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想像なんですが、多分ポテトチップスなどを販売している菓子会社はある程度の規模の農家と契約していると思うのです。その契約の方法を教えて頂きたい。通常、農業って家族でやるような気がしますが、大規模な場合は、人を雇ったりすのでしょうか?それから無人ヘリコプターを使用して農薬散布をする場合は、どれくらいの広さの土地くらいからなのか?稲の収穫方法は鎌ではなく機械を使用して結構広い範囲でも人手をかけずに収穫が出来そうな感じがするのですがじゃがいもなどの根物の収穫方法を教えて下さい。あと、たとえばかぼちゃの収穫が終了した土地は寝かせるのか、それとも別の作物を作るのか?素人考えですけど、たとえば、じゃがいも専用とかの農家は存在するのか?その場合、じゃがいも育てていない時期は何をしているのか?的はずれの質問もあるかもしれませんが、どうぞよろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

耕種農業を大規模に行うには大きく分けて2つの考え方があります。


1.単価は安いが大面積に作付けしあまり手をかけない(面積当たりの時間がかからない)。
稲、麦、大豆、ジャガイモなどの一斉収穫するもので途中の管理が少ない。
2.面積当たりの管理時間が沢山かかり、単価が高く収穫が継続する物。
果菜類、イチゴ、花卉類など
都市近郊で地価が高い場合や山間地などで耕地が少ない場合。本当は人手があれば大面積で
これをする事ができれば良いのですが。

ポテトチップのメーカーは収穫時期の違う各地の産地と契約を結び、必要量を確保しています。
目的は地域での単価を定額にして、原材料比率が上がるの防ぐ意味とポテトチップの品質を低下
させないためには適期収穫が大切で、それは1週間位しかありません。
契約の詳細は判りませんが、単価が設定されていますが、一般の市場での平均単価よりは
相当安く設定されています。
そのかわり市場への出荷に必要な経費(出荷資材、送料や手数料)が少なくてすみます。

しかしながら、前記のようにジャガイモは1のスタイルで栽培していますので普段は手間が
あまりかかりませんが、植付けや収穫時期は限定されていますので、その時にはそれに応じて人を
雇う事になります。

ヘリコプターは同じ作物が纏まって栽培されていて、その生育ステップの差がほとんど無い場合にしか
あまり効果が無いと思います。
また、農薬散布のために圃場に入りにくいばら撒きの作物などの場合には有効ですので、実際には
稲作の一部で使用されている程度です。

何かを収穫した後には平坦地の場合には、裏作で何か別の物を栽培していますす。
寒冷地では次のシーズンに同じ物を作るか、他の物を作って連作障害を防いでいます。

一般に日本では気温ではっきり暖地か寒冷地が有利な販売をしている事が多いです。
例えば暖地では高知県や宮崎県、寒冷地では北海道や長野県。
長野県の中でも高冷地の場所では、レタスや白菜を夏に収穫し関東圏や京阪神にも近いので有利に
販売し、冬は農業以外の仕事をしたり、次のシーズンの準備のために堆肥散布などをしています。
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すでに回答がでていますし、また、すべての疑問に答えられるわけでもないのですが、解る範囲でお答えします。


>ポテトチップスなどを販売している菓子会社はある程度の規模の農家と契約していると思うのです。その契約の方法を教えて頂きたい。
最近増えているのは、農家のご主人(または奥さん)が営業マンとなって、自分で契約を取りに行くものです。大きい農家ほど農協を離れて、自分で営業その他のことをする場合が多くなります。
>大規模な場合は、人を雇ったりすのでしょうか?
雇います。私の知っている農家で30人以上雇っていた農家がありました。(花農家です)
部分的な回答で申し訳ございません。
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この回答へのお礼

大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2003/01/20 12:34

現実的には、規模の大きい農家ほど、借金が大きく苦しいです。



企業が契約したい地域の農協などを通じて参加者の打診をします。
個々の農家の規模よりも、その地域でどれだけの生産量を確保できるか、ということが企業側には必要なので、いっしょに参加する農家がそこそこあれば、大規模でなくても契約しています。

稲作以外の作物は、連作障害がありますから、休ませたり、他の作物のローテーションしたり、牧草地にしたり。

じゃがいもなどは、畑の応用が可能なので、毎年じゃがいもだけ、というのはないかもしれません。
和歌山や愛媛の場合、広い平地がないので、「みかんだけ」作っている農家(「みかんのほかに?」といっても「きんかん」や「いよかん」・・そりゃみかんだろう)はあります。

昔はニワトリ飼ったりヤギ飼ったりしてましたがね。
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この回答へのお礼

とても参考になりました。ありがとうございました。ずっと疑問に思っていたことの知識を得てうれしいです。

お礼日時:2003/01/18 15:35

今では零細農家になってしまいましたが.昔は..なので。


>その契約の方法を教えて頂きたい。
ジャガイモの契約栽培は行ったことがないのですが.農協などで.**の契約栽培の希望者は..なんて注文を取りにきます。
>大規模な場合は、人を雇ったりすのでしょうか?
必要に応じて雇います。ただ.賃金を支払うと原則赤字です。賃金は農業委員会で決定して.回覧などで知らせてくれます。
>ヘリコプターを使用して
ヘリコブターの使用料が100万/1時間程度なので.この支払いができるかどうかです。近所では稲作のツマグロヨコバイのときに行われるだけ(補助金付き)です。個人では不可能に近いでしょう。
>じゃがいもなどの根物の収穫方法を教えて下さい
トラクターにつける道具があります(1回北海道で収穫中の作業を見たことがあるだけ)。
>かぼちゃの収穫が終了した土地は寝かせるのか
連作障害が出難い作物なのである程度の連作が可能ですが.しないほうが無難です。
>じゃがいも専用とかの農家は存在するのか?
北海道岩見沢(多分.あるいは多少離れているかもしれません)では.存在しますが.連作の関係で玉ねぎと組み合わせているようです(ガソリンスタンド職員の話)。
>じゃがいも育てていない時期は何をしているのか?
雪に覆われているので作付け不能。
関東地方の収穫期が6-7月ですので.後作(夏作)として.直播きのソバ・移植を使かえばある程度(移植可能なものほとんどすべて)の夏作は可能です。奥手の陸稲も可能ですが.3反部5000円の売り上げでは肥料代にもなりません。秋口にトウモロコシ(直播き)を収穫しても.牧畜をしていないと使い道がありません。

後作をする場合には大体3年7期作か2年5期作で考えます。
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この回答へのお礼

とても丁寧に回答頂き、大変感謝しております。ありがとうございました。

お礼日時:2003/01/18 15:31

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