「生活のありとあらゆる場面で、ほめられるような流れをつくる」ということになるかと思います。やるべきことをすれば、ほめられる。お手伝いをすれば、ほめられる。言葉遣いがよければ、ほめられる。時間で行動を切り替えられれば、ほめられる。
…とにかく、意味のあること(本人にも理解できること)で、力強くほめることです。


もう1点。
社会で生活していくうえで必要となるルールが、十分に身についていない気がします。暗黙のうちに覚えていくようなことなのですが、ADHDのお子さんは、これと決まったら一直線なので、一度こうと思ったことについての行動の修正は、とても苦手です。

これは社会のルールだから、守らなくてはいけない、ということを教える必要があります。いわゆる昔ながらに言われているしつけ、というのも、そういうルールを教えることでもあります。

ADHDのお子さんについては、いま現在、ソーシャルスキルトレーニング(SSTということもあります)、という言い方で行われています。集団生活や日常の様々な場面を取り上げて、困ったときに「こんな方法で解消すると良い」ということを、1つずつ解説をしてもらったり、自分でやってみたりしながら学びましょう、ということです。
「時間になっても読書が終われない」というのは、まさにそういうトレーニングが必要であることを示しています。

SSTはご家庭で行っても構いませんし(エスコアール社から教材が売っています)、病院の治療教室などでも実践しているところがありますので、定期的に通うという手もあるでしょう。

http://www.escor.co.jp/sst.html
※SSTカードの紹介です。各ページに、指導例が載っています。これを参考に、自作しても構いませんが…買ったほうが早いかも知れませんね。


最後に。
いまのお子さんに、自分をコントロールしていくだけの力は期待できません。お子さんに自己調整能力がつくようになるまでは、家族が、それを一緒に考えてあげることが必要になります(共働き等で忙しいといった、何らかの事情があるかもしれませんが…)。

お子さんの年齢が分かりませんでしたが、小学生くらいまでなら、家族の言うことを聞ける時期ですが、それを逃すと、今後は反抗期に突入します。その時期からの行動修正は、並大抵のことではうまく行きません。
早めに手を打つことを、心からお薦めいたします。

ご家族がみんな、幸せに過ごすことができますように。
それでは。

この回答への補足

回答をくださった皆様、お礼が遅くなっていて申し訳ありません。
時間を見つけてきちんとコメントをつけるつもりです。
すみませんがお待ちください。

補足日時:2008/09/13 13:43
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありません。
先週、補足欄を回答者様方へのアナウンスに使わせていただきました。

おっしゃっていただいたこと、
まさに当てはまっていると思います。
本当に、まだ小さい今こそ気をつけていかなければならないですね。

お礼日時:2008/09/20 15:41

質問はまだ受け付けているでしょうか?


専門家のはしくれです。

とりあえず朝の支度に限ってアドバイスするなら、本は必ず本人の見えないところに置いておくことです。
本をその辺に置きっぱなしにしないであるとか、本棚に布をかけて隠すであるとか(すべての本棚に、です)。
朝の準備をしていても、本が目に入ってしまうと瞬間的に準備のことなど忘れてしまうのではないでしょうか。
それはもう本人の心構えがなってないとかそういう問題ではありません。
本が目に入らないように隠すこと。めんどくさいと思いますが、それが一番はじめにすべきことです。
それで無理なら鍵付きの部屋やロッカーに入れること。
ホームセンターに行けば簡単な鍵も売られています。
そして準備が済んだら、必ず本を読める時間を確保すること。
いちいち本を手に取って指示を出されるのは娘さんにとっても辛いことですし、お母さんにとってもストレスだと思います。
食事のときにごはんをかき込んでテレビに走ることができるように、朝の準備も工夫次第で超特急で済ませて本を読む…ということができるようになるかもしれません。
テレビやゲームのように、本だってやろうと思えばコントロールできます。
本当にめんどくさいですし下手をすれば家じゅう模様替えですが、娘さんのストレスとご自分のストレスを減らすためだと思って、やってみてください。

このような障害のある子は色々なものにのめりこみやすいですが、本を読むことは他の物に比べれば格段に(都合の)良いものです。
同時に逃げ場でもありますから、大事にしてあげてほしいなと思います。
「電車」とか「ゲーム」とか、中には「便器」という子だっていますから。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうですよね、やっぱり本を見えなくすることは必要ですよね!
とりあえず出しっぱなしにせず、本棚に戻しておくようにしてました。
本をきっちり管理する事を夫と姑に提案してみたのですが、「そんなに無理に取り上げたって意味が無い」と難色を示されました。
夫は娘の行動が成長の過程で改善できるものと考えているようですし、
姑には、先日ADHDの本を読んでもらって「これなのかも…」とは思ったようなのですが、
ADHDがどういうものなのか、ちゃんとは理解できていないという状況です。

