一番好きなみそ汁の具材は?

マイナスイオンは疑似科学だと聞いたことがあります。
だとすれば、ちょっと前に流行ったマイナスイオンって結局なんなんですか?
マイナスイオンが疑似科学だとするなら、今でもマイナスイオンのドライヤーなんかが売られていますが、これは大企業がマイナスイオンの効果を検証せずに売ってしまっているということですか?

そもそもマイナスイオンって陰イオンのことだとすれば、塩化物イオンとか酸化物イオンとかいうことなんでしょうか・・・
疑似科学だと信じていたのですが、この前ドライヤーを買いに行ったら、大企業ですらマイナスイオンを謳っているので気になりました。

A 回答 (4件)

>マイナスイオンについて




確か、あるある大辞典という番組で取り上げ、健康ブームに乗って色んな機器に搭載されています。
しかし、マイナスイオンの原理効用と制約を正しくは伝えていないと思います。《順不同》

◇マイナスイオンの主な物はオゾンや活性酸素の類だと思います。
それは、血液の白血球のように悪性の菌への抵抗・殺菌力は重要ですが、同時に良性組織への影響、発がん性についても注目されており、両面の認識とコントロールが重要であります。

◇良く言われるのが、森林での爽快感や滝の傍でのリラックス感(レナード効果)ですが、自然界では大量・連続の※発生にてその効果効用が起こると考えられますが、一方で人為的な方法での発生は数量やマイナスイオンの寿命(半減期)が非常に短い、不安定な為にその効果効用にも期間と範囲に時間・距離・範囲の制約があります。

※雷:電圧、滝:水圧にて、プラスとマイナスのイオンが発生していますが、寿命(数秒)や周辺環境(他の元素と酸化還元結合して消滅)で、大半は安定した水蒸気(水・氷)となる。

◇我々の暮らしや生活環境では、プラスイオンが多くなりバランスが取れていないので、一般的にはマイナスイオンを供給してバランスを取る事が望ましいとされている。
※一般的な特性は
プラスイオン:血圧を上げる、自律神経を緊張させる。
マイナスイオン:血圧を下げる、自律神経を安定緩める。
そこで、プラスイオンを悪者VSマイナスイオンを正義のように例える場合が多いが、あくまでもプラスとマイナスのバランスが大切であり、壊れやすい両方のイオンが存在できるような環境・空質がより重要です。

その為に、効果効用を目的の安全性と合わせ、実験実証が不可欠であり、その点を我々は見極め、チェックをし、費用(コスト高)対効果(効用とメリット)を判定しなければなりません。

◇また、防菌・防カビ・防臭・静電気の除去にも→多くの場合は原因物質細胞にマイナスイオンが働き、効果が期待されている。

◇ところが、マイナスイオンだけではプラスに帯電した物を中和、還元できてもマイナスイオンのデメリットや有害作用には効果が無く助長する可能性まである。
*マイナスに帯電した菌・細胞・悪臭には効果が出ない。
*マイナスに帯電した静電気には効果なし。
*マイナスイオンの代表である活性酸素類は発がん物質でもある。

◇発生方法としては、雷の原理と同じく、高電圧による水分子の分解をプラズマ放電で行う。
その中のマイナスイオンの効果を強調しているのが→マイナスイオン搭載のドアイヤー(静電気や乾燥による毛髪の傷み防止)、エアコンや空気清浄機(空気の清浄、リラックス感、脱臭、防菌防カビ)

◇ドライヤーとか加湿器、空気清浄機、エアコン等でマイナスイオンを特徴としているが、多くの場合は発生量が少なく限定目的に対しての期待?でありますが効果効用の実証は疑問です。
特に屋内空気の中に、大量に活性酸素(オゾンや水酸基ラジカル)を放出し続ければ、生態系への影響や人間にとっても悪影響も危惧され、環境基準で規制されている。

