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俺の打撃系格闘技やってる友達がこんなこと言ってた。

そいつが言うには、
「総合格闘技は組み技系上がりの選手が活躍しやすく、打撃系上がりの選手が活躍しにくいルール設定になっている。
 過去にK1勢が総合に挑戦してもほとんどが体格に劣る日本人選手ごときにも惨敗。
 一方レスラーや柔術家は打撃系上がりの選手に比べて総合で強い傾向にある。

打撃系上がりが不利な理由は、掴まれて倒されそうになった時にロープは掴んじゃいけない、目に指を入れてはいけない、噛み付いてはいけないなど等。

 これじゃそりゃ簡単に組み付かれて倒されてしまうだろ。
 大体、急所攻撃有りならお互いリスキーなので離れ際の戦いが増えて打撃の展開が増える。」と

こいつはいつも総合で打撃系の選手が負けると怒ってるみたいです。
こいつの言うように総合って打撃系出身者が不利なんですか?

A 回答 (6件)

自分は修斗をやっています。



【ルールに関して】
ルールの事だけ考えたら、現在主流になってるルールはやや寝技有利かもしれませんね。
4点ポジのヒザ禁止とか、試合時間の設定(1R目が10分間以上ある)とか。
総合のルールもセオリーも未だに完全には確立されてません。トレンドがありますね。

【競技の性質について】
打撃だけでも組技だけでもだめなのが総合なので。
打撃出身であろうと寝技出身であろうと、いかに「総合」向けにアジャストできているかによって全然違いますよね。
という前提で。
打撃は的に当てる「点」だから一発がある。反面、ちゃんと当てる前にテイクダウンされたらただのマグロ。
組技は近づいてって組み付いて倒して極めるというプロセスを踏む「線」だから時間が必要。その間に一発もらうリスクの反面、展開に持ち込めばあとは自分の庭。
単純に確率論で考えれば、ピンポイントで一発当てるよりも、ちょっと痛いの我慢して組み付きにいくほうが確実でしょうねえ。

【選手のモチベーション】
これはかなり主観的な意見になりますが・・・
打撃で超一流になった人って、打撃だけで食っていけるんですよね。だって、食っていくに足りる打撃系のプロ興業あるじゃないですか。K-1とか。
寝技ってそういうの、殆どないですよね。柔術やグラップリングにそういうのがないから、一流どころが「食う為に」どんどん総合に流れてくる。だから総合で勝つための打撃にそりゃもう必死でアジャストしてくるし、研究に研究を重ねて、勝つための新しいセオリーをどんどん生み出してる。
ミルコは(身体能力もあったでしょうが)総合で勝つために組技を徹底的に研究して、捌いて打撃というセオリーを突き詰めて、それが当時の打撃系の選手に波及しました。
でもやっぱり打撃系でミルコみたいな執念でもって総合を研究して臨む人が後からあんまり出てこなくて、ちょっとした出稼ぎ感覚な人が多いような気がします。
日々セオリーが進化する総合において、この差はなにげに大きいような気がします。
なので現在は、ルール以前に総合の技術体系そのものが、寝技系の人達の研究によって造られている気がします。

そんなとこですかね。
長文すいません。
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打撃が必ずしも不利と決まったわけではありません。


MMAでは川尻達也、ミルコ、ワンダレイ、KIDなどは打撃主体のファイトスタイルで世界のトップファイターと戦っています。
しかし寝技が極端にできないとなればグランドにもってかれると厳しいです。
まぁ打撃か寝技どっちがつよいかはわかりませんね。

K1勢が総合に挑戦して惨敗したことについてはなれない関節技や絞め技にもってかれるときびしいですね。
アーツも日本人にヒールホールドで負けています。
しかしスタンドでパンチをあてていけば勝つ可能性は十分にあります。

2度目ですが打撃と寝技がどっちが有利かはわかりません。
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スポーツ化した打撃系が悪いと思いますが・・・。

