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北海道の高校のレベルって全国的に見ると相対的にあまり高くないですが、これはなぜなのでしょう?
具体的に言うと、例えば北海道で一番偏差値の高い高校と言えば札幌南か北嶺ですが、全国にはそれ以上に

偏差値の高い高校が、公立高校でもたくさんあります。
この差はどこから生まれるのでしょうか?
中学生の時点で、北海道の生徒は全国の他の都市圏の生徒に比べると学力が低いというようなことはあるのでしょうか?北海道の公立中学で行っている学習のカリキュラムが全国的に見ると内容が簡単である、レベルの低いことをやっているなどと言うようなことはありますか?
また、北海道の公立高校の入試問題、全国的に見るとどうなのでしょうか?

A 回答 (3件)

私の見解としては、授業のカリキュラムよりも、北海道の地域的特色と学校教育の行政のあり方の結果だと思います。



まず、北海道はひとつで島になっており、人口密度は最も少ない都道府県です。
よって、他県からの通学はありませんし、地方においては釧路湖陵、旭川東などの地域一番高に生徒は流れやすく、
そのために、優秀な生徒だけを集めた高校というのを実現するには札幌圏(江別、北広島、石狩含む)の約200万人程度の
地域で生徒の競争となります。
ですから、北海道の人口は550万人程度だったと思いますが、実質300万程度の自治体と考えたほうがよいと思います。
そうなると比較対象は千葉、福岡などではなく、宮城、新潟、広島、あたりが妥当だと考えます。

次に、その札幌圏では現在まで学区制が行われ、そのために札幌市内東西南北、北広島、大麻に優秀な生徒を分散させるようにしてました。
教育委員会が優秀な生徒を一箇所に集めるのでなく、高校受験に足かせをつけて分散させるようにしたのが現在の結果です。

しかし、これも今年度より学区制が無くなることにより、優秀な生徒は札幌南、北に流れやすくなります、
今まで札幌南でも上位で合格できる生徒が学区制のために、地元の高校に通学していた生徒が
全員札幌南を目指すようになるのですから、今まで札幌南の平均点以下で合格していた生徒は合格が難しくなります。
よって、札幌南、北あたりは偏差値が大きくあがり、札幌西、東、北広島、大麻は最上位の大半が南、北に流れます。
西、東は最上位が流れる一方、南、北の平均層以下を拾うので偏差値は変わらないか、むしろ少し上昇すると思います。
北広島、大麻は多少偏差値が下がるでしょう。

高校入試の問題も、上位高では学校裁量問題を取り入れるようになり、この問題は下手な大学の入試問題よりも難易度が高いものになっています。

質問者様の疑問に対しては道教育委員会も焦りを感じていたらしく、重い腰を上げて改善策を取ってますので
来年実施の入試試験の結果を見れば相対的に偏差値が低いということはなくなっていると思います。
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これは入試全体の流れなんですが、よく教育業界では『中学入試は難化、高校入試は易化』といわれています。



正直言って、高校受験は私が中学生時代に受けた入試よりも随分と簡単になっていると思います。20年前に偏差値55(北海道でいうところの国際情報の情報科くらい)くらいだった中学生が今の時代の高校入試を受けていたら、少なくとも偏差値60くらいの高校(まぁ北海道で言うところの月寒高校ぐらい)には受かってしまうと思います。我々の頃の社会科の教科書一冊の厚みは、今の中学社会科の教科書三冊分(地歴公民三冊で、地理や歴史の教科書一冊分の厚みだった)ですからねぇ。

それぐらい簡単になってしまっているんですよ、全国的に今の高校入試は。変わっていないのは早慶ラサール灘開成の入試ぐらいなモンです。今の北海道の中学生は「裁量問題」って大騒ぎしてますが、昔の高校入試全般で裁量問題のような入試問題ばっかりだった気がします。事実、例えば道新のバックナンバーで昭和晩年の頃の問題とは明らかに難易度が違いますしね。今の裁量問題と同等かそれ以上にあの頃は難しかったです。

悲しいけど、高校入試全体的にかなり簡単になってしまっていると思いますね…我々のときの中学社会科の日本地理なんかは九州、四国、中国、近畿、東海、中部、関東、東北、北海道までまんべんなく学校で習いましたが、今の中学生は教科書を見ると福岡県・東京都・岩手県・北海道の一都一道二県ですからねぇ…おまけに産業なんかも農業が停滞しているので、そんなに農作物を覚える必要性もないし、工業系は覚える産業は決まりきってるしで、「なんか楽だなぁ」という印象しかないです。

それになんだか知らないけど、最近の中三が入試を終えると「今年の入試は特別難しい…」って毎年言ってるのを聞くと『えっ、これで難しいんっすか?』と思っちゃいますね。

なもんで、北海道に限らず、全国的に偏差値(の質自体が)が低下していると思います。同じ偏差値68でも20年前の第二次ベビーブームで人が多い時代の高校入試の偏差値と、今の偏差値68の少子化ゆとり世代とででは、ホント「俺もこんな時代に生まれたかったなぁ…」って思いますね。

数学なんかも不等式とかないし、理科なんかもイオンとかやらないし、歴史なんかでは私が中学生の頃は歴史年表ゴロ暗記しないと全然お話しにならないし、英語もSVOCやらんと英作文でかなり苦労するけど、今の教科書ではこういうの全部やらなくてもエエっすからねぇ。

なもんで、北海道だけではないですよ。
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ご質問の偏差値は、どちらで比較されていますか?


それと、偏差値の定義をしっていますか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%8F%E5%B7%AE% …

高校入学時の偏差値でしょうか? これは、地域ごとに決まっているので、地域を越える比較はできません。広い地域の方が、人数が多くなる分、高い偏差値が出やすくなります。その意味で、大都市圏ほど高い偏差値になりやすい、それだけのことです。
例えば、受験生全体のウチ上位10%がトップ高に進学する校区ではトップ高の偏差値は64位までとなります。
これ、高校の学力レベルの話ではなく、トップ高にとっては単に校区の広さを表しているに過ぎません。

高校で実施される全国模試での高校別平均偏差値のことでしょうか。これは、露骨に高校間の学力差が分かります。ご自身が高校生なら、進路の先生が資料を持っていますので伺ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに、札幌南は、公立校ではトップ○○にはいるくらい良いですよ。教え方が上手いのでしょう。
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