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オプタス製双眼ルーペBMX-40の購入を検討している者ですが、私は目がが悪い(近視)のと値段も高いので実物を見て判断しようと思ったのですが、オプタスへ問い合わせた所、一般の小売店では販売してないそうです。もし、購入された方がいらしたら、その方法や使い心地など教えて頂ければ幸いです。

A 回答 (1件)

私はその製品は使ったことがありませんが、同じようなもの、


つまり近点スコープをふたつ使った双眼ルーペ(カートン光学製、今では販売されていない)を使っています。
 一枚レンズの双眼ヘッドルーペと比べた場合の、近点スコープ方式の最大の利点は、
作業距離(ルーペから対象物までの距離)を長く出来ることです。
 たとえば倍率3倍の1枚レンズルーペですと、作業距離は8~10センチぐらいですから、
顔をかなり対象物に近づけなければなりませんが、
近点スコープ方式ですと25センチぐらいには遠ざけることが出来ます
(あまり遠ざけるとふたつの近点スコープの輻輳角(後述)が合わなくなります)。
 外科手術の際に医師が近点スコープ方式の双眼ヘッドルーペを使うことがあるのは、遠くから拡大して見られるからです。
 欠点は調節が面倒なことです。
 まず左右のスコープの間隔を両眼の瞳孔間距離にあわせます(これは1回合わせれば以後合わせなおす必要はありません)。
 次に、作業距離に応じて左右のピントリングを別々に回してピントを合わせます。
 双眼鏡のように左右同時にピント合わせが出来るようにはなっていません。
 いったんピントを合わせたあとは頭を前後させてピントを調節します。
 双眼鏡は見ようとするものが遠方ですので、左右の光軸は平行に固定されていますが、
双眼近点スコープルーペでは対象物が近距離にありますから、左右の光軸をそれにあわせて少し内向きに、
言い換えれば寄り目状態に調節します(そのときの左右の光軸のなす角度を輻輳角と言います)。
 双眼近点スコープルーペは両眼との位置関係をきちんと合わせる必要がありますが、
どうしても近点スコープは重いですからズリ落ちやすく、ずれると見えなくなります。
 というようなわけで、作業距離が短くても差し支えなければ、1枚レンズの双眼ヘッドルーペのほうがずっと便利です。

 
  
 

 
 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。たいへん詳しく説明して頂き参考になりました。再度検討しようと思います。

お礼日時:2008/10/05 12:12

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