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ベランダにソーラーシステムを設置してお風呂にお湯を引きたいのですがそのようなシステムを扱っている業者ってあるのでしょうか?
あるとしたらどの位の価格で導入できるのでしょうか?

A 回答 (1件)

>ベランダにソーラーシステムを設置してお風呂にお湯を引きたいのですがそのようなシステムを扱っている業者ってあるのでしょうか?



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ソーラーシステムまたは太陽熱温水器が該当します。

一般的には、集熱&蓄熱方式によってシステムの構成機器と価格ならびに工事代が変わります。

また、業者(メーカー)は我が家でソーラーシステムを設置したのは20数年前なので、撤退や社名変更があり一部現存しているかどうか不明です。
設置は主に水道業者やベランダ等のアルミ製品の工事店&業者がソーラー特約店等を名乗って施工してました。
当時のメーカー名(曖昧な記憶です)
京セラ・矢崎総業・アズマ工機・朝日ソーラー・積水・コロナ・中部クリエート・天竜・クミアイ・家電メーカー「シャープ・サンヨー・ナショナル」は太陽光発電に集中して、その後は撤退?


◇太陽熱温水器(俗称:太陽風呂・天日風呂)
屋根の上に、集熱部と蓄熱部が一体となった簡易な機器であり、集熱部の中の水が太陽熱で温められると上部にある蓄熱部へ移動して、逆に蓄熱部の低い温度の水が集熱部に移動する事を繰り返し、蓄熱部にたまった温水を利用する。

欠点としては、日射量に応じた集熱しか出来ず、集熱部の大きさや効率からは得れる湯温が限定される為(水が入っているので非常に重くなり、屋根の強度からも大きさには制約がある)必要な湯量を確保出来ない場合があり、日没時には貯湯部の断熱も殆どされていない為にその日に貯まった分は、使い切り(使えば湯切れする)の商品です。

価格は能力によって異なるが、約10万~15万円(工事代は別途)。

◇強制循環式ソーラーシステム(自動循環式というような簡易版もある)

集熱器(集熱板)と蓄熱槽と差温サーモ&循環ポンプによって構成されたシステム。
屋根またはベランダ等に設置された集熱器にて、内部に循環している配管内の水が太陽熱を吸収し、温度を上昇させると、平均的には7℃蓄熱槽に貯まっている水よりも高ければ差温サーモの指示で循環ポンプが働き、集熱器の温まった水を蓄熱槽へ戻し、蓄熱槽の水と入れ替わる直接式と内部の熱交換器で熱交換する方式があるが、いずれも日射を受けて、何度も繰り返す事で効率的に温水を得る。

集熱器と蓄熱槽に分かれているので、屋根の上の集熱器は比較的軽量であり、設置スペースと予算が許せば必要な湯量を確保出来る数量の集熱器を設置可能。
また、蓄熱槽も地上やベランダに設置出来、さらには熱交換の効率と槽の断熱も含め高温が得られる為に、使用時には湯水混合(水で薄める)の、家庭で必要な湯量分を貯湯し利用したり、余剰分は繰越も出来る。

欠点は、システムの構成機器が多く、価格が高くなり、設置場所が集熱器(屋根またはベランダ)と蓄熱槽(主に地上にまたがりスペースを要する。
さらに、日射量の少ない冬季や雨天でも必要な温水量を安定的に確保するためには補助熱源(ボイラーや追い炊き風呂釜)も欲しい。

価格的には4~5人家族用では、約50万円~150万円(補助熱源・工事代は別途)。

◇太光電池と組み合わせた、ハイブリッド式ソーラーシステム(太陽熱利用の発電給湯システム)もあります。→説明は省略

※一般的には、お湯は45℃換算で→大人100L,子供50Lで家族構成で計算したり、風呂の浴槽の7分張り(300L槽なら210L)シャワー1人50L、その他炊事洗面他で50L等の用途別で必要な湯量を計算する。
それに対し、集熱器や蓄熱槽の能力並びに地域の日射量から得れる湯量(温度と水量)との関係から太陽熱依存率とかソーラーでの充足率を元に、予算や設置スペースも考慮してソーラーシステムの方式や機種選定等のプラン設計をする。
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この回答へのお礼

早速の回答戴き有難う御座いました。
更に詳しい説明も戴き大変助かります。今後
参考にさせて戴きます。

お礼日時:2009/03/28 10:45

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