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 参考URLにストレプトマイシンやカナマイシン系の抗生物質は嫌気条件下では働かないとの記述がありました(下記)。
 これについて詳しく書いてある論文、書籍をご存知でしたら教えてください。またなぜ嫌気条件下では細胞内に取り込まれないのかがわかるようなら教えていただけるとありがたいです。
 よろしくお願い致します。

>グラム陰性桿菌に有効であるが、嫌気的条件下では細胞内に入れないので嫌気性菌にはすべて無効である。
URL:http://akimichi.homeunix.net/~emile/aki/html/med …

A 回答 (1件)

専門家ではありませんが、興味があったので、ネットで調べてみました。

いろんなサイトの情報を総合してみるとこんな感じになります。

アミノグリコシド系の抗生物質は、細菌内に取り込まれてリボソームに作用し、タンパク合成を阻害することによって抗菌性を示しますが、細菌内に取り込まれるには、能動輸送によって細胞膜(ポリエンチャネル)を通る必要があります。この能動輸送にはエネルギー、つまり酸素を必要とするため、嫌気性では細菌の中に取り込まれず、従って、抗菌性を示さないことになります。ちなみに、嫌気性菌は前述のポリエンチャネルを持たないようです。

※自分自身、とても勉強になりました。いいご質問、ありがとうございました。
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この回答へのお礼

能動輸送ですか。それに引っ掛けて検索してみるといろいろとでてきました。回答ありがとうございます。
わたしも、ほかの抗生物質の取り込みは能動輸送ではないのかとか、いろいろと新しい疑問もわいてきて、もう少し勉強してみたいと思いました。詳細については論文より書籍が多いみたいですし、図書館で調べてみようかな・・・といったところですね。

>※自分自身、とても勉強になりました。いいご質問、ありがとうございました。
そういっていただけるとわたしもとても嬉しいです。
それではあらためてご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/29 22:24

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