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ソフトウェアにおける品質管理の資格で一番メジャーまたは有用なのは何でしょうか。

A 回答 (1件)

ソフトウエア開発は、土木や建築のように成熟した技術ではありません。

「こうすれば、間違いなくまともなダムが完成する」「こうすれば、震度7に耐える高層ビルを建設できる」なんてきっちりした方法論・技術が無いわけです。
もし、完成したダムが水漏れして使えないものに成ったとすれば、それは、土木技術の問題ではなく、工事会社の技術水準か、政治的な圧力等により、中止すべきものが強行された結果です。

でも、ソフトウエアの世界では、資格取得に必要なことをしっかりと守ったとしても、きちんとしたシステムが完成し、顧客が満足するとは限りません。

そのため、ACM(Association for Computing Machinery:アメリカ合衆国の計算機科学分野の学会)は、正直に自分達の技術に対し、ソフトウエア技術者に対するライセンス発行に対して、否定的な立場を示し、SWECC(Software Engineering Coordinating Committee)の運営から手を引きました。

ソフトウエア技術者のライセンス化に対して、こういうスタンスですから、成果物であるシステムへの品質管理なんて、できるはずがありません。

「2週間で取れた黒帯など実戦では使えない」(ソフトウェアテスト293の鉄則)というのは誰もが納得されると思います。

つまり、現実的に、そういうものは無いってことだと思います。
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この回答へのお礼

有り難うございます。
勉強になりました。

お礼日時:2009/07/10 09:23

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