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今現在は地球温暖化が懸念されている、というのが一般社会常識だと思いますが、一方では、これから地球寒冷化に進むと言う学者が結構いるようで、支持も増えているようなことを聞きました。
人々のエコ活動で仮に二酸化炭素排出量を減らせても意味がないという学者もいるようです。
このことについて、わかりやすく教えて下さい。

A 回答 (8件)

温暖化、寒冷化は本来数千年、数万年単位で測られるべきところです。


今騒いでいる「温暖化」というのは、ご存知のように
天体の動きや地球の本来持っている自然のサイクルではなく
単に人間が及ぼしている影響を言っています。

なので、今騒いでいる「温暖化」
と本来の自然のサイクルの変温を分けて考えなければなりません。

自然による温暖化や寒冷化はある瞬間
(サイクルが長いので100年間くらいは「瞬間」です)
を境に温暖化しているとか寒冷化しているとかはいえません。
結果的に見てここ千年で温暖化しているようですね・・・。
程度です。

さてそのおっしゃる寒冷化ですが、
検証してみると今は寒い時期なのではとは考えられます。

なぜなら、今面積あたりの人口はもちろんその他の動物・生物が集中しているところは赤道から南北に30度以内です。ということは
暮らしやすい、生きやすいから赤道に近いところに住み棲息して
いるわけです。

しかし、マンモスや何とか原人、なんていうとだいたいは
現在寒いとされている地域から出てきます。
つまり赤道からかなりはなれたところからです。
ということは現在人口の多い赤道付近よりそちらの方が
暮らしやすかったということを意味します。

とすれば、今地球は寒いから赤道付近にいるわけで
その昔はもっと暖かく、赤道付近はむしろ暑過ぎて
暮らしにくかったともいえます。

故に、現在は寒冷の時期にあるといっていいだろうという
説があります。

さて、それではここ50年で人間が作っている温暖化についてですが
おっしゃるとおり
>二酸化炭素排出量を減らせても意味がないという学者もいるようです。
そういう学者はおりますし、学者の間、あるいは研究者はむしろそちらの説を唱えているようです。

どちらかというと、マスコミや、財界、政界が騒いでいる気がしてなりません。

これにはいくつかの事情と理由があります。
下記にそれを書きます。
長文ですので飽きたら読まなくても結構です。

CO2の問題ですが、世間、というより世界的に環境問題が叫ばれ、「排出量取引」などという
(意味のない)システムまで考え出されています。
マスコミも環境問題、温暖化について大々的に取り上げ
人々の意識もこの問題について高くなっています。

実はまったくCO2の「排出」は環境問題(温暖化)にかかわってはいません。CO2は犯人ではないのです。(ほとんどの科学者はこれを知っています)
もちろん排出そのものはあまり良いことではありませんが
排出したからといって自然環境への影響は皆無といって
良いくらいなのです。

地球上の気体の主成分のうちCO2の割合は0.054パーセントです、
これを100として1パーセント上がると大変だ!と騒いでいるわけです。仮に10パーセント上がったとしても
0.054×1.1=0.0594になるだけです。
割合に直せば10万分の5増えるだけです。
これが1パーセントで大騒ぎしているのですから
100万分の5増えると地球が温暖化するといっているのです。
ゴアにいたっては100年後に40度になるとか言っちゃってます。
(正確には知りませんがそんなようなことを書いてるんですよね?)
んなわきゃねーだろ!といいたいくらいです。

またCO2は温室効果ガスの一つにも入っています。

化学で勉強したかとおもいますが、分子構造はCO2ですから
Oが二つにCが一つ、Cが2本の腕を出してその先にOがくっついています。
これが振動することによって熱を出します。

つまり腕がたくさんあればあるほど熱は出やすくなります。
CO2も腕が2本ありますから酸素や水素などよりは
熱を出しやすいことになります。
余談ですが、
メタンなどはCが一つにHが4つ(CH4)ですからもっと熱がある
ということになります。ですから当然温室効果ガスにも入っています。

確かに、この20年間で地球上のCO2は増加しています。
ではその増加分を温度換算しても0.4度にしかならないのです。
そんなに何度もあがりゃしないのです。

ではその増加はどうして起こったものなんでしょう?
実は排出は排出でも海にあるCO2が出てきたものなのです。

地球の温度とCO2の濃度を一つのグラフに時系列で並べてみると
見事に1:1で符合します。
地球の温度が高いときにはCO2の濃度もあがっている
わけです。
ICPP(気候変動に関する政府間パネル・まぁ言ってみれば世界基準)では
「だからCO2が犯人だ!」ということになっているわけですが
実はこの表をよく見ると地球の温度が上がっているほうが
早くピークが来ているのです。
つまり、地球の温度が上がった後にCO2の濃度があがっている
という表なのです。

