1つだけ過去を変えられるとしたら?

大東亜戦争に興味があるのですが当時の軍や作戦を実行するひとたちのしくみ?がいまいちわかりません。
海軍と陸軍があってそれぞれ航空隊がいて、
陸軍には歩兵?もいるのですよね?それだけですか?
図で説明あるとわかりやすいのですが、詳しいサイトなどありましたら教えてください

あと、一番最前線というか過酷というかは歩兵だと思うのですが、
歩兵、や航空隊海軍空軍は勝手に決められていたのですが?それとも自分でえらべるのですか?おしえてくさい

A 回答 (2件)

 海軍の兵種としては


  ・水兵
  ・飛行兵(当初は航空兵、整備兵が分離されるとともに改称)
  ・整備兵(航空機の整備を担当)
  ・機関兵(軍艦の動力機関を担当[蒸気タービンやディーゼルなど])
  ・工作兵(軍艦の修理等を担当)
  ・軍楽兵(戦場での信号伝達、兵士の士気の鼓舞や慰安のための演奏、儀礼)
  ・主計兵(軍艦の会計・経理を担当)
  ・看護兵(負傷者の応急処置)

 ちなみに部隊の規模としては(下に行くほど規模が小さい)
  ・連合艦隊(連合国と実際に戦った主力)、支那方面艦隊(中国方面を担当)、海上護衛総司令部(物資の海上輸送の護衛を担当)
   (この3つが実戦部隊の最大単位[複数の艦隊クラスの艦が所属])
  ・艦隊(複数の戦隊・航空戦隊・潜水戦隊などを運用上の理由で纏めた物。所属が航空機ばかりでも艦隊です。)
  ・戦隊(同一艦種や同一機種で編成された部隊)

 組織としては
  ・海軍省(海軍大臣) 予算などの軍政を担当
  ・軍令部(軍令部総長) 作戦立案や情報収集等を担当
     海軍では上記の2つの長が最高位です。(連合艦隊の司令長官を含めて3長官とする場合も有りますが…。)

 それ以外の組織だと
  ・鎮守府、警備府 海軍の地方組織で艦艇の保全、軍人軍属の育成、内戦作戦に従事
  ・海軍省外局 海軍艦政本部・海軍航空本部・海軍教育本部・水路部
  (軍需工場は、管轄鎮守府および艦政本部や航空本部など担当部署に隷属)

 軍の学校としては
  将来の海軍のTOPと成るような人物を育成
   ・海軍大学校

  将来の海軍将校を育成
   ・海軍兵学校(一般将校)
   ・海軍機関学校(動力機関技術を扱う将校の教育)
   ・海軍経理学校(経理関連扱う将校の教育)

  海軍に必要とされる技術の教育など
   ・海軍衛生学校
   ・海軍気象学校
   ・海軍軍医学校
   ・海軍航海学校
   ・海軍工機学校
   ・海軍工作学校
   ・海軍水雷学校
   ・海軍通信学校
   ・海軍潜水学校
   ・海軍対潜学校
   ・海軍電測学校
   ・海軍砲術学校
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この回答へのお礼

とても詳しく回答してくださりありがとうございました。これをみて時間が少しかかりそうですが理解してみたいと思います。ありがとうございました

お礼日時:2009/04/13 18:03

 おそらく、軍事関係は初心者の様ですから掻い摘んで説明します。


 (詳しく且つ正確に書こうとすると、本が何冊有っても書ききれませんから…。)

>陸軍には歩兵?もいるのですよね?それだけですか?
 兵科と言う区分だと(明治の初頭に無くなった参謀科は除きます)
  ・憲兵科(軍隊内の警察みたいな物)
  ・歩兵科
  ・騎兵科(馬に乗る兵隊。後に戦法が近い事から戦車なども)
  ・砲兵科(大砲を使用)
  ・工兵科(土木建築(橋等を作る)関連を担当。ただしその知識から要塞破壊などの直接的な戦闘にも参加)
  ・輜重兵科(食料や弾薬等の輸送を担当)
  ・航空兵 (飛行機を担当)

 兵科では有りませんが、帝国陸軍には鉄道車両を運行を担当する部隊や海岸から奇襲攻撃する為の強襲揚陸艦や空母機能を持った輸送艦や敵地を秘密裏に航行する為の潜水艦まで持っていました。

 ちなみに部隊の規模としては(下に行くほど規模が小さい)
  ・総軍(支那派遣軍や南方軍など複数の国を担当する。軍や方面軍が指揮下に)
  ・方面軍
  ・軍(複数の師団等が配下にする)
  ・師団(平時における最大規模の部隊。常設部隊には管区と呼ばれる徴兵等を行う地域が割当てられる)
  ・旅団(連隊に補助部隊を付加して独自に作戦遂行が出来る様にした部隊)
  ・連隊(歩兵連隊の様に単一兵科で構成される部隊としては最大。)
  ・大隊(以下は人数による差。複数集まると上位の部隊に成る)
  ・中隊
  ・小隊
  ・分隊
  ・班

 兵科以外の組織としては
  ・陸軍省(陸軍大臣) 予算などの軍政を担当
  ・参謀本部(参謀総長) 作戦立案や情報収集等を担当
  ・教育総監部(教育総監) 教育を担当
 上記の3の長が帝国陸軍の最高位にあり、総称して陸軍三長官といいます。

 それ以外の組織だと航空総監部(航空機の開発と管理)・陸軍造兵廠(航空機以外の武器の開発など)、あと各部隊の司令部が存在します。

 軍の学校としては
  ・陸軍大学校(将来の陸軍のTOPと成るような人物を育成)
  ・陸軍士官学校(卒業後に小隊の指揮官となる人物を育成)
  ・陸軍憲兵学校(憲兵を育成)
  ・陸軍歩兵学校(歩兵戦闘法及研究とその普及)
  ・陸軍中野学校(諜報や防諜、宣伝など、秘密戦に関する教育や訓練)
  ・千葉陸軍戦車学校(戦車戦闘法及研究とその普及) 
                      などなど色々と有ります。

>歩兵、や航空隊海軍空軍は勝手に決められていたのですが?それとも自分でえらべるのですか?
 軍用機のパイロット等の特殊な技術が必要な兵科は、それ専門の学校が有りますのでそちらの卒業者が配属されます。(熊谷陸軍飛行学校など)
 それ以外の兵科だと身体測定や体力測定などで配属決めていたかと。
 (劣ると輜重兵に…。)

 ちなみに、陸軍は徴兵主体で海軍は志願が主体に成ります。
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