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財務の勉強を始めたばかりでとんちんかんな質問だったら申し訳ないのですが教えていただけますと助かります。よろしくお願いいたします。

質問ですが、売上債権回転期間や所要運転資金額を計算する際に、売上債権が計算式に入ってきます。
そして、本などで調べますと、
「売上債権には脚注/注記表表示の割引手形を加算する」
「貸借対照表に割引手形が両建てで計上されている際は控除する」
とありますが、貸借対照表の流動負債の中に割引手形についての記載がなく(支払手形、買掛金のみ記載)
しかし、割引手形残高が、脚注/注記表に記載されている場合
売上債権にこの割引手形残高を反映する必要はありますでしょうか。
また、当座比率、固定比率などの安全性分析の上で、割引手形残高が式に入ってくることはありますでしょうか。
何卒よろしくお願いいたします

A 回答 (1件)

>貸借対照表の流動負債の中に割引手形についての記載がなく(支払手形、買掛金のみ記載)


しかし、割引手形残高が、脚注/注記表に記載されている場合、売上債権にこの割引手形残高を反映する必要はありますでしょうか。

会社の貸借対照表で「割引手形残高が、脚注/注記表に記載されている」ということは、この会社では、受取手形を銀行で割り引きするときは、
〔借方〕当座預金ΔΔΔΔ/〔貸方〕受取手形ΔΔΔΔ
と仕訳します。

つまり、「期日未到来の受取手形ΔΔΔΔ」が貸借対照表から消滅し、その代わりに「期日未到来の受取手形の残高ΔΔΔΔに係わる手形割引の残高ΔΔΔΔ」が、脚注/注記表に表示されるわけです。

ところで売上債権の算出においては、期日未到来の受取手形の全部を集計しなければなりません。ですから、受取手形を銀行で割り引きするとき、

(1)〔借方〕当座預金ΔΔΔΔ/〔貸方〕割引手形ΔΔΔΔ
と仕訳する会社の場合は、貸借対照表に表示されている受取手形が「期日未到来の受取手形」になります。しかし、

(2)〔借方〕当座預金ΔΔΔΔ/〔貸方〕受取手形ΔΔΔΔ
と仕訳する会社の場合は、貸借対照表の中に表示されている受取手形(会社手持分)と外〔脚注/注記表〕に表示されている割引手形(銀行手持分)の合計額が「期日未到来の受取手形」になります。万が一、銀行手持分の手形が不渡りになった場合、会社がΔΔΔΔ円を銀行に返済しなくてはならないので、銀行手持分の手形も『売上債権』なのです。

ですから、売上債権に割引手形残高を反映する必要があります。
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この回答へのお礼

ご回答いただきましてありがとうございました。
ネットなどで調べましても、割引手形残高に関する情報も少なかったので大変助かりました。ご丁寧な説明のおかげで理解できました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/05/06 13:58

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