プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 私は学校で放送機器を担当しています。電気についての基礎知識はあるのですが、放送機器については専門知識が無いので、教えてください。
 先日、私は何本もあるマイクケーブル(だと思います。2芯シールド線です。)の直流抵抗を測ると、ほとんどのケーブルはせいぜい数Ωなのに、その内、20Ω近くの抵抗を持った、20mのケーブルを見つけました。ケーブルの抵抗は、そのケーブルを流れる電気信号に対して減衰作用を及ぼしますから、少ないに越したことは無いはずだ、と思うのですが、何か意図的に抵抗を入れてあるように思います。この抵抗入りのマイクケーブルは何のためにあるのでしょうか。

A 回答 (6件)

ANo.2の書き込みを撤回します。


R2が無限大では減衰器は成立しません。
(ANo.3さんのご意見ももっともですが、”2線とも同じ抵抗値(20Ω)を示す”、ということでちょっと否定的です)

仮に負荷が4Ωとすると、
 Eo=Ei(4/(4+20))
 ∴Eo/Ei=0.17→減衰率83%
(前段の出力インピーダンスは数百Ωはあると思われるので無視)

この回答への補足

私は先ほど抵抗入りのマイクケーブルを用いて、どれくらいの減衰が起きるのかを調べてみました。その結果は、抵抗がほとんど無いマイクケーブルに比べ、少し音量が小さくなる程度であり、はっきりと耳で区別できるような差はありませんでした。

この結果から、私は、20Ω程度の抵抗はマイクケーブルとして許される範囲なのかな、と思いました。実際はどうなのでしょうか。

補足日時:2008/10/04 16:29
    • good
    • 2
この回答へのお礼

再度の回答をいただきまして、ありがとうございます。

”2芯線が両方とも同じ抵抗値(20Ω)を示す”、ということに加えて、そのような2芯シールド線が2本存在します。その2本のケーブルは、どちらも20Ωで、20mです。ですから、「20Ω、20m」はそのような仕様に作られたものです。断線とか、性能が落ちたとか、というふうには、考えられません。

今までの話をまとめると、問題のケーブルの用途として、次の可能性が考えられます。
(1)ラインレベルからマイクレベルへの減衰用のケーブル。
(2)質の悪いマイクケーブル。
(3)その他

上の「(3)その他」の可能性として、何か考えられるものがありましたら、教えていただきたく思います。

とりあえず、私の疑問に付き合っていただきましたことに、お礼を申し述べます。ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/04 12:08

はじめまして♪


 オーディオが趣味で、町内会等のイベントPA担当もしております。

はぁ~ マイクケーブルの直流抵抗なんて 私も計った事有りませんでしたよ~。 おもしろそうですね♪

#5様も書かれていますが、伝送系インピーダンスが600Ω以上なので、影響は誤差レベルでしょうか? 3%ちょい
 それにしても 20Ωは意外ですね。ケーブル内の錆び、端子の錆び、端子とケーブルの接続点の錆びなどでしょうか? 一応はケーブルの異常と言えるかと思います。 私もノイズが出たり完全な断線が発声していなくても 一度抵抗値を計ってみたくなりました。

同じ20Ωでも 4Ωのスピーカーコードだったら スピーカーに入る電力の5倍が電線で熱等に消費されると考えたら オドロキですよね。
 60Wのアンプが壊れる寸前までガンバっても 電線で50W食われ、スピーカーからは10Wの音しか出ないんですもの、、
    • good
    • 0
この回答へのお礼

#5さんへのお礼の記述を読んでみてください。
ケーブルを長年使っていると、知らない間に内部で一部断線していることも、あるようですね。

お礼日時:2008/10/05 00:41

抵抗入りのマイクケーブルなど市販されていません。


ちなみに 0.5mm2 (内部導体の断面積)
(単位が機種依存文字表示されないかも:0.5平方ミリ)
の電線で 1km 当り40Ωぐらいの導体抵抗があるようです。
(電線 導体抵抗 でインターネット検索)
20m では、0.8Ωぐらいになりますね。
もっと細い電線ではもっと大きな導体抵抗があるでしょう。
でも、20m で 20Ωは少し異常かも。

測定をされた機器は市販のテスターでしょう。
これぐらいの数値の測定になると、テスターの測定用の棒状の端子と
電線との接触が効いてきます。
接触部の圧力や面積が微妙に効いてくると思います。

20m の電線が 20Ωもの導体抵抗があるのは異常です。
マイクケーブルは細い銅線を何本か撚り合わせて作られているのが
殆どなので、
ケーブルのどこかで、撚り線の何本かが切れているのではないでしょうか。

普通、マイク入力は600Ω以上の入力インピーダンスですので、
減衰の関してはそれほどの影響はでないはずです。
オームの法則で電圧比は、20:600 は 1:30。 つまり、約 30 分の 1 程減衰します。
ただ、耳の音量感覚は対数比になるのであんまり分らないかも。
(音量や、音の高さ:低音とか高音とかは、倍々の感覚)

と云うのが、第1感です。
まさか、本当に抵抗入りのケーブルがあったりして!!
 

