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 お葬式から帰ってくると、塩で身を清めますよね。
 そこで、不思議に思ったんです。
 (1)なぜ、塩にはそんな意味があるのでしょうか。
 (2)場を清めたり、体を清めたりするのに塩を使う風習は、
  どれくらい古い風習なのでしょうか。
  神道系、仏教系、それとも世界共通の風習なのでしょうか。
 (3)ほかに、清める方法としては、どんな方法があるのでしょうか。
  キリスト教で使う聖水は思い当たるのですが。

  よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

1)子供のころに親から聞かされた話なので信憑性に欠けるかもしれませんが、死者の穢れを祓うために、本来は海に入って禊ぎを行うか海水を体に振りかけるべきところ、簡略化して海からとれた塩を使う、のだそうです。


2)神道系の風習ですね。他宗からは批判もあるようです。上の説が正しいとして、海での禊ぎなら「古事記」「日本書紀」まで遡れますが、塩に簡略化されたのがいつのことだったかは知りません。

この回答への補足

>死者の穢れを祓うために、本来は海に入って禊ぎを行うか海水を体に振りかける
 べきところ、簡略化して海からとれた塩を使う

 全国的な風習か、地方色豊かな風習なのか、とても興味を覚えました。さしつかえなければ、nutsさんのご両親のお育ちになった地方を教えていただけませんか。 

補足日時:2001/03/12 00:37
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わたしの両親の出身をたどると愛知・山梨・新潟などあちこちに広がるのですが、近年実際に「清めの海水」を使っていたというわけでもありませんし、具体的にどこの言い伝えということではないと思います。

塩を儀式に用いるのは宮中儀礼にも見られるもので、海のない奈良県に宮廷があったころにはもう成立していたのではないでしょうか。
前の回答はなにも調べずに書いたのですが、#2の参考URLの先のほうに、専門家の意見として以下のような記述がありました。

>古代神道時代から、塩(海水)は、日本人の清めの原点だったことは間違いないでしょう。
>「潮」こそが祓いの重要ポイントであり、「潮」無くして祓いはなされ得ないとも考えられよう。その「潮」からとった「塩」が略式的に罪・穢れを祓うものとして使われるのは当然のことと言える。

引用部分以外を見ると、「清めの塩=海水の代用」という認識はむしろ当然の前提として扱われているようです。漢字では「潮」と「塩」は別のものですが、和語では同じ「しお」ですよね。中華文明の影響がないところでは、日本人は潮と塩を同じものと認識していた、と考えられます。
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どこの民族でも人間の理解できないもの、意のままにならないものに恐れを抱き、それと敵対関係にならないよう何らかの行為を行ったことが想像出来ます。

万物に神(霊が)が宿るという考え方はこうして生まれたのでしょう。原始宗教のスタートもこのあたりにあると思います。異常事態(死など)の後や祝い事(祭りなど)
の前に悪い霊を追い払う気持ちから、清めの習慣が生まれたと考えられます。清めに使うものは、その民族にとって身近にあって大事なもの、高価なもの、入手困難なもの、霊(良い)が宿ると考えるもの、などが使われます。日本では塩、マヤ(メキシコ、ガテマラ)では松の葉、北米南西部のプエブロ族は白トウモロコシの粉を使います。

習慣の始まりは太古に始まるものが多いのですが、後に新しい宗教に組み込まれて儀式化されたり、文献が新しい時代(日本では紀元前の記録はないでしょう)に書かれるため、それを根拠とする人もいます。確かな根拠を求めるのであれば、それでも間違いとは言えないでしょう。
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(1)塩には腐敗を防ぐ効果があるため、遺体の腐敗を防ぐために死者にかけたのが始まりでは?と思うのですが。

殺菌作用があることから、昔は伝染病などで亡くなった人の葬儀から戻ると家に入る前に塩で殺菌したという説もあるようです。

(2)(3)についてはわかりませんが、清めの塩問題を扱っているHPがありました。参考になるかどうかわかりませんが・・・。

参考URL:http://www.jinja.or.jp/jikyoku/index.html
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この回答へのお礼

 ありがとうございます。
 参考URLは、たいへん勉強になりました。日頃、何気なく習慣づいている清めの塩がこんなに問題になっているなんて、驚きです。
 ありがとうございました。

お礼日時:2001/03/12 09:01

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