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適当とは本来ぴったりと合わせるというような意味を持っていますが
日常会話などでは真逆のなんでもいいからとりあえず合わせる、というような意味で使うことが殆どです。
何故このような使われ方が広まったのか疑問に思っています。
また、普段「テキトーに~」のテキトーの部分は本来どういう言葉が適当なのでしょうか。教えてください。

A 回答 (3件)

 他の方も指摘なさっていますが、「適当」の他に「いい加減」もあって、しかも「いい加減」の方が意味の幅が広いでしょうね。


 「いい加減にあしらっておく」とかだけじゃなくて「いい加減なことをするな」というような言い方まであるわけで、一方、「適当なことはするな」とはいいませんからね。

 さて、時代劇なんかの決まり文句で「よきにはからえ」というのがありますね。昔の殿様がほんとうにそう言っていたのか、芝居とかの中だけなのかは知りませんが、
 家来「殿、××の件は、いかが致しましょう。」
 殿様「よきにはからえ。」
ってなぐあいに使うと思います。
 この「よきにはからえ」は「家臣たるお前が、十二分に熟考した上でで命がけの努力をしてなすべき事を実行し、お家のために最大限の効果をあげて、理想的な結果がえられるようにせよ。」という意味ではありませんよね。
 「余はその件に関しては方法や結果のいかんについては特にこだわりは持たないから、お前が『よい』と思うようにしろ」ということですよね。 自分の問題を自分自身で解決する時にも、「絶対にこうあらねばならない」ではなく「許容範囲に納まれば『よい』」場合がありますよね。
 このあたりに「適当」の秘密があるように思います。
 
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これは全くの私見ですが、どんな性質にもよい面と悪い面の両面があるからではないでしょうか。

「必要にぴったり合わせて」という意味の「適当に」は、その場で必要以上に力むことなく仕事をこなすということで、プラスに評価することもできますが、根本的なことに取り組まないでその場その場で必要最小限のことしかしないので、その面では非難されるに値するかもしれません。どちらの気持ちで使われているかは、その前後の状況で判断するしかないのでしょうか。
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そもそも「適当」とは本当に本来「ぴったり」と合わせるというような意味なのでしょうか。



広辞苑によると「適当」とは「(1)ある状態や目的などに、ほどよくあてはまること。(2)その場に合せて要領よくやること。いい加減。」なのだそうです。「ほどよくあてはまる」とか「合せて」というのは、読んで字の如しだと思います。

そもそも、四角四面に合わせるのではなく、多少の融通を利かせる余裕を持って、いわゆる“いーかんじ”なのが、人間にとって本当に「適して当たっている」状態なのではないかという気がします。

で、その、「ほどよく余裕がありながらも、なんとなく合っている」という本来の意味合いから、「なんとなく」だけが突出して「おめえ、テキトーな奴だなあ」の「適当」になったのではないでしょうか。「いい加減」もしかり。
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