プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和滴定を行いました。ビーカーに塩酸を入れ、酸塩基指示薬としてフェノールフタレインを数滴垂らし、ビュレットから水酸化ナトリウム水溶液を滴下しました。滴下毎にpHメーターでpHを測定しました。

フェノールフタレインの変色域は8.2~10.0なので、フェノールフタレインから中和点を求めると、pHが8.2のときになります。

一方、pHメーターから中和点をもとめると、pHが7.0のときになりますよね?

どちらの点を中和点として採用すればよいのでしょうか?よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

いわゆるpHジャンプの域内ですので、ほとんど差は無いはずです。


1.pH電極を平衡になったするまで溶液を撹拌すると二酸化炭素を吸い込みpHが下がってしまいます。
2.フェノールフタレインの場合「慣れれば」非常に薄い赤色で止められます。
両者の差が非常に大きく、二酸化炭素の影響を無視できる環境を作り上げればpH電極の値が正しいと言えます。
通常は標準的な手順を採用するので、フェノールフタレインを使って問題は起きないはずです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
二酸化炭素の影響が出るとは知りませんでした。
大変勉強になりました。

お礼日時:2009/01/14 00:23

はじめまして



>一方、pHメーターから中和点をもとめると、pHが7.0のときになりますよね?

その通りです。各水酸化ナトリウム水溶液等はファクターが1は作れません。ファクターも計算にいれないと誤差が生じます。

昔、勉強した知識なのでご参考まで。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!