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開高健以外でいま生きている作家でうならせてくれるような同時代、個性ある文体の作家っているのでしょうか?もしいるのなら教えてください。いつも寝る時は開高健の本しか読んできていないので。

A 回答 (4件)

たしかに開高健はいいですよね。

私もしばしば立ち戻る
作家の一人です。

その上で、個性ある文体、現役というのであれば、まず
二人の作家が思い浮かびます。

1)小島信夫。個人的には、日本の現代文学のなかで、もっとも
ユニークな作家だと思っています。とくに初期作品ですね。
「馬」「小銃」「星」など、これほど繰り返し読んで、その都度
面白い作品はありません。もちろん長編もいいですけど。

2)野坂昭如。テレビ出演など今も忙しくされているようですが、
非常に幅広い、うねりのある作品をたくさん書いています。
ホームページの日記などを読んでも、とくにリアルタイムの悦び
を味わうことができるはずです。下のURLをご参照下さい。

参考URL:http://www.nosakaakiyuki.com/
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私はまったく同感です。


20数年前「夏の闇」を読んで以来、
他の作家では食い足りなく、
未だに開高氏が精神安定剤的作家です。

ストーリーテリングではなく、
文体や文章、思考・観念の流れを
楽しみ、味わいながら読み続けられる作家は、
存命の作家の中では、まだ見つられません。

亡くなった方では、井伏鱒二翁や向田邦子あたりが
第二の選択です。文体というより、
文章がしっかりしている、という意味では、
小説家ではありませんが、倉本聡が安心できます。

また最近、船戸与一の描写力はもしかすると
すごいかも、とは思っていますが、
読んだことのある著作が
ストーリーものだけですから、
まだ自分の中でははっきり位置づけていません。

何にしても、最近目にする多くの小説は、
言葉を無駄にしすぎているものが多いと思います。

あ、文体とはいえないけれど、コラムニストの
堀井憲一郎のバカエッセイは、ある意味で
誰にもまねのできないすごさがあると正直に
思っています。

あんまり答えになっていなかったですね。
同感の人がいて嬉しかっただけで
書き込んでしまいました。
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お気持ち、わかります。


私も気に入るとドドーっとのめり込んで
その人の作品すべてを読破したくなるタイプなので、、、、

しかし、「この人じゃなきゃダメ」っていうのは
自分の読書範囲を狭くしてしまうと思います^0^
ベストセラーになった作品だけではなく
本屋さんのHPで、店長オススメ!などの作品も
結構イケますよ。

オススメ作者の名前はあげられるけど、kaikouさんの
気に入るかどうかはわかりません。
ただ、自分から読む気にならないと、人に
勧められても、納得できないとおもいます^^

>寝る時は開高健の本しか読んできていないので。

寝る前に開高健ですかー
私なら、目がさめちゃいそう。
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そりゃ食わず嫌いってだけの話でしょう。



彼と同じ焼跡闇市派の作家群でもよし、
ベトナム反戦ということからその時代の海外の作家でもよし、
本屋で手当たり次第立ち読みするもよし、
ベストセラーと言われるものを読んでみるもよし…。

世の中に本は星の数ほどあります。
自分で自分に枠をはめちゃ面白くないですよ~。
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