この回答への補足

下の「お礼」を書いた後で、私は問題のケーブルを精査しました。
その結果、私の「お礼」の記述は間違いであり、このケーブルは初めから「20m、20Ω」の仕様で作られたケーブルであることを、再度確認しました。その理由を述べます。
(1)「20m、17~20Ω」の仕様のケーブルが3本もありました。
   その3本のケーブルの芯線はどれも17~20Ωでした。
   さらに「10m、9Ω」の仕様のケーブルも1本もありました。
(2)そのケーブルの芯線の被覆を破り、中を調べると、白糸を中心にして、細線が8本しかありませんでした。
以上の結果から、私はこれらのケーブルは初めからそのような仕様に作られていたものであると、考えます。おそらく、納入業者が学校の者ではその違いが分からないだろうと考えて、そのような質の悪いマイクケーブルを納入したのではないかと、私は推測します。
現在はそのようなマイクケーブルは市販されていないとのことですが、20~30年前にはどうだったのか、わかりませんし、外国産の安くて質の悪いケーブルかもしれません。
もし、同じようなマイクケーブルを見つけられましたら、インターネットに報告していただければ、私の推測が裏書されます。
長々と、私の疑問にお付き合いしていただきました皆様に感謝します。
ポイントは、お二人にしか与えられませんので、ご容赦ください。

補足日時:2008/10/05 14:58
    • good
    • 0
この回答へのお礼

あなたのご指摘を受けて、私もインターネットで検索をしてみました。
確かに初めから抵抗を入れてあるケーブルは、ラインレベルをマイクレベルに落とすための物を除いて、存在しませんね。メーカーはできるだけ抵抗を下げる努力をしているようです。

私が最初に「20m、20Ω」の仕様で作られたケーブルであるように、思い込んだのは間違いである、ようです。

問題のケーブルは、購入当初はもっと抵抗が小さいものであったのが、使用中にその線を重いもの(例えば机やテントの脚)で踏みつけたりなどして、中の芯線の一部が断線してしまい、その結果その線の導体断面積が減って、抵抗が増えた、という可能性が、一番濃厚になってきました。2本の芯線が共に20Ωであるのは、その2芯線が同時に強い圧力を受けて、同じような一部断線をした、とでも考えれば、説明が付きますね。学校ですから、PAマンが管理の目を光らせているわけではないので、訳の分からない生徒や職員がケーブルをぞんざいに扱った可能性は十分に考えられます。高価な無線マイクでさえ、たたいたりして平気なのですから。
問題のケーブルは、長ければ20~30年前に購入されたことも、十分考えられますから、その間に断線に到るような圧力を受けたことも十分ありえます。これが一番納得がいく説明になるでしょうか。

実は、その後に、私は放送室にある20~30本のマイクケーブルの抵抗を測りました。その1/4ほどが、4~8オームの抵抗を持つこと、(その他の線は1Ω以下なのに)、を確認しました。これらの事実も、使用中に芯線の一部が断線した、との説明で納得がいきます。

ご回答に感謝します。ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/05 00:35

こんばんはMONDAYと申します



質問ですが、その20オームのケーブルの長さを教えてください。
2m以内なら抵抗入りのケーブルの可能性があります。
もうひとつ、そのケーブルには、プラグの中に抵抗がついていますか?、
またはケーブルの途中に、何か膨らんだ箇所がありますか?  

上記のことがなければ単に、ケーブルの不良です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

質問文にも書きましたが、問題のケーブルの長さは20mです。
また、そのケーブルは、普通のマイクケーブル(抵抗がほとんど無いもの)に比べて、外見上は違いがありません。ケーブルの途中に膨らんだ所もないし、ケーブルの両端の接続端子はどちらも3極のキャノン端子ですが、その中に抵抗を入れてあるようにも見えません。しかし、ケーブルの不良とは考えられません。なぜなら、問題のケーブルは2本存在するのです。その2本は全く同じものです。どちらも20オームの抵抗を持っています。あきらかに、ケーブルの仕様として、20オームの抵抗入りの20m長のケーブルなのです。

とりあえず、ご意見をいただきましたことに、感謝します。

お礼日時:2008/10/02 22:24

LINE OUTやヘッドホン出力からの信号をマイク入力などに接続するための[抵抗入りケーブル]です。


LINE OUT(ピンプラグ)は0dBm(0.775V)が標準であり、マイク入力は10mV前後ですから、そのままでは過大入力になるので、減衰させる必要があるのです。

構造は下記のようになっているはずです。
   ーーーーR1ーーーーーーーーーー
               |
               |
 LINE OUT より     R2       マイク入力へ
               |
               |
   ーーーーーーーーーーーーーーー

測定された20ΩはR1でしょう。
R2もあるはずです。
測ってみてください。
分割比が減衰率です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 ご回答、ありがとうございます。
 ラインレベルの信号を、マイクレベルに落とすために、わざわざ抵抗を入れていたのですね。
 私は抵抗入りのケーブルを知っていますが、それには抵抗入りであることが明記されていました。しかし、今問題にしているケーブルにはその表示がありませんでしたので、これまでは、抵抗入りのケーブルということを知らずに、普通のマイクケーブルとして使用していました。それでうまく行っていたのかどうかは、定かではありません。あるいは、音量不足になりながらも、その原因も知らずに、「まぁこんなもんか」と思っていたのかもしれません。素人のいい加減さですね。
 R2は測定してみましたが、無限大でした。問題の線は2芯シールド線ですが、その2芯線のどちらもが、20オームの直列抵抗を持っています。シールドは当然ながら、ほとんど0オームです。しかし、2芯線間、または芯線とシールド線の間の抵抗は無限大でした。
 一つ疑問ですが、ラインレベル(0.775V)を10mVに減衰させるのに、20Ω程度で大丈夫なのでしょうか。分割比が減衰率になることの説明もしていただければ、ありがたく思います。
 とりあえず、ご回答に感謝します。

お礼日時:2008/10/02 22:15

断線してるんでしょー(^^;

    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
断線していたら、直流抵抗値は無限大になるはずです。
断線ではありません。

お礼日時:2008/10/01 23:24

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!