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当社は、売掛に対する支払サイトを締後40日で設定しておりますが、顧客から、当該支払サイトの40日を延長してほしいとの要望をいただきます。
 私個人的には、変更を承諾したくは無いのですが、先方との力関係でやむを得ず、承諾せざる得ない状況が発生するのですが、最近そのような要望を頂くなかで、支払サイトを延長することによるリスクはどの程度かとかそもそもリスクはあるのかということを疑問視しております。
 ただ単に私が感覚的に嫌っているだけなのかも知れません。
 この辺については、会社や担当者によって色々異なる見解をお持ちだと思いますので、ご意見をいただければと思います。

以上宜しくお願いします。
 

A 回答 (3件)

売掛金の回収時期が後ろにずれ込むわけですから、資金繰りがきつくなると思います。

運転資金が今より多く必要になるはずです。支払債務も延ばせれば問題ないですが、なかなかそうはいかないと思います。
理想は売掛金を回収して仕入先に支払。ですから売掛の回収はでっきるだけ早くが基本です。
そもそも売掛金にはすべての利益が含まれています。売掛金を100%回収した時、経常利益が資金化するのです。回収をおろそかにしていると常に資金繰りに頭を悩ますことになります(社長が)。キャッシュがないためにチャンスを逃すということもありえます。
力関係で難しいと思いますが、今より長くするのは極力さけたいです。
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>顧客から、当該支払サイトの40日を延長してほしいとの要望をいただきます。



受取手形のサイトを40日延長するリスク
 ◯資金繰り
   手形が決済される日が40日延長する事=手形の現金化が先になる事です。
    例 60日手形であれば借入しなくても良かったが、100日手形になり
      サイトを40日延長される事なり、手形割引をしなければならなく
      なった場合
         手形金額×割引率×40日/365日の金利が必要になります。
      つまり、この金額を損する事になります。
      借入しなくても良い場合は、金利相当分は直接的には損をしませ
      んが、以前と比較して40日分当該金額を遊ばせておくわけですから、
      本来ならば40日間当該手形金額を投資して得られたであろう金利を
      損をしたとも言えます。
      これは損をしただけですが、借入限度額を超えた場合は借入できま
      せん。40日サイトが延長されて資金繰りが詰まれば会社は倒産して
      しまいます。
 ◯債権額の増加
   例 n月の売上100万円、n+1月の売上100万円、n+2月の売上100万円
     と、毎月100万円の売上があるものとします。
     <月末締め、翌月末現金払いの場合>
     (n+1月)末の債権額=(n月売上)100万円+(n+1月売上)100万円-入金100万円
              =100万円
     <月末締め、翌月末60日サイトの手形払いの場合>
     (n+3月)末の債権額=(n月売上)100万円+(n+1月売上)100万円
               +(n+2月売上)100万円+(n+3月売上)100万円
               -(n月分)の手形債権の決済100万円=300万
        n月分の手形での入金はn+1月末ですが、その手形が決済され
        現金化するのはn+3月です。
     <月末締め、翌月末100日サイトの手形払いの場合>
     (n+4月)末の債権額=(n月売上)100万円+(n+1月売上)100万円
               +(n+2月売上)100万円+(n+3月売上)100万円
               +(n+4月売上)100万円
               -(n月分)の手形債権の決済100万円=400万

    ※手形サイトを30日延長すれば、債権が1ヶ月分増加します。つまり
     当該会社が倒産した場合の損害額が100万円(1ヶ月分)増加するのです。
      
     上記例の場合、(n+5月)10日に倒産した場合、n+4月の売上100万円と
     n+5月の売上10日分(約30万円)で売上債権130万円増加。
     本当ならば決済されるべきn月分の手形決済額100万円がn+5月に決済
     されません(倒産だから決済できない)
     よって上記例であれば40日サイトが延長される事によって230万円
     損害額が増加します。(リスクが増大しています)

サイトの延長は、手形の受取人にとってメリットはありません。
当該会社の与信に不安がなければ良いのですが、リスクがある場合は毎月の売上
限度額を絞り込むか、預かり保証金等の拠出をお願いする等々のリスクヘッジが
必要になります。
(毎月の売上限度額を100万円→60万円に減額、200万円の保証金を入れて貰う等)
  
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リスクはキャッシュフローの流れが悪くなることです。


外注先等の支払いサイトはどうなってますか?

たとえば、
今まで
クライアントからは締め後40日で締結していて、
外注先とは、末締め翌月払いにしていたとします。

1月1日に納品して、10日にクライアントから検収できれば、
クライアントからの入金は、2月20日ですよね?
外注先への支払いは、2月末日なので、
お金をもらってから支払うと理想的な条件です。

これがクライアントの支払いサイトが、
たとえば、末締め翌々月払い
になったとすると、
クライアントからお金をもらえるのが、3月末締めになり、
支払いが先に発生してしまいます。

一件で、単価の少ない案件であればいいのですが、
これが規模が大きい案件や、頻度の多いクライアントの場合、
このバランスのずれが、会社の資金調達に影響します。

支払いが大きいと、資金調達のために銀行から借り入れしなければ
いけなくなるかもしれません。
その際、銀行には金利が発生しますので、
量が増えれば増えるだけ企業の利益が減ってきます。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。

理解できます。
やはり、当社の場合それ程資金繰りに困っているわけでもなく一件の売掛代金が安価なのため、おかしな感覚になっているのかと思います。

参考になりました。

お礼日時:2008/09/12 14:21

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