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首相の国民投票制度って実現できないんでしょうか?
「これだけ、インターネットも普及しているし、首相の決定が自民党
内での見えない世界で決められていることに対して批判もあるし、も
うネット上で国民投票やっちゃえば良いんじゃないの?」って思うん
ですけど、何か問題あるんでしょうか?

A 回答 (10件)

実現できます。



「技術上の問題」や「法的な問題」は山ほど有りそうですが、国民の大多数が「国民投票をやりたい」と本当に考えているのなら、憲法を含めた法改正は可能(puni2さんが指摘していますね)ですし、技術上の問題も法改正の手続きが完了するまでには間に合う程度の問題です。

ただ、一度制定された制度を変えるのは、新しく作るより難しいことをご承知おき下さい。
憲法に謳っている改正手続きを見ると、「両議院の3分の2以上の賛成」となっていますから、改正に賛成する(両院の)国会議員を次の総選挙(衆議院)と3年に一度の参議院の選挙で3分の2以上当選してもらうのが第一歩です。そういう人が当選することを祈りましょう。
皆さん、選挙に行きましょうね。

以上。
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この回答へのお礼

実際には、国民の多数が国民投票を実現したいとは思っていないかもしれないですし、そうだとしたら、国民の意見が反映されるはずの法律も改正されないということでしょうか?ただ、国民の意見が聞けるようになったらすごい進歩ですよね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2001/03/08 10:31

 首相(にしろ議員にしろ)がその気になれば、国民の声を聞くのはそんなに難しいことじゃないはずです。

50円ではがき1まい買えば、全国どこからでも郵便が出せますから。
 そんなことをしても届かないと思っているなら、どんなITつかっても、届きません。要は、国民の声を聞く議員を国民が選ぶかどうかですね。

 かつての東京中野区の教育委員の準公選は、郵便を使ったのだったと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
またよろしくおねがいします。

お礼日時:2001/03/22 14:12

一点だけ。

「ネット投票で」という前提ですが、ネット人口はまだ少数派ではないでしょうか。最新の統計資料はわかりませんが(一日単位で増えているでしょうからね)、まだ総人口の半分に満たないのではないかと思います。満20歳以上という条件をつければ、さらに比率が下がりそうです。一応、全国民(全有権者)が容易にアクセスできるという前提がなければ、国民投票として成立しないのではないでしょうか。
もちろん、今の国政選挙と同じ形式で首相候補に投票するような形にすればいいんですけどね。
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この回答へのお礼

重要な点を見逃していました。回答ありがとうございました。
ちょっと思いついたのですが、国民投票ではないにしても国民に意見を聞くという形式をとることにして、そこで、皆さんにインターネットに接してもらうようにすれば、首相の言うIT革命も普及して、さらに国民の意見も政治に反映されるということで、一石二鳥になるという甘い考えはだめでしょうか?

お礼日時:2001/03/08 10:18

 いまの天皇は「元首」でなくて「象徴」ですね。


 そんなに問題のあることではないでしょう。(問題だと思う人には問題なのでしょうが)
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この回答へのお礼

「元首」ってどういう存在なんでしょうか?「元首」と「象徴」ってどういう違いがあるのでしょうか?
回答ありがとうございました。

お礼日時:2001/03/08 10:35

ひとつ、大変に微妙な要素があります。



国民の直接投票によって選ばれた国の代表と言うのは国際的
そして歴史的慣習から「国家元首」と見なされます。

直接選挙で選ばれた大統領が国家元首と言うのは
日本人でも感覚的には理解できる事かと思います。

ところが今の日本の国家元首は「天皇」ですので首相の国民投票制は
天皇制の否定につながりかねない、デリケートな内容を含むわけです。

もちろん現在でも首相は天皇が任命していますので、
同様に選挙に選ばれた人間を天皇が首相に任命する
という形は取れるでしょうが、単なる憲法の改正よりは
大きな問題をはらんでいるでしょう。
憲法の根幹に関わるトピックスだからです。
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この回答へのお礼