テレビの制限も、あっという間に元通りで、
私が仕事から帰宅すると、テレビにかじりついている娘に向かって、姑が学校の支度のことで小言を言い続けています。

おもちゃコーナーにはカーテンを付けたのですが、
なんだかあまり役に立っていないようで、カーテンをめくっておもちゃで遊んだりもします。

子供番組をやっている時間帯はテレビが一番、
それ以外は読書、つぎにおもちゃという感じです、とほほ。

お礼日時:2008/09/22 22:08

私は「多読症」です。

本がないと安心できません。マンガも読みますが、常に何か読んでいます。プラス速読が出来、「ハイパーライター」でもあります。文章や字を書く事が苦になりません。仕事も関係ある仕事につきました。
さて、私はADHDなのか・というとそうでもありません。

私の子供も多読症です。ちょっと目を離すと読書。同じです。
しかしADHDや自閉の症状がありません。言えば止めてくれます。
だから気にしていません。
アドバイスにならないかもしれませんが、そういう子(大人)も
十分いて、私はそれで仕事にありつけたわけです。
速読は練習したワケでもなく自然と身に付きました。
DVDは字幕付きで2倍速で見れます。あんまり自慢になりませんが(笑
時間の無い時に使えます。
何かを読んで、そのあらすじから感想まで一気に1000文字くらいは10分で書けます。

我が家はテレビが無いので、そのヘンのアドバイスとしては、思い切ってテレビを止めてしまう。おばあちゃんの部屋だけにする。
今はパソコンで動画配信、無料でも有料でもありますから、それを利用する。パソコンはパスワード設定をする。

本は、必ずしまう、カテゴリ別にキチンと並べる事を教えてみてはいかがでしょう?読んだ本を書き込むのもいいですよね。
多読を直すのではなく、得意分野としてプラスアルファしては?
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありません。
多読症、初めて聞きました。
読むことや書くことに対してすごく集中力が出るのでしょうね。
>本は、必ずしまう、カテゴリ別にキチンと並べる事を教えてみてはいかがでしょう?読んだ本を書き込むのもいいですよね。
>多読を直すのではなく、得意分野としてプラスアルファしては?

プラスの方向への転換、ぜひ考えてみたいと思います。

お礼日時:2008/09/20 15:37

 アスペルガー的傾向がある、ADHDの子供を育てて10数年の父親です。

ウチは男の子ですから、それこそ、しつけの時期は大声で怒鳴りつけたり手を出したりしましたね(衝動的ではなかったが)。自閉的傾向には大きな音に敏感で、パニックを起こしてしまうかもしれないことを後で知りましたが、うちの子はそれ以上に私が怖くて萎縮して聞き分けたようです。しかし、同じようなことが弱い者に対して学校でも態度として表れました。威嚇的態度で押さえ込むところが出たんです。これも大きくなって、落ち着いて話をするように努めていますが、「教えることを威力に頼りすぎた」経年の反省事項です。
 さて、小さい頃、検査をした医者にはこう言われました。「親を育ててくれる子です」すなわち、普通なら10の内8は何も意識していなくとも親の背中を見れば自然に育っていくところ、10の育ちの内、見て育ってくれるところが2、理由を説明して教えて育てるのが8手がかかるということ。それを経験しての結論は、脳の回路が教えられないとできていないと感じるということ。
 本が好き→本を読みたいという感情直結の回路は太くて強固ですが、朝本を読む→遅れる→自分や周りに迷惑がかかる→母が困るという2次的思考の回路がまだつながっていないと考えてください。そのシナプス回路を造るには、何度も何度もそれこそ具体例を挙げて、「これこれで友達に集中砲火を浴びたやろ」「その時の周りの気持ちはこんな感じで君に迷惑を味わわされている」と言い続けるしか手はないと思います。
 本を読むことはいいこととでしょ→その通りにしてみて、本を読むことは楽しい→少しでも長くするのはいけないこと?
 このあたりに理論的にわかりやすく、何に迷惑がかかり、親として他の人らもどんな感情が生まれるか、それによって君がどう思われるか、そして、どう生きづらくなるかを説明できるかかが勝負ではないかと思います。人よりは手がかかり、何度も言わないとわからない子ですが、いつか自我が目覚めれば、自分の意見も言うようになって「なぜそうしたのか」も吐露してくれます。その意見から、「ここは間違ってないけど、ここはおかしい。こういう理由でイヤな気持ちに周りはなる」と言うところまで行けば、ずいぶん楽になりますよ。がんばって。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありません。
この質問をしてから10日以上過ぎましたが、
私自身に余裕があるときは言い聞かせて、比較的うまく行くこともあります。
しかし、私の疲れが激しいときは、以前の回答者様のように叱りつけてしまいます。
このようなご経験に基づく回答をいただけると、
娘への態度に対する反省をする良い機会となります。
がんばります!

お礼日時:2008/09/20 15:34

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