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零戦の20mm機銃の弾には、徹甲弾、炸裂弾、曳光弾とあるようですが、1つの弾に組み合わされていたのか、あるいは別々の弾だったのでしょうか。教えてください。

A 回答 (3件)

別の弾です。

構造が全く違うので、同じ弾で全ての役割は出来ません。
基本的には、徹甲弾、炸裂弾、曳光弾を順番に配列して給弾します。
ちょっとその配列の具合(たとえば「徹、徹、炸、曳、徹、徹、炸、曳、……」など)の資料がありませんので、それについては不明です。

弾薬については以下が参考になると思います。(一般的な話ですが、もちろん零式艦上戦闘機もこれからは大きく外れたものではありません)

弾薬について
http://www.warbirds.jp/crazy/jp/gun/ammo.htm
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この回答へのお礼

早速お返事いただき、大変ありがとうございました。
実は、弾を切り替えていたのでは間に合わないので、若しかすると、1種類の弾に組み込まれているかもしれないとも思ったのです。装填の時に種類を混ぜるなら、一定間隔で確認できるわけですね。よく判りました。
弾薬についても詳しくご教授いただきありがとうございました。

お礼日時:2005/10/18 13:32

20mm機関砲はアメリカの爆撃機を撃墜する為に開発された物です。


当時B-17は防弾性が高く従来の機銃弾では撃墜するのが困難でした。そこで目標に命中すると爆発する弾丸が必要となり20mm機関砲及び機関砲弾が開発されたとしています。

この砲弾には前記されたように、徹甲弾、焼夷徹甲弾、曳光弾、炸裂弾があり炸裂弾を通常弾として用います。炸裂弾には「通常弾用信管」と「曳跟通常弾用信管」の二種があり、後者は一定距離飛翔後自爆する構造のようです。

この砲弾の組み合わせですが、当初一定の組み合わせであったのが、攻撃目標や搭乗員の好みで現場で変えていたようです。(昔、その現場に居た親父の話です。)
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって真に申し訳ありません。お父上様を煩わせてまでご教授いただき恐縮しております。
いろいろな情報ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/20 21:15

20mm機銃弾について


徹甲弾、炸裂弾、曳光弾は別々の構造で、それぞれ識別出来るようになっています。 この他通常弾があります。
これは弾帯などに決められた順序に装弾するのに便利なようにです。

20mm炸裂弾は構造的に製造が難しくて、戦争初期には存在していませんでした。
航空機の場合燃料タンクに命中すると火災を発生することが多い曳光弾が代わりに使用されていました。

しかしその後炸裂弾が供給出来るようになってその威力が知られるに及び、多用されるようになったのです。

米軍の防御装甲が厚く通常弾では威力がないので徹甲弾が必要になりました。

20mm機銃は携行弾数も限られる為通常弾から次第に特殊弾に移行したのです。
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この回答へのお礼

実践的且つ具体的なご教授、大変ありがとうございました。
大変良くわかりました。深謝します。

お礼日時:2005/10/18 13:42

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