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西暦を基本にしている100年単位の「世紀」は、西暦元年から起算すると99年で100年となり各世紀は??00年から始まってもよさそうに思うのですが・・・どんな理由から??01年から始まるのでか、教えてください。

A 回答 (10件)

西暦元年は西暦1年です。

その前の年は紀元前1年です。
だからこのようになってしまう。当時は0って概念が希薄だったのかもしれませんね。
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例えば、元号で考えてみると分かりやすいかも。


昭和元年は昭和1年ですし、平成の一番最初の年は平成元年(平成1年)で、けっして平成零年とか平成0年とか呼びませんよね。
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 西暦元年とはいいませんね。

いまから西暦元年です、といってはじまったもんでもないし。「1年から100年」までの100年間を「1世紀」とよべば、順番に「2001年から2100年」までの100年が21世紀になります。

 「当時は」と、ことわりをいれなくても、今でも、新入生は1年生、年の初めは1月1日、やっぱり「1」からはじめますね。時刻は0時からはじまるけれど、時計の文字盤は1から12です。
 「1年」のまえは「前1年」これは、ビルの1階の下が地下1階というのと同じですね。
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多くの方が指摘しているとおり、西暦ゼロ年を設けなかったのが原因です。

元年は一年ですから99年で100年にはなりません。

少し横道にそれますが、我々が信じきっている現在の暦はキリスト教の祭日を確定する必要から、西暦525年にローマで考案されたといわれます。キリスト生誕の年を元年としたわけですが、後に旧暦(ローマの古い暦)と新暦の間にずれがあったり、キリスト生誕日に異説が現れたりして、現在では西暦4年が誕生の年と言われています。しかし、いまさら遡って変更も出来ないようです。6世紀以前には紀元前XX
年という計算の仕方は存在せず、当時のカレンダー上の呼び名で呼ばれていたようです。
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たくさんの人がお答えしていますので蛇足となります。



私たちが現在使っている0を用いた記数法がヨーロッパに伝わったのは
多分、ルネサンス期以降です。それ以前はローマ数字を見てもわかるよ
うに、いわゆる自然数と有理数しか知られてなく、0という数字がある
ということ自体が知られておりませんでせした。

古代ギリシアで幾何学が発達したのは、数の概念が未発達であったため
にあらわすことのできない数(例えば、正方形の対角線の長さ)がある
ことは知られていましたが、それを示す手段がなく、幾何学の方が完全
であると思われたためです。

ですから、0年を設けなかったのではなく、そういう考え方が当時の
ヨーロッパにはなかったから、というのが理由です。
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世紀が00年から始まらないのは、すでに書かれているように、ヨーロッパに0の概念がなかったからです。

0の概念は最初にインドで生まれ、その後イスラム教世界を経由してヨーロッパに入ってきました。その時期は確か12世紀だったか、いずれ1000年代以降であったことは確かなようです。一方、今現在使われている西暦の考え方は、(今使われているところの)西暦500年代にいたキリスト教の司教(?)であるディオニソス・エクソガスという人が、いろいろな資料を調べた結果、イエスはローマが建国されてから753年目に生まれたとしたようなのです(ちなみにこれは間違っていまして、イエスが生まれた年にヘロデ王がその年生まれた子供たちを皆殺しにした、と新約聖書だかに載っていますが、ヘロデ王は少なくともローマ建国から749年目には死んでいることが確認されています。イエスの生まれた年が紀元前4年とされているのはそのためです)。その後、カール大帝(シャルルマーニュですね)が「異教にそまったローマの暦を使うよりイエスの生まれた年を年号の起源とする方が理にかなっている」というので、ディオニソス・エクソガスの算出したイエスの生年を基準とする暦が使われ始めたようです。

参考文献などはまた書き込みます。ちょっと時間がなくて・・・。
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続きです。

今さっき書いた話は、アイザック・アシモフ著「西暦3000年の人類」という本に書いてありました(出版社は忘れました。もしかしたらもう絶版かもしれません)。他には平凡社の世界大百科事典の「世紀」「紀年法」などの項目、講談社現代新書1321「聖書vs世界史 キリスト紀元の誕生」(岡崎勝世著、1996年、ISBN:4-06-149321-3)などがあります。
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 再度登場。


 算数の問題として考えると、数には「量」を表すものと「順序」を表すものがあります。
 
 「当時は」などと、当時の人々をばかにしたようなことでなく、「順序」の場合、今でも「ゼロ番目」といわないことが多いです。
 年数を表す場合と、年号を表す場合で、「順序」か「量」か変わってきます。

