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投資銀行の倒産の理由として、自己資本の何十倍ものレバレッジをかけて取引をしていたから、という話を聞きます。

なぜ、そんな莫大な借り入れを行うことが可能なのでしょうか。
借り入れの際の担保はどうなっているのでしょうか。
自己資本が負債総額よりも遥かに小さいということは、貸し手にとっては貸し倒れの危険がとても大きいと思うのですが…。

このメカニズムが今ひとつ理解できないので、どなたかお答えいただければ幸いです。

A 回答 (1件)

普通はFXでも先物でも証拠金というものを入れます。


この証拠金が担保のようなものです。
損害が発生したら追い証といって追加で証拠金を入金しないといけません。
入金がないと自動的に約定してしまいます。

レバレッジがこんなにも大きくなったのは金融工学の発達です。
科学的なお墨付きが与えられたので実社会で受け入れられました。
当然、これに対する危惧も欧米の財界からは出ていましたが、
当時は中国とインドという巨大市場に加え、ロシア、ブラジル、ドバイ、シンガポールなど
大金の成る木がわんさかとあったので懸念の声は揉み消されることになります。

かくして狂騒劇の幕は切っておとされ、自信過剰になった欧州資本が次々と参戦し、
今回のような最終局面を迎えました。
バブル期の日本と同じでぼろ儲けしていると頭では何となく最終局面が予測できていても
全体心理としてはブレーキがかからなくなってくるものです。
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