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古典的大作といわれる黒澤映画ですが見てもまったく面白いと思いません。これは僕の鑑賞能力のなさですか?それとも時代にマッチしないからですか?

A 回答 (9件)

若いころハリウッド版[荒野の7人」を楽しくみましたね。

素直に面白かったですね。これが黒澤監督の「七人の侍」のリメーク版と知ったのは後のことでしたが、「七人の侍」は白黒だったし暗くて、面白くなかったんですね。あれからずいぶんの年月がたちますが、何故そのように感じたかがわかってきましたね。簡単に言えば、黒澤監督の映画には、過度の感情表現と絵画的画像のこだわりがあったからなんですね。アメリカ的エンターテイメント性(軽いのりで楽しむという意味)とは違うものですね。おそらく日本やヨーロッパの歌舞伎や舞台劇風なんでしょうね。一方、ハリウッド版は誰しも楽しめるエンターテイメントとしての映画だったという点ですね。
歌舞伎や舞台劇のシエークスピアなんかが好きな人には黒澤監督の映画はうけると思うんですね。
つまり、黒澤監督の映画には、面白いか面白くないと同時に趣味の好き嫌いの混合した評価が生まれると思いますね。
たとえば、黒澤監督が「13日の金曜日」なんかを作ればイメージが強すぎて「夜も寝られなく」なるかもしれませんね。ジョークで映画を作れないんじゃないかな。それが評価される点でもあるのでしょう。
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質問者さんの質問意図はよくわかります。



黒澤映画ですが、名作といわれる作品でも面白いかと問われると、答えは微妙です。

映画の好き好きは、人それぞれですし、名作=面白い というものでもないと思います。
ましてや、鑑賞能力とは関係ないと思います。

質問者さんは、黒澤映画をみて「面白くない」とおもわれたのですから、充分鑑賞能力はおありになると思います。

初期の黒澤映画は、時代的に若い人には、セリフなどが聞き取りにくいかもしれませんし、時代設定もピンとこないかも知れませんね。

最近、ポール・ニューマンの「暴行」という古いモノクロ映画を観賞しました。これは「羅生門」のリメイクですが、それなりに良くできた映画だと思いました。
しかし「暴行」をみたあとに黒澤の「羅生門」を見直したら、黒澤監督及びスタッフ、キャストの技術力、表現力がいかに素晴らしいかということを実感しました。

黒澤作品は、骨太で男の映画という感じで、少し説教じみたところもあるので、好き嫌いが別れるかも知れません。

自分は、黒澤監督の映画に対する愛情やこだわりには感服していますが、作品すべてが好き(面白い)というわけではありません。
だから、質問者さんのように「黒澤映画を見てもまったく面白いと思わない」という方がいて当然だと思います。

映画や音楽というジャンルは、そういう評価をうけるものなのです。
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いったいどういう黒澤映画を観たのかな? 「七人の侍」「用心棒」それとも「天国と地獄」ですかね。



まあ、確かにカラーになってからの黒澤映画は面白くないという声も多いですが、モノクロ時代の作品の多くは「世界映画史上に残る」という評価は確定しています。

映画に限らず、評価の確定した芸術・娯楽作品に接して「まったく面白いと思いません」と感じるのは個人の自由です。私だって「傑作!」と言われる映画や小説を全然面白くないと思ったことは多々あります。ただし、具体的に「どこがどのように面白くなかったのか」を自分なりに理詰めに考えて納得していないと、ただ「面白くなかったぁ!」と公言するだけでは、単に「鑑賞能力の欠けた者」だと思われても仕方ないですね。

まあ、人生経験や年齢を重ねた後に、昔は面白くないと思っていた作品が素晴らしいものであったことが分かる。。。なんてこともザラにあります。
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昔の映画は今の映画と比べるとテンポが遅いので前半で飽きても仕方が無いと思っています。


映画、音楽、絵画 小説、芸術や娯楽は好き嫌いで良いと思います。

私も黒澤作品の全てを2回以上見たわけではありません。
黒澤明に多くの映画人が影響を受けているのも事実です。

リメイクされた映画と見比べるのも面白いかも知れませんよ。
椿三十郎 (私は大好きです。リメイクは見ていません。)
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id879 …
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id326 …

用心棒
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id879 …
荒野の用心棒
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id7583/
ラストマン・スタンディング
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id521 …
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おびただしい数のテイクを撮ったとか、何日も、天気待ちをしたとか、撮影に邪魔な民家を取り壊させたなどという情報が鑑賞の邪魔をしているのでは、ありませんか?



作り込みを好まないという嗜好は、あると思います。
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「自分に鑑賞力がないかもしれない」と思うことはよいことです。

また、いい映画というのは時代などというものはやすやすと越えてしまいます。
一方で、自分の経験上、ざっくり言ってモノクロの映画というのは、見ていてもすっと入ってこないという部分があります。黒澤映画で言うと「野良犬」とか、最初の5分くらいで退屈で見るのを止めてしまったことがありました。
しかし映画全般は好きでしたから、他にいろいろな映画を見ていくうちに、徐々に自分の理解力の幅が広がってきたので(こうなってくると、逆にあまり幼稚な映画などはつまらないと思えてきます)、そのときに再度チャレンジしたところ、今度はおもしろく見ることができました。

(でも黒澤といえどもカラー以降の作品にはつまらないものも多くなってきます。)
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それでいいんですよ。

熱狂的な映画ファンや黒澤ファンから見れば映画を見る事も語る事も今後一切してはならぬ、な~んてお叱りを受けそうですが、個人の好みがあるのは当然の事ですから、それを無理に押しつけるのも如何なものかと思います。 黒澤作品が大嫌いな人も居れば、宮崎アニメが最高と思っている人も居るわけですから、だからこそいろんなジャンルのある映画は面白いんですよ。
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こんばんは。

何をご覧になりましたか?
「七人の侍」「隠し砦の三悪人」「羅生門」「蜘蛛巣城」「生きる」「天国と地獄」などいかがでしたか?
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映画は芸術だから、面白いと感じるものを見れば良いと思います。


黒沢が好きな人は見れば良いだけだと思います。能力など関係ないと思います。
ただ、私はとても好きです。間の取り方が素敵だと思います。
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