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「指名競争入札」と「見積り合わせ」は、ともに競争原理を利用し安価で購入するための方式だと思うのですが、両者にどういった違いがあるのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

指名競争入札は業者選定から通知、開札までの手続き方法について明確に定められています。


業者は10者以上が普通で、最安値の業者を落札者とします(但し最低制限価格を設けることもあります。)

見積もり合わせは信頼できると思う業者数者(2~3者のことも)に絞って行い、
業者選定は担当者のさじ加減一つです。
また随意契約であり、金額は参考にしますが必ずしも最安値の業者とは限りません。

指名競争入札は指名業者間で談合が行なわれたり、不当に安く叩き合いすることがあり、
見積もり合わせは業者と発注担当者の癒着につながったり強い競争原理が働きにくいところがあります。

指名競争入札より金額的に低く、金額の高低だけで決めることが適当でない業務について見積もり合わせが使われます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

分かりやすい説明のおかげで、理解できました。

お礼日時:2009/01/30 23:37

「指名競争入札」「見積合わせ」とも入札登録業者の中からピックアップされ行われます。


以下、私の参加する埼玉県の建設を例に引きあいに出します。

「指名競争入札」「見積合わせ」とも、各部署で2~3社の見積をとります。
その見積もりを本庁の財務関係部署に上げて設計価格を決めます。
但し、このとき調査見積価格は公表価格で出されてきますので、入札設計価格はこの80%くらいになっていると言われています。
指名競争入札では、上限がこの設計価格ですが入札価格は低ければよいというわけにもいきません。
調査最低価格というのがあり、この金額を下回るとOUTです。
経験上ですがおおおよそで、設計価格の68~82%程度が最低価格です。
最低金額は、発注部署や種目・設計金額により設定が違っていて、数か月前の同様な入札を例にできません。
調査最低金額の算出計算式があるそうですが、担当者の気まぐれでしかないと思える時もあります。

見積合わせは、上限が決まっておりその範囲内でできる業者を探します。
当然事前に価格調査を行い、担当部署から3社程度見積りを取りますが、言い渡しておいた金額以内で
一番価格の安いところに決まります。
こういった予算は10万円以内と低い場合です。

建設も物品もほぼ同じと思われます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

例まで載せていただき、参考になりました。

お礼日時:2009/01/30 23:38

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