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現在放送中の『必殺仕事人2009』内で、殺す相手のことを「的 (まと)」と呼んでいますね。
これはもともと、池波正太郎先生が「仕掛人藤枝梅安」ほかの「裏の世界もの」で作った言葉だと記憶しています。なのでもしかしたら「藤枝梅安」を原作とする『必殺仕掛人』では使われていたかもしれません。

私自身も、必殺の話を人とするときは、自然にこの「的」という言葉を使っているのですが、考えてみたら、シリーズ2作目『必殺仕置人』以降では、「的」という表現を聞いた覚えがどうもないのです。

あるいは『必殺仕事人』以降のシリーズの中で、原点回帰ということで使われた作品があったのかなあ、とも思っています。
そこで、『必殺仕置人』~『必殺仕事人 激突!』までの間で、「殺す相手=的」という言葉を常用している作品というのがあれば教えてください。
常用でなくとも「この作品の第○話で使用している」という情報でもけっこうです。単発的にはあったような気もしているのですが、ちょっと思い浮かばず、小骨が引っかかったような気分になっています。
どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

知人と相談した結果ですが、


結論から言うと、まず私はシリ-ズの先駆となった劇場版仕掛人3部作・TV必殺シリ-ズ(仕掛人~最終作・仕事人・激突)を見ていた限り殺す相手=的という表現はしていない、おそらく皆無?と記憶しています。
第一作仕掛人では『仕掛ける相手』といった表現をしています。
以降、仕置人・新 仕置人・ 仕置屋稼業・商売人では『仕置きにかける・仕置きする』
仕留人では『仕留める』 助け人に至っては『人助けのための殺し』が大義名分でしたから『助ける』という表現をしていました。
仕事人シリ-ズから、いつ頃からか、『やる=殺る相手』という表現がパタ-ン化されました。
その頃、仕事人IVから劇場版必殺がシリ-ズ化されました。 
その劇場版第4作『恨み晴らします』で初めて的という表現を(岸田今日子演じる弁天の元締めが殺しの競りで)使ったのを、聞いたと記憶しています。
以降、最終作『主水死す』まで的という表現があったか記憶していませんが、仕事人2009ではあえて、的という表現を最初から使用していますね。
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この回答へのお礼

詳細な回答、ありがとうございます。
やはり、というか、ほとんどないのですね。旅ものの『からくり人』~『うらごろし』あたりは観ていない回の方が多いので、自信がなくて質問してみました。
『恨みはらします』で使われていたというのは盲点でした。さっそくビデオテープを引っ張り出してみます。

お礼日時:2009/03/10 09:05

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