戦前の剣道のビデオを見たことありますが、組んでましたよ。今では考えられないことですが。組んで倒して、倒した相手に面打ちしてました。

スポーツ化<大衆化>していく上で、お客様にけがしてもらっては困るし、見栄えが悪いので組技はなかったことにされていった部類だと思います。今でこそ、いろんな防具があるので、危険なことも練習できると思いますが。<現に中国武術では、組技を使う武術も少なくない>

打撃系のもっとも不利なところは、グローブに慣れすぎているところだと思います。総合の小さなグローブでは、打撃系のテクニックが使えないと思います。空手はまずは素手で真剣勝負やらせてみないと、有効かどうかわかんないですしね。

あと、総合の遠い距離からタックルのように飛び込むパンチをやたらもらってますね。ジャブの攻防がないと戦えないんですかねー。総合の打撃と、打撃系の打撃は別物にみえます。距離的にも。

なんだかんだ言って、総合をなめすぎなんでしょう。打撃系の人は。マークハントや、レコなんて練習したかも怪しいし、バンナやアビディとかも、簡単に試合を受けすぎです。

総合は組技は100%実力出せますけど、打撃系は60%くらいしか実力出せないんじゃないですか。組技が最強のようなイメージになりますけど、実戦だったら相手が何持ってるかわかんないので、試合みたいに組めないと思うんですけどね。第一1対1ともかぎりませんし。
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先日、UFCにて日系ブラジル人のLYOTO選手がライトへヴィ級のチャンピオンになりましたが、彼のバックボーンは伝統空手です。


父親から習ってたそうです。 ただ彼は柔術もやっているので寝技にも対応できます。 他にはモーリススミスもへヴィ級チャンピオンとして何度か防衛していましたが、彼はキックボクサーとしての実績の方が凄かったと思います。 モーリスもグラウンド技術はかなり練習していたようで簡単には倒されなかったですね。
打撃だけで今の総合で勝ち抜くには一発で骨を砕くような破壊力でもなければ無理だろうね
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試合見れば一目瞭然、ルールに関係なく(といっても書いてあるのは反則ばかりですが)組み手を会得している方が有利なのは単純な理由です。



ボクシングや空手ではパンチ力が有効になるためには一定の距離が必要です。だからボクシングでは相手の打撃力の最高点をはずすために腕が伸びきる前に受けたり、最高点のあとに受けるように身体を捌きます。
それにボクシングでは殴られないようにクリンチするでしょ。

打撃だけでポイントを取ろうとした場合、組み手で相手の動きを制して距離を取ってから打撃を加えなければなりません。
でも、関節攻撃でポイントが取れれば、攻撃側は少ない体力消費で大きな成果が得られます。関節技の攻撃は相手へのダメージと攻撃能力奪う効果が絶大だからです。

それに極真などの空手の試合を見れば判るように、彼らはしっかりと根を張るように立って攻撃します。つまり体捌きがほとんど皆無です。
実際、今、極真の人が合気道を習いに来ていますが、カタ以前に体を移動させるのに大変苦労しています。
でも、例えば踵落しや上半身への回し蹴りなどは間合いに素早く移動して入れればいいのですが、現状では相手が退くのを待っている事が多い。つまり動けない身体を作っているということです。

結果的に選手の出身がどうのというのではなく、技術上、良く動ける筋肉と相手の攻撃力を削ぐ技術が必要という事で、組み手系の方が有利というだけです。
合気道や柔術の高段者にも空手出身者が少なくないので、両方の技術を拾得すれば最強となる可能性は高いです。ただ、そのような人はカタの正確さより力技になっているので、無駄な動きが多いというリスクがあります。
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簡単に言うとパンチと蹴りだけじゃ柔術の選手には勝てないという事です。


ルール無しの何でもありで戦わせてもあっとう的に総合の選手の勝ちです。
現に日本人の川尻達也が前にK-1に出てK-1選手に全勝してしまいまいました。これに魔裟斗が切れて「K-1舐められてたまるか」と今度対戦するみたいですが負けたらK-1の面目丸潰れですね。
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