かなり複雑で難しい問題を持っているんですね。回答ありがとうございました。

お礼日時:2001/03/08 10:05

落穂拾いです。


「第九十六条 この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。」
ですので、衆議院の全議員の3分の2以上、参議院の全議員の3分の2以上、国民投票の総投票数の過半数、となりますね。

教育委員は,もともと有権者が選ぶ公選制でした。それが自治体の長と議会が選ぶ方式に変わったのですが、中野区は有権者の投票を参考にする、という準公選制をとってきました。しかし、国からいろいろと難癖をつけられて結局とりやめになったようです。

確かに投票結果が即、首相(あるいは大統領)を決定するという制度にするには憲法改正が必要ですが、国民投票制度をきちんと法律にしようという動きもありますし,その投票のテーマとして首相の信任/不信任を問うのであれば、現憲法上でも可能ですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
またよろしくお願いします。

お礼日時:2001/03/22 14:12

アメリカや韓国の大統領選挙を見ても思いますが、公選している国というのは、民主主義後進国だと思います。

とにかく、王様のかわりに代表をだれかえらばなければ、という発想。

公選できない首相が問題なのではなく、首相を選ぶ国会議員の投票が、政策中心になっていないことが問題なのだと思います。本気で政策を掲げて国会議員選挙をしたのなら(選ぶほうも出るほうも)、そこで誰が選ばれても進める政策は変わりないはずです。

公選になったら、また、有名人がどうかとか、別の問題が出てきます。大阪の知事は「公選」でしたが、「いい人」が選ばれるかどうかわかりません。

ただし、IT革命を主張する首相の発言が本気ならば、ネットで国民の意見を聞いて、首相自身進退を考えるべきでしょうね。国会議員も、それを参考に首相を選ぶのならば、憲法上問題はないです。
以前、東京中野区で、教育委員の「準公選」というのがありました。教育委員の選任は区長と議会がするのですが、その選任を有権者の投票を参考にして行う、というものでした。(たぶん、今はしてないでしょう。お金がかかるから)
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この回答へのお礼

確かに、国民投票にした場合国民の人気が反映されるだろうけど、実際選出された人が政治能力があるかどうかは別問題という気がします。回答ありがとうございました。

お礼日時:2001/03/08 10:24

見えない世界っていうけど政治の世界なんてものは見えなくてあたりまえでしょ。

そういう世界で働く人を選挙で決めてるんですからいいんじゃないのかなあ。日本全体で決めた人たちが選んだ首相なんだからさ。

テレビなんかでやいのやいの言ってるけど、自分たち国民が選んだ人たちがやってる事ですからねえ。そして国民の半数以上は誰が政治家になろうが興味が無い人達ですからね。国民投票にしたって何も変わらないですよ。投票するのは同じ国民だからね。
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この回答へのお礼

自分たちが責任を持って、選挙で投票をしなければならないということが重要ということでしょうか。回答ありがとうございました。

お礼日時:2001/03/08 10:20

 国民投票制度って云うのは魅力的なんですよね!


#1以外の点では、マイナスの結果もありうるのが怖いです。
 石原、田中両知事のイメージとかけ離れた「ノック知事」のようなケースもあるわけです。

 さらにはアメリカのように、せめて次官以上を総入れ替えするとか多方面の検討が欠かせないでしょう。
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この回答へのお礼

確かに、国民投票制度にしたからといって、必ずしも適切な首相が選ばれるわけではないですよね。回答ありがとうございました。

お礼日時:2001/03/08 10:08

制度をつくる事自体には問題は無いかもしれませんが、


制度を首相公選制に変更するには、憲法を改正せねば
ならず、事実上不可能でしょう。

憲法を改正するには、まず、国会において出席議員の
四分の三で改正が可決され、その後行われる国民投票で
投票総数の過半数が賛成しなければならなかった様に
記憶しています。
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この回答へのお礼

回答をありがとうございます。もし国民投票を実現させようとしたら、憲法を改正しなければならなかったとは知りませんでした。今回の質問では、皆さんがいろいろな回答を寄せてくださったのでとても参考になりました。またよろしくお願いします。

お礼日時:2001/03/08 09:57

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