ということは、地球の温度が上がるほうが先で
CO2が増加するのはそのあとだということになります。

これは説明がつきます。
地球の温度が暖かくなれば当然のことながら海中のCO2が
外に出ます。
炭酸飲料水やビールが温かいとよく泡が出るのと同じ原理です。

ではなぜ地球の温度が上がったのでしょう。
これは太陽の黒点と相関関係にあります。
(黒点とは太陽の地面下で急激な爆発がおき天井が抜けた様子と思ってください、つまりエネルギーがそこだけ異常に強いところです)
地球の温度の上昇はこの黒点の数と見事に一致しています。

順番で行くと、
太陽の黒点の数が増える(活発化)→地球の温度が上がる→海中のCO2が外に出る。という順番なのです。

さて、ではなぜCO2の排出が犯人かのように言われているのでしょう。

まず、地球のエネルギー、特に化石燃料(いわゆるオイル)の枯渇
問題があります。
化石燃料を人類が初めて使ったのは150年前になります。
以後大量に150年間使い続けてきました。
150年前の総量が100だとすると
現在の残は50です。ちょうど半分使ったわけです。
ペットボトル1本だとすれば今日までちょうど半分飲んでしまいました。
誰が?・・・そう、先進国たちです。
2人のアメリカ人、4人のヨーロッパ人、1人の日本人、
混血が1人、この8人で150年かけて半分飲んだのと同じです。

混血を除く7人はまだ飲み続けることができる思っていたのですが、
そこに13人の中国人と11人のインド人、他アジア人、アフリカ人
など60人が押し寄せ俺にも飲ませろ!と言い出したのです。

今までほぼ7人で飲んでたものが今度は70人で飲まなければなりません。150年飲めたものが15年で終わってしまう勘定です。
2050年にはすっからかん、となることは目に見えています。

そこで、先進国は考えた!
代替エネルギーを作るまで何とか長引かせよう・・
アジア人やアフリカ人には飲ませるな!を合言葉にしたわけです。

さらに考えた!
「ではどうしたら飲まなくさせることができるだろう?」
「そうだ!地球温暖化にからめてCO2の排出規制をすれば
使わないじゃんか!」

というわけでCO2を犯人に仕立て上げたということなのです。

さらに言えば、

「でもそうすると自分達で使えなくなっちゃうよ・・」
「何言ってんだ!こっちには金があるじゃないか、これで排出量を買えばいいんだよ」
「なるほど・・」
ということで排出量取引が始まったわけです。
(本当は排出量じゃなくて今や排出権になっちゃってますが・・)

この排出権売買は今や6兆円規模になっており世界でも金融市場を動かすビジネスモデルになってますから、いまさらCO2が犯人じゃない
とは言えないのです。

というわけで!
あなたが車を新調するときにはCO2の排出量などはまったく考えずに
買ってもなんら環境には差し支えありませんので
そんなことをお考えならずに燃費だけを考慮してお求めください。

政治・経済、何事もそうですが現代社会は何事も裏の事情というのが
必ず存在しており、
表面上はヒューマニズムにあふれたシステムを装っています。

見誤らず、真実はどこにあるのか・・を常に考え
「扇動」に乗っからないことが大事です。

CO2の話から
ちょと難しいことになってしまいましてすんませんでした。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました
参考になります

お礼日時:2009/04/27 17:36

太陽の黒点の活動が低下しているので、寒冷化する可能性があるというのを新聞で読んだことがあります。



しかし体感として、毎年冬が暖冬に暖冬に、夏は酷暑に酷暑にとなっていってるのが確実に感じられます。(冬、手袋をしなくなった・着る物が一枚減った。夏、冷房なしで過ごしていたのに最近は必須だ。ゴキブリの出てくる次期や桜の開花次期が早まっている。チューリップの丈が短くなってきている。てんとう虫の柄が、暖かい地方のものに入れ替わりつつあるetc)
なので、温暖化は確実に進んでいると思います。