※環境基準でオゾンは確か0.05PPM以下

従って、質問への回答並びに見解としては
マイナスイオンは理論的に効果効能の期待できる物だが、副作用やデメリットもあり、プラスとマイナスのバランスが重要。
人為的にマイナスイオンは効果を保証するほどの大量放出は出来ないので、「無いよりはまし程度の」効果効用も過大評価&誇大宣伝だと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど。マイナスイオンと呼ばれているものは、陰イオンのことを指しているのではなくて、主にオゾンや活性酸素のことを指しているのですね。ですが、活性酸素ってラジカルのようなもののことですよね。どちらかというと酸化力があるので、プラスよりな気がしますが…^^; オゾンも普通にO3ですよね。。

オゾンや活性酸素の類にはレナード効果があることは実証されていることなのでしょうか?
オゾンの毒性による殺菌や洗浄などはよく聞きますし、活性酸素もその酸化力による老化やガンなどは聞きます。ですが、リラックス効果は聞いたことがないです^^; 「主なもの」ということで、もしかしてリラックス効果のあるマイナスイオンと、オゾンや活性酸素は別物ですか…?

また、後の回答にあるプラスイオンとは陽イオンのことでしょうか?
だとすると、陽イオンと陰イオンの対比ですよね。
でも、マイナスイオンは陰イオンのことを指しているわけではないんですよね。。
ちょっとこんがらがってしまいました・・・

お礼日時:2009/04/05 22:09

NO-1ですが、マイナスイオン&除菌イオンについて補足します。


詳細は難解な原理であり、簡潔に分り易く表現は出来ていませんが・・・
前回のマイナスイオンとプラスイオンの違いと効果効能。
自然界と人為的な発生での違い。
に補足して、空気清浄機等で利用されている除菌イオン・プラズマクラスターイオンについて記載します。

※プラズマクラスターイオンは、除菌イオンの中で、シャープの発明発見、実証した特許や実用新案を表す登録商標




◇水分子(H2O)を例に取ると、大電圧や高水圧で、この水素(H)と酸素(O2)の結合を分解して、活性化(不安定)なイオン状態になる事で、周辺の水分子との親和性の中で、

電子の1個少ない→ プラスイオン(水素イオン)
電子の1個多い → マイナスイオン(酸素イオン)
オゾン     → O3 
水分子     → H20
水酸基ラジカル → OH
等が大量に発生する。

◇その中で、周辺の物質と結合したり、分解したりするなかに、任意な電子ボルト環境では、プラスイオンとマイナスイオンを同数・大量に放出させる事により、より活性化した目的とする任意の物質(水酸基ラジカル)を発生させる事が出来る。

その中で、マイナスイオンやプラスイオンは→非常に不安定で、不安定なイオン物質が多く存在する空間では、瞬時に合体したり、他の物質と化合したり、また分解したりして他の物質に変容する。

◇特に、マイナスイオンの中でも超不安定な物質(ラジカル)が、活性水素の類であり、オゾン(O3)や水酸基ラジカル(OH)が、プラズマクラスターイオンとか除菌イオンという名称で多くの商品に搭載され、強い酸化力や脱水素を利用した効果効能が注目・応用・実証されている。

但し、強い酸化力や脱水素を利用した除菌・脱臭の効果の反面、発がん性等のリスクもあり、用途や使用方法、発生量、副作用等について注意が不可欠です。

◇その不安定(活性:クラスター)物質が、飛び出す[ギリシャ語でイオン]時に、カビ菌やウイルス等の細胞膜に取り付き、周辺の水分子を集めた形で電子(マイナスイオン)が抜けた形の「水素イオン:
プラスイオン」や付加された形の「酸素イオン:マイナスイオン」が大量に発生する雰囲気では、その中に水分子同士の親和性から合体した水酸基ラジカル(OH)が大量に発生する。

◇この、水酸基ラジカルを、(プラズマ)状態で大量に発生させ活性化(ラジカル)して、飛び出す(イオン)プラズマクラスターイオン(シャープの登録商標名)や除菌イオンと一般的に呼ばれている。

