アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

・愚昧
・愚鈍
・魯鈍
の三つの単語について教えてください。
辞書を引いた限りでは、三つとも同じような用法で使われるみたいなのですが
使い分ける場合、どういった判断基準で使い分けるべきなのでしょうか?
あと、これらの言葉は、普段、会話の中ではめったに使うことはないのでしょうか?(ある程度の知識人を相手とした場合)

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

おっしゃるように、似た意味で用いられます。

しかし、回答としては相違点を挙げてみましょう。

「愚昧」
おろかでものの道理にくらいこと。
たとえば、明治の文明開化の世になっても頑なに合理的な思想を拒み、訓詁の学に終始する漢学者(これを(a)とする)。

「愚鈍」
頭の働きがにぶく、無知なこと。
用例の(a)は、旧時代的な知識や教養は持ってるが、いかにも古くさく、今となっては物の道理の分からない人ということである。よって、「愚鈍」というより「愚昧」であろう。

「魯鈍」
知能検査で、「普通人-魯鈍-痴愚-白痴」と分類していたそうだ。しかし、今どき「軽い知恵遅れ」などと口にしたら、舌禍事件になったりする。つまり、「魯鈍」は障がい者差別を連想させる言葉なので、ボキャブラリーから外しておく方がよい。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

とても詳しく説明していただけて、大変勉強になりました。
特に、魯鈍が差別用語になりかねないということには驚かされました。
絶対に使わないようにしたいと思います。

ありがとうございました!

お礼日時:2009/02/22 11:50

少なくとも愚鈍と魯鈍はほとんど意味は違わないと思います。



あくまで個人的な見解なんですが、愚鈍と魯鈍というのは頭の回転が悪く愚か という意味で、愚昧というのは教養がないから愚か のような印象はあります


ただ、どちらにしても普段はめったに使うことはないかと思います
    • good
    • 0
この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

日常では、滅多に使うことはないのですね。
(確かに、自分自身も、使われているところを聞いたことがないです。笑)

ありがとうございました!

お礼日時:2009/02/22 11:46

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!