>二酸化炭素排出量を減らせても意味がない
温室効果ガスにはほかにメタンなどいろいろなものがあるからじゃないですか。
二酸化炭素だけ抑制しても、完全じゃないという意味なのでは。
また、温暖化以外にも、空気の汚染や水の汚染、酸性雨やオゾンホール、いろいろな問題があるので、その小さな一部だけ是正できても、完全じゃないという意味かもしれません。

あるいはそのような発言の真意として、
二酸化炭素排出量を減らすこと=経済活動を抑制すること=ますます物が売れなくなる=企業の倒産・路頭に迷う人が出る=政府が倒れる
というような懸念から、「右肩あがりの大量消費社会」を続けるために、そう発言するようにさりげなく圧力がかかっている可能性があります。

でも、人が路頭に迷うのも困るけど、熱帯のマラリア蚊が日本に上陸したりしても困るし、コメが日本本土でとれなくなっても困るし、台風が大型化して被害でたくさん人が死ぬのも困るし、最終的に温暖化で星がだめになれば住んでいられないわけで、経済活動うんぬんより、温暖化の方が直裁に、暮らしを困らせることになると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました
参考になります

お礼日時:2009/04/27 17:46

日経のホームページに安井至氏のコメントがあります。


http://eco.nikkei.co.jp/column/ecowatching/artic …

国立環境研究所でもお答えしています。
http://www-cger.nies.go.jp/qa/qa_index-j.html

温暖化は、地球の火災のようなものです。
しかし、火災現場には、火事場泥棒や野次馬やホースを踏むヤカラまでいるようなもので、
懐疑論者は専門外の者が殆んどで、でたらめを書いても本人の業績には関係ないのです。
本を売るのが目的で書いている者もいるので、本人が本物の研究者かどうか、チェックが必要です。

エコ活動が、本当にCO2が減るか疑問なのは沢山あります。
例えばエコバック。1kmを車で往復すると、中くらいのレジ袋10枚分のCO2を出します。
エコバックは、温暖化防止のきっかけ作りのようなものなので、その行為をCO2の面からよく確認する必要があります。

自転車で頑張っていても、1000円でどこまでもいける政策をしていた何にもなりません。
政治をなんとかしなければ、個人の行動だけでは限界があると思います。

参考URL:http://eco.nikkei.co.jp/column/ecowatching/artic …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました
参考になります

お礼日時:2009/04/27 17:45

地球が長期寒冷化に向かっている途上だったのは間違いないですね。


しかし、その長期寒冷化傾向の途上でも、短期的な上下変動があり、現在の時点では短期的上昇局面にあるはず。
つまりは、長い目で見れば地球は寒冷化しているが、短期的(数百年のスケール)では温暖化の途中。
これは過去の地球気温の長期変動グラフによる考察です。

更にここに太陽活動(主として太陽黒点数の増減に表れる)の短期変動があります。地球気温は太陽活動に敏感に反応し、応じて正確に気温の上下変動があります。
去年頃から太陽黒点数はゼロかほぼゼロが継続し、このために地球気温は低下傾向にありました。
太陽黒点がゼロになるほど太陽活動が低下するのも珍しいことですから、この時期大きく地球が低温方向化したのも不思議な事ではありません。

太陽活動が地球気温に影響を与える概念的原理は、
太陽活動が活発になる。→ 地球磁場?が活発になる。→ 地球に飛来する宇宙線量が減少する。→ 雲の元となるイオン?量が減少する。→ 雲の発生量が減少する。→ 太陽受光量が増大する。→ 地温・海水温が上昇する → 地球気温が上昇する、と共に、自然界からのCO2発生量が増大する。→ CO2の温室効果が増大する。 → 地球気温が上昇する。

ざっとこんな具合。
そして現在太陽活動がこれ以上は下がりようがないミニマムの状態ですから、いずれ太陽活動は活発化してくる。
すると上の原理で地球気温は上昇に転じます。
この上昇局面が冒頭の地球の基本的気候変動の上昇局面と相乗効果を発揮し、著しい気候温暖化局面に突入する、と。

すると自然界から大量のCO2が発生するため、これが有意の温室効果をもたらし、地球の温暖化傾向は固定化される。

本来ならば大気中に放出されたCO2は陸上・海洋の生物により土壌固着化・海底沈殿化されて吸収されるため、大気中の余剰なCO2は跡形もなく消えうせるはず。これが自然のバランスです。
しかしこの自然のバランスを人類が人為的に破壊してしまった。
これが地球温暖化の根本原因。

