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一般に言われる反抗期ですが、どう認識したらいいのでしょうか。
たとえば、
親に明らかな問題(アル中やらギャンブル中やら虐待やら)があって、そういう存在と同居するはめになっている子供が、半ば自衛のために「反抗」すると言うような場合、それも一種の「反抗期」と認識するような誤解を生まないでしょうか。
また、上の例は極端にしても、完璧な親がいないということから、

親が子供を必要以上にいらだたす⇔子供が適切適度な親の保護態度に反感を覚える

ということの区別はつけられないかと思われます。この点どう認識したらいいものなのでしょうか?

A 回答 (3件)

garconさん、こんばんは。



garconさんのご質問の意図を正しく理解できたのかも不明で、
ですからgarconさんの求めている回答からはズレるかもしれませんが。

>反抗期ですが、どう認識したらいいのでしょうか。
:自我が芽生えて「わたしはあなた(親)ではないのよ!」と訴える
2歳や3歳の反抗期ではなく、
14歳ぐらいから18歳ぐらいの反抗期についての疑問、
という前提で考えてみます。

この時期の「反抗期」というのは、
庇護されなくてもある程度生きていけるようになった子どもが、
「庇護されるために服従する」ことに疑問を感じ、
それまで主に親の価値観の中で生きていたという状況を打開し、
他の価値観に触れ、吸収することを求め、
そのために親の庇護下という狭い世界から脱出したい、
そんな子ども達の当たり前で精一杯の表現方法なのだと思います。

これがスムーズにできるためには、
親の人格が成熟していて、子どもの人格が認められていることが必要です。

>親に明らかな問題(アル中やらギャンブル中やら虐待やら)があって
:このような場合、むしろ正常な反抗期というのが現れにくいと思われます。
アルコールやギャンブルに夢中な親を持つ子どもは、
アルコールやギャンブルよりも自分を見てもらう、
ということにいつまでも固執するでしょうし、
虐待というパワーで子どもをねじ伏せ服従させようとする親を持つ子どもは、
その親に服従していなければ生きていけないことを学習してしまい、
反抗するという発想が浮かばない気がします。

>半ば自衛のために「反抗」する
:滅多にないことだと思いますし、
それを「反抗期」と名づける人もそんなにいないと思います。
ただし、子ども側の表現力が足りない場合、
子どもは「交渉」しているつもりでも、
子どもが「悲鳴」をあげているつもりでも、
「反抗」と認識されてしまうことはあるかもしれませんね。

>区別はつけられないかと思われます
:そうですね。
その「反抗期」と名づけられた子どもの様子が
「能動的」で、「こうしたい!」っと言っているような感じか、
あるいは「受動的」で「いやだいやだ!」と言っているような感じか、
というあたりを眺めていると、ある程度分かると思いますけどね。
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この回答へのお礼

的確に理解していただきありがとうございます。
そうなんです。その状況状況によって捉え方が難しくなる。
「反抗期」というものが現れるには、ある程度正常、あるいはかなりいい家庭優秀な子供でなければならないのかもしれない気がします。その条件はめはかなり厳しいかもしれませんね。

本当の「反抗」≒「脱皮衝動」ではないのに
それとカテゴライズされてしまう。
なんとも迷惑千万なことです。

お礼日時:2008/11/16 07:32

反抗されても仕方ない場合だって当然あるわけです。


親が何でも「反抗期」で片付けようとするのは誤りでしょう。
これは通過儀礼的な「期」ではなく、正当な権利の行使ですから。
子供にだって人権はありますし、食わせてやっているという親が良くいますが、生んだ以上食わせるのは当然の責任ということになります。

反抗期というのは、「親の愛情に対する反抗」でしょうね。
ただ、何が愛情なのかは難しいところです。
一般的に考えて、「子に対する庇護や愛情の範囲に入るだろうと思われるような親の態度・姿勢」に対する反抗。
と捉えてよいのでしょう。

と思われるような・・・、と述べましたが、
これは、その家々の実情を良く知らないと判断できませんから、傍から見ているだけで、単純に「反抗期」と判断して片付けてしまおうとするのは無責任ということは言えるでしょう。

大人に対してもそうですが、子供に対しても人権という意識が薄いような感じはしますね。
特に日本の場合は。
ゆるやかにではありますが進歩しているような気もしないではないのですが。
 

この回答への補足

お礼は後ほどいたします。
そうなんです。上に挙げていただいたような例にたいしての、子供の人権無視のような議論ですね。それが非常に不愉快きわまる論調でもてはやされる気がしております。なんでも反抗期などもってのほかで、むしろ親のほうがその役割を放棄、麻痺症状を呈するという逆反抗が行われているのではないか?という説もそのうち出てくるのではないでしょうかね。

補足日時:2008/11/15 20:41
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この回答へのお礼

やはり、愛情があるないということを境にすればいいのかもしれません。どういうものが愛情なのかというのがまた難しいところですが。

お礼日時:2008/11/17 17:34

反抗期というのは児童期に親の庇護の下にあったのが自我に目覚め、自分とは何か、これから何をしようと考える時期です。

ですから、親を客観的に見ようとします。親のどうのこうのという問題でなく、自分自身の問題として起こって来る問題です。虐待などの問題のある家庭だけでなく、どこの家庭でも起こる問題です。

一種の通過儀礼のようなもので、反抗期がないという方が問題になります。母親べったりのマザコンや父親を理想の男性として異性との交際ができないファザコンなどの問題が出現します。

前述したように、親を客観的に見るというのは反発だけではありません。両親のようになろうという同一化もあります。同じ人間として尊敬出来る部分があれば、両親のようになろうという心情が出てきます。

反抗期は荒らしのようです。それを自我が芽生えたり、回りの大人が上手に対応すればその時期を乗り切ることが出来ます。問題のある家庭では、回りの大人の対応が悪くなると思います。

この回答への補足

極端な例を挙げれば、子殺しを確信的にしようとする親がいたとして、それに対して「反抗」するという事態と、なんら教育的にも人間的にも親として問題がなく、それでも子供の異常性から反抗する、というヴァリエーションに富んだ例があると思われます。その針の振れをどう解釈するのかということは難しいと思います。

補足日時:2008/11/14 19:28
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