A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
「アメリカより日本の方が命中率が高かった」と言っていた旧海軍の軍人が多かったので、ruthlessさんのように考えておられる方は多いかと思います。
そして、実際は当たりませんでした。これはサーマル沖海戦でのデータを詳細に見ると、日本軍の命中率が米軍の1/3であったことからも明らかです。
で、色々言われています。
・日本の軍艦は居住性を犠牲にして重武装にしていたから訓練どおりの結果を出せなかった。
・落ち着いて撃てる訓練でのデータと相手も撃ってくる実戦とでは違う。
・スコールに逃げ込まれてしまった。
など。
・日本の軍艦は居住性を犠牲にして重武装にしていたから訓練どおりの結果を出せなかった。
・落ち着いて撃てる訓練でのデータと相手も撃ってくる実戦とでは違う。
・スコールに逃げ込まれてしまった。
なんかいいわけにならないいいわけですよね。
No.4
- 回答日時:
「アメリカより日本の方が」というのは、ある意味正しい考え方です。
というのも、当時の場合、日本という国の特徴は、まず自らの技術を上げること、
そして何に頼らずとも同僚・上官・国・天皇のために戦果(成果)上げることができること。
これが美徳…というか常識とされた風があります。
人間の能力を極限まで高めることで、機械の性能の低かった時代の戦争では
優位にたった⇒「アメリカより日本のほうが命中率高い」 といっても問題ないと思います。
当然のことながら、kawakawaさんの指摘にもありますがレーダーが活躍するようになった場合の戦闘では、人間の目や手などでは太刀打ちできません。
No.3
- 回答日時:
再登場です。
よく言われる「命中率」というのは「初弾命中率」の比較なんですネ。
連合艦隊の特に戦艦の場合は,先に書きましたように一斉射撃によって多数の砲弾を散らして命中率を上げようという方法でした。
それに大して米軍は数門からの斉射を行い,目標の前後に弾を落とし(挟差),データ修正をしてから命中させるという方法をとりましたから,初弾命中率は非常に低かったのですネ。
命中弾が出てからは射撃データを調整することで両軍ともに同じように命中させることができたのですが,初弾命中率が高いほうが,一撃目でダメージを与えることができる分,有利だったのですネ。
初期のレーダーよりも連合艦隊の観測員による観測は高性能であったことは有名です。
真夜中の海で10km先の小艦艇の速度や距離を言い当てることができたのですから,初期の砲撃データも米軍よりも正確であったことは事実ですネ(夜間観測員が日中は電気を消した部屋にこもり,ニンジンを主体としたビタミンAの豊富な特別食を食べていたことは有名ですネ)。
また,着弾観測機も非常に優秀でしたし。
以上kawakawaでした
>真夜中の海で10km先の小艦艇の速度や距離を言い当てることができたのですから
しかしインド洋では駆逐艦を巡洋艦と誤認してしかも弾庫が空になるまでうちまくって撃沈できなかったんですよ。結局艦爆が沈めてます。
レイテのときなら戦争末期でベテランが減っていたからか、とも思いますがインド洋作戦なんて17年ですからそれはありえないしスラバヤでも魚雷の信管が過敏にされていて波で爆発していたらしい、と話を聞いたことがあります。
はたして旧海軍の人的性能はいま一般に思われてるほど優秀だったんでしょうか?
自分にはどうもそれほど優秀とは思えないんです。
実際戦艦などは砲身命数が減るのを気にして実弾射撃など年に数回だった、と聞いたこともあります(砲身は非常に高価)。
>また,着弾観測機も非常に優秀でしたし
零式水観はたしかに優れた複葉機だとは思いますが実戦ではどのくらい使われたんでしょうか?
艦隊決戦が起きていないので水観が目的どおりに使われたのはほとんどないのではないでしょうか?水観に夜間観測能力があれば夜戦、スラバヤやソロモンで使ったんでしょうが聞いたことありません。
そのへんご存知でしたらお願いします。
No.2
- 回答日時:
太平洋戦争の際の主砲命中率ですネ。
勿論,着弾観測機の有無等,様々な要因がありますから,一概に精度を示すのは難しいのですが,概ね戦艦で5%,重巡洋艦で3%というのが訓練時の命中精度ですネ。
戦艦の場合は一斉射撃によって数十~200m程度の範囲に砲弾を落として,どれかが命中すれば大きなダメージを上げることができるという戦法です。
ですから,5%の命中率といっても,一度に6~9発の射撃ということで,数回の一斉射撃によって命中するというところだったのですネ。
米軍の場合はレーダー射撃が軌道に乗るまでは1~2%の命中率だったようです。
実際の艦隊決戦では,両軍ともに訓練時よりも命中精度はかなり低下したようですネ。
ちなみに日露戦争の際は8%の命中率を誇り,バルチック艦隊を撃滅したのですが,当時の戦闘は至近距離であり,速度も遅かったため,着弾時の敵艦の位置を予測し易かったということが大きな要因でしょうネ(勿論,月月火水木金金の訓練も大きかったのですが)。
以上kawakawaでした
No.1
- 回答日時:
回答になってませんが、思い出したこと
坂井三郎(零戦のパイロット・終戦まで戦ったが、自分の部下(零戦は3機編隊で飛ぶ)を戦死させてことがない人)が軍艦乗りだったときの話
船の中で
坂井三郎の先輩A「日本海海戦の時、誰が一番偉いと思う」
坂井三郎ら 「東郷元帥」
先輩A 「違う。俺らの先輩だ。」
「そのときに備えて厳しい練習をしたから、天気晴朗、波高しという悪条件の中で命中弾を次々と当てられたんだ。」
「操鑑技術を磨いたから相手の弾が当たらなかったんだ。」
そんなエピソードを思い出しました。 回答になってなくてすみません。
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