以上、地球温暖化の原因はCO2であるが、人間がCO2を出しているのが主たる原因ではなく、人間により自然のCO2吸収量が減少しているのが原因。自然のバランスが崩れたのが主たる原因。
人為起源CO2排出量は、自然から排出されるCo2量に比較すれば、微々たるもの。

地球温暖化防止策は色々有るが、自然そのものの回復努力が必要。(目立つ所では森林面積の拡大など)
そしてやむ終えず取る手段として、大気中に雲を大量発生させること。(オバマ大統領にも進言がありましたね) 砂漠上空に上手く雲を作れれば、砂漠温度も低下し、雨でも降れば緑化も進む。緑化の進んだ砂漠はCO2を吸収する。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました
参考になります

お礼日時:2009/04/27 17:45

学者さんの中には違う事を言って注目を浴びたがる人は常にいますし、マスコミに至っておやと言う所です。


確かに現在は間氷期なので、この問題が言われる前には、安部公房さんが氷河期が来るSFを書いたりしていました。
サウナバスで非常ベルが鳴っても、「きっと誤作動だろう」と思う人はかなりいるんですよね・・・。

参考URL:http://www.cir.tohoku.ac.jp/~asuka/
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました
参考になります

お礼日時:2009/04/27 17:45

その前に地球温暖化ってどういう原理かは大丈夫ですか?



わかりやすくと言われても、地球温暖化の原理を知らなければ説明は難しそうなので。
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この回答へのお礼

大丈夫じゃないです。すみません・・・
ありがとうございました

お礼日時:2009/04/27 17:36

地球の気候は太古の昔から変動しています。

変動の中にはいろいろな
長さの周期変動が有り、良く知られているのは、氷河期や太陽活動の変化による変動です。
変動の原因はまだ解明されていません。この点は、下記URLの4を参考にしてください。

氷河期の中にもより小さな周期変動が有りほぼ5万年で氷期と間氷期が
繰り返すと言われています。
今は一万二千年前に始まった間氷期の暖かい時期と言われていますから、まもなく氷期に向かって
寒くなる訳です。寒くなる原因として他の要因を挙げている研究者もいます。

これらの周期的変化は地球気候の「健康な」変動で、人間の活動による
大気組成の「人為的」な変化とは区別して考える必要が有ります。

人類が滅亡した後でも、「人為的」な変化が無ければ、地球気候は
太古の昔に有ったような健康な変動を繰り返すでしょう。
これに対し、「人為的」変化で地球大気が「温室効果ガス大気」に
変わった場合、変動は加速的に進み、未来の地球は金星の様な灼熱地獄になります。
この場合、地球気候はもう昔の様な健康な周期的変動には戻らないでしょう。

<人々のエコ活動で仮に二酸化炭素排出量を減らせても意味がないという学者もいるようです>
学者は色々な観点から自分の正しいと思うことを主張しています。
少数意見だから間違いというモノでも有りません。しかし、自分に
不都合な多数意見に対抗するために、少数学説の都合良い所をつまみ
食いし喧伝することは政治では良く見られることです。
ブッシュ政権の環境対策がまさにそれでした。反対学説も有る意見なの
で対策は必要ないとのスタンスでした。

しかし、寒冷期に向かうから温室効果を利用して、氷期でもより快適に
暮らせるよう気候を制御する技術も能力もまだ人類は身に付けていない
のです。

学者も人の子です、立場によりおもねる研究や発言をする人も浜の真砂
・・・と同じで絶えません。
昔ダイオキシン問題で、ある米人美人研究者のダイオキシン発生可能
物質製造メーカー側の講演を聴きました。苦しい講演で、美人なのに
可哀相に残酷にと思いました。今ではその物質は世界的に使われて
いません。こういう例は枚挙に暇がありません。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B7%E6%B2%B3% …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました
参考になります

お礼日時:2009/04/27 17:35

今まで放出した分をどのように処理するか


適切量にするにはどの程度空気中の二酸化炭素を減らすかですね

基本的に温暖化派なんですが
気温上昇が実感できるので今年北海道に流氷が接岸したのは例年の1/3で接岸しないところもありました
北海道で札幌は今年-10度以下が1日しかありませんでした
昔は20日ほどありました、などなど、暖かくなってる気配はあります
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました
参考になります

お礼日時:2009/04/27 17:34

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