この時に、OHの周りを水分子(H2O)が十数個で包んだような状態で発生した物質はマイナスイオンであり、非常に不安定な為→元の安定した水分子(H2O)に戻ろうとする性質、作用を利用するのが空気清浄機や脱臭器等に応用され、PRされている除菌イオンの原理・効用メカニズムです。

◇空気中に存在するウイルスやカビ胞子、有害ガス・臭い成分の中の水素を奪う事(脱水素)で、安定した水分子に戻る事を利用して→細胞膜や細胞壁の破壊や増殖作用の抑制、有害ガス成分の無害化、悪臭ガスの脱臭効果等に利用されている。



※詳細は、当該メーカーのカタログやURLからご確認下さい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

所々わからない箇所がありますが、どうやらマイナスイオン自体にはある程度の効果はあるもののようですね。

それも、陰イオンとしてのマイナスイオンの効果というよりは、むしろマイナスイオンはオゾンやOHラジカルなどがおもで、他にも色々とマイナスイオンに相当するものがある。それらが世間一般でいうマイナスイオンの効果の如く謳われているものなんですね。

お礼日時:2009/04/09 23:50

>>むしろ、酸化力のあるものって体に悪いイメージがあります。


濃度や暴露期間にもよりますが、多かれ少なかれ悪いです。

オゾンは人体の粘膜や呼吸器に悪影響を与えますので
国により一定濃度以下であるよう環境基準が定められています。

ヒドロキシラジカル(OHラジカル)は、いわゆる活性酸素の一種で
オゾンの約100倍の酸化力があり、人体を酸化し老化させる
原因物質の一つであると言われています。

*さいきんTVCMで「OHラジカルを生成するイオン」を目にしますが
 正直怖くて仕方がないです。
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この回答へのお礼

やはりそうですよね。OHラジカルは電子を奪っちゃう感じの不安定な状態にあるとか聞いたことがあるので…。
では、リラックス効果とかで挙げられているいうのは、やっぱりOHラジカルやオゾン関係ない、他のマイナスイオンなんですかね…。

お礼日時:2009/04/09 23:30

1.滝の近くや森林ではマイナスイオンが観測される


2.滝の近くや森林では精神を落ち着かせリラックス効果がある
3.よってマイナスイオンにはリラックス効果がある

冷静に考えたら1&2が真実だとしても、3を満たすとは限らないのですが
1および2を訴求することによって、あたかも3を満たすかのように
メーカーやマスコミは誤認させてきたのです。

*よく商品のマイナスイオンの説明を読むと
 「マイナスイオンを搭載」と書いてあっても、
 その具体的効果については述べていないはずです。

マイナスイオンについては、イオンという名前がついていますが
化学で言うイオンとはまったく別のモノです。

それではマイナスイオンとは何かと言うことですが
科学的、学術的には定義されていません。
オゾンやヒドロキシラジカルのように酸化力のあるもの、
水粒子や塵に負電荷を帯びさせたものを、そう呼称することが多いようです。

*最近はプラズマクラスターとかナノイーという名前のものも出ていますが
 論理的に考えるとおかしい部分もありますので、これらも同類かと思われます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうなんですか!! 1,2⇒3という論理で、マイナスイオンが流行っていたのですか。マスコミならともかく、大企業までもがマイナスイオンを謳っていたら、論理がおかしいのに気づいていても"ほんとにそうなのかも"って思っちゃいますよね。。

なるほど。マイナスイオンは高校で習うようなフツーの陰イオンのことを指すものではないのですね。というか何を指すかよく定まっていないものなのですね…w 一般的には、酸化力のあるものや、水粒子に負電荷を帯びさせたものを指すのですか。
でも、酸化力のあるもののどこらへんがマイナスイオンなのか理解できません^^; マイナスイオンではないけど、そう謳っているだけですか…? 化学に詳しくないので勘違いかもしれませんが、むしろ、酸化力のあるものって体に悪いイメージがあります。。

お礼日時:2009/04/05 22:22

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