No.2ベストアンサー
- 回答日時:
>うどん粉病・黒星病と害虫(アブラ虫など)薬は同時期に散布して大丈夫なのでしょうか?
よろしいですよ。
殺虫剤はスミチオン乳剤、マラソン乳剤、スミソン乳剤、アクテリック乳剤などが使えます。いずれも1000倍希釈です。
殺菌剤はダコニール1000、サプロール乳剤あたりがお勧めです。(葉が薬液で汚れません。)いずれも1000倍希釈です。できれば殺菌剤は2種類以上用意された方がよろしいです。同じものばかり使うと病菌(ウドンコ病や黒点病などのカビ菌)に薬剤に対する耐性がつきます。つまり薬剤に慣れてしまうのですね。交互に殺菌剤を変えるようにします。
上記した殺虫剤と殺菌剤は混合して散布してもかまいません。
すべて1000倍希釈ですから、例として、水1Lを用意してそれにスミチオン乳剤1mLとダコニール1000を1mLを同時的に加えます。
この割合で1000倍希釈液ができます。2L分作るならば、それぞれを2倍して下さい。
計量は目盛り付きのスポイトでかまいませんよ。あとはダインなどの展着剤を数滴ほど加えてよくかき混ぜます。
噴霧器が必要ですがホームセンターあたりで売っています。電動式よりも畜圧式の方が耐久性においては優れています。
あとはレインコート上下、帽子、ゴム手袋、ゴム長靴、保護眼鏡、農薬用保護マスクを着用して散布します。完全防備ですね。(笑)
アブラムシには株元へばら撒くオルトラン粒剤も有効です。1ヶ月ごとにばら撒きます。
殺菌剤でもっとも有効なのは、落葉している冬期に散布する「石灰硫黄合剤」でしょう。10倍に水で希釈して幹枝、株元に散布します。
これをやっておくと、その後の殺菌消毒が補助的なもので済みます。
ただし強い硫黄臭と薬液の付着により白く汚れる点で問題があります。
芽が動き始めて葉の有るうちは散布できません。薬害を起こします。
もし今後、ウドンコ病や黒点病の被害がひどくなるようでしたら、石灰硫黄合剤の冬期散布も検討してみましょう。
お手軽のハンドスプレータイプの殺虫・殺菌剤もありますが、補助的なものとして考えておきましょう。
なおウドンコ病は気温17℃から25℃の範囲で発生しやすいです。
黒点病は株元へマルチングして泥の跳ね返りを防ぐようにしましょう。
http://www.sc-engei.co.jp/guide/guide01.html
http://www.sc-engei.co.jp/guide/guide02.html
http://www.sc-engei.co.jp/guide/guide08.html
この回答への補足
度々の質問ですみせまん。
今朝もバラの様子を見に行ったら4割ほど
葉が枯れている(黒星病?)ようです。
茎にもさびてる感じのものが・・・。
すぐネットで調べたら「黒星病になった葉を全て落とす」と
ありましたが、地植え直後でこれからの時に葉を落としても
大丈夫なのでしょうか?
よろしくおねがいします(__)
No.3
- 回答日時:
黒星病(黒点病とかブラック・スポットとも言います。
)はこういう症状ですが間違いないでしょうか?http://www.sc-engei.co.jp/navi/byoki08.html
黒星病は大体花後、特に梅雨時あたりから発生しやすいものですが、今頃から発生するというのはどうなんでしょう?。まだ新しい葉が出たばかりだというのに。
いずれにせよ植えつけて間なしから葉が4割枯れたり、枝に障害が見られるというのでは先が思い遣られます。考えられる点をいくつか述べてみます。
・病気株を購入した。
それも重症で、去年から被害が大きかったものです。また黒星病だけではなく、根頭がん腫病や土壌線虫などによって致命的な根の被害を受けたものもあります。
しかし購入時にこれを見分けられるのは不可能に近いかもしれません。
せめて幹の太いものを選んだり、その色艶の良さで判断します。この事は欲しい品種よりも優先します。いくら欲しい品種でも株が貧弱なものは選んではいけません。
・土壌の不良。
バラは一般に言われるほどには土質は選びません。しかし排水性の良い土、ある程度腐植質の入った、所謂「肥えた土」が良いことは確かです。
従って粘土質土壌は最悪です。そういう場合はバーク堆肥や川砂などを入れて土壌改良する必要があります。(思った以上に量が必要です。)
また苦土石灰等、石灰類を施す場合は少量にとどめます。1平方メートルあたりほんの軽く一握り程度です。
初心者はめったやたら石灰を施す傾向がありますが、アルカリ土壌にしては生理障害を起こしまともに生育しません。バラが好むPH度はあくまでも弱酸性土です。
アルカリ土壌障害を起こすと葉に少し黄ばみが入ります。この点において黒星病と症状が似たようなところがなくもないではありません。
・植え付け不良。
植穴を掘り、底に元肥を入れ、10~15cmばかり覆土し、苗をすえつけ、根と土の間に隙間のないように(空間ができないように)丁寧に土を入れ戻し、最後にタップリ水遣りしますが、このとき株元の接ぎ木部分(接合部)が地上より3cmぐらいは露出しなければいけません。
接ぎ木部分が地中に入っている状態は、深植えし過ぎです。
(その他。)
・犬猫のトイレにされている。
・濃い過ぎる液肥を与えた。(初心者が犯しやすいミスです。浸透圧によって、植物内の水分を逆に奪います。漬物と同じ原理です。)
・エアゾール式の殺虫・殺菌剤を至近距離から噴射して、葉などに凍傷を起こさせてしまった。(凍傷部分は回復しませんが、これは救いがあります。)
病気株については返品。もしくはあきらめる。
土壌が悪い場合は土壌改良します。アルカリ土壌障害はやっかいです。酸性の強い無調整ピートモスや鹿沼土を入れて土壌改良するとかですが、あまりにも大量に石灰を入れたならば土の入れ替え作業が必要です。(市販されている多くのピートモスはPH調整済みのものです。ブルーベリー苗をよく取り扱っている店は、無調整ピートモスを置いているかもしれません。)
植え付け不良全般については、植え替えた方が良いでしょう。
濃い過ぎる液肥については、浸透したと思われる土の入れ替え作業が必要でしょう。
いずれにせよ植え替えたあかつきには、春の蕾が出来ても蕾の数を大幅に減らす必要があるでしょう。
犬猫については、知りませんよアタシャ。
色々アドバイスありがとうございました!
家の庭は高台になっていてフェンスでガッツリ囲ってあるので犬猫の被害はないです。
大苗は某バラ園の店員さんに選んで頂いたので大丈夫かと思われます。
覚えがあるのは肥料(フラワーメーカー)だと思います。元肥に混ぜ込むとき風で飛ばされてしまって余計な量の肥料を入れてしまったのかもしれません。
前にアドバイス頂いた薬剤を散布してみて様子を見てみようと思います。ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
今すぐは与えない方がよいです。
根がまだ活着しておらず、落ち着いていないかもしれません。植え付け後、2週間ぐらい経って与えた方が良いです。液肥などもそうですね。今はまだ水だけ与えます。
この回答への補足
今朝バラの様子を見に行ったらアブラ虫がぁ…。すぐ薬剤を降りかけましたが…。
また質問ですが、うどん粉病・黒星病と害虫(アブラ虫など)薬は同時期に散布して大丈夫なのでしょうか?
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