 「西暦1999年たす西暦2000年は西暦3999年」なんていう計算はありません。  
 入学したら1年生。(学校が出来たのはゼロの概念後でしょう。でもゼロ年生とはいいませんね。)

 ちなみに、西暦1年、というのは、実際には使われていないでしょう。いまから西暦1年です、と決めたわけでないから。
 
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>nozomi500さん


おおむねお説に同意です。#1で「当時は..」ってその人を馬鹿にしたつもりはありません。ついでに「当時」っていうのは西暦を決めた後世の人(marinbuhoさんによれば5世紀ころ)のことを言ってたつもりなんですけど。キリストが生まれたとたんにこの赤ん坊の誕生日を基準にしようなんて決める訳ないですからね。いずれにせよ舌足らずでした。

 順番を表す数は1から始まる。これは古今不変。これも認めます。でも困るのは1年目より前の年を数えなければならない点です。西暦を決めた人は0を知らなかった、まして負の数も考えられなかった。だからキリスト生誕からさかのぼって何年目と言う数え方をした。1から始まる序数列を、未来に向けてと,過去に向けてと二本立てで考えたわけです。これは当時として合理的考えです。

 でも現在私たちは0も負の数も知っています。いまから過去を含めた順序を決めなくてはならないとしたら0やマイナスを入れたほうが合理的ではないですか?一本ですむのですから。

例えば今年、遅れ馳せながら恐怖の大王が空から降ってきたとします。混乱を乗り越えた人類は、西暦に変わって今年を基準に年を数えることになるでしょう。
そのとき、AD2001年はAG(armageddon)0年と呼ばれると思いますよきっと。

もう少し現実的な例として私たちは0歳児という言葉も使います。生まれて1年間は0と呼ばれるわけです。1年生は入学後1年間は1と呼ばれます。本来連続量である時間を一定の間隔に区切ってそれに番号を割り振っていく。その番号は、区間の最初の時点に対応させようと、最後の時点に対応させようと等価です。
単に習慣に従っているに過ぎません。場合によっては習慣さえ変わり得ます。数え年が満年齢にかわったのはその方が便利だからではないでしょうか。1年生を0年生と呼ばないのはわざわざ変えるだけの利便性が見つからないから過去を踏襲しているだけだと思います。

(近代的学校制度が始まったのはお説の通りゼロの概念より後です。しかしある組織に所属して何年経ったかという数え方は古代よりあったはずです。学年の呼び方がそれに倣って付けられたとしたら起源は古くに遡る可能性があります。ただしこれは私の想像に過ぎませんのでこれ以上の議論は控えます。)

 また、年号(:時刻)と年数(:時間)との区別に注意を喚起していらっしゃるのは賛成です。何かと混乱のもとですからね。

>ALL 少し論点がずれてしまいましたが悪しからず。
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#9 回答の補足です。


1) 0年や負の年号が現在無いかの様に書きましたが。一部では使われています。
天文学の分野では1BC=0年,2BC=-1年ということがあるそうです。(平凡社大百科事典/紀年法)特殊な分野ではありますが、現在では自然な発想といえるでしょう。

2)仮定の大災厄の件、論理の飛躍がありました。新紀元の原点は0年と断定することは無理があります。0年でも1年でも構いません。ただし、1年の前年は0年と呼ばれるであろうことはことは、現代人の発想から恐らく間違いないでしょう。 更にそれ以前は何と呼ばれるか? -1年でも良いのですが、なじみが無いため別のいい方をするでしょう。例えれば、-10℃を零下10度という具合ですが、本質的には同じことです。

3)元号については、触れませんでしたが元号の場合初年度以前を表記する必要がありません。この点が西暦を考えるときとの最大の違いです。

4)物を数えるのに常に0からスタートするべきだといっているのではありません。1から始めるのは恐らく数の概念と同じ位古いはずですし、最も自然でしょう。しかし、スタートが0であろうと1であろうと1億であろうと論理上はなんら問題は発生しません。
ただし広く使われている慣例に反していたずらに基点をいじっても無用の混乱を招くだけです。このような場合は、伝統に従うべきでしょう。学年や建物の階数表示はその例です。これに反しその様な制約条件が無いあるいは変更による利便性の向上が顕著な場合、目的に最適な基点設定すること負の順番を含め得ることは認められてしかるべきです。天文学者は必要に迫られて、0年や-1年と言う表記を始めたはずです。

以上当初のご質問への回答から大分ずれてしまいました。55nakada様、回答者の皆様申し訳ありませんでした。
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