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最近の経済本では、日本の借金が大きいと言うのは負債だけの金額であって、資産をみれば日本は諸外国と比べても多額であり、負債以上に資産があるのだから、 もっと借金しても構わない、という論調があるようです。が、資産の大部分は米国債であり、これは国際政治の関係上自由に売れないのだから、資産の大きさを日本の利点と考えてもあまり意味が無いのではないですか?

A 回答 (4件)

アメリカは、対外借金が1900兆円、連邦政府の借金は1300兆円ですが 日本は国内金融資産に1000兆円借金してます 将来ほぼ間違

いないであろう米ドルの減価によって 日米が運命共同体になざるを得ないと思いますので 日本として今やることは 各省庁が予算のぶん取り(おいしいとはいえここは我慢)から世界的な不測に事態に今から優先順位を切り替えるときなんでしょうね
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 まあ、私も「もっと借金をしても構わない」なんて論に無批判に賛同する事は出来ませんが…。



 取り合えず、日本の資産の内訳なのですが、ちょい古いですけど財務省の試算だと以下の様になります。(814兆円)
   http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/bs/bs1609c.pdf

 アメリカ国債の2008年度の日本引き受け額は、6,000億ドル(約60兆円)弱です。
   http://www.gamenews.ne.jp/archives/2009/01/20091 …

 米国債の割合は、少額とは言えませんが、大部分であるとは決して言えません。
 大部分と言うのであれば、政府系金融機関が実施する融資やODAなどの貸付金(291兆円)や土地・建物などの固定資産(270兆円)の方が大きな割合を占めます。

 なお、米国債は2004年以降、微減(満期を迎えた米国債の借り換えを行っていない = 現金化 or 株や他のEU等への運用先シフト)を続けていますし、IMFへの1,000億ドル(10兆円)の融資に使用される等、死に金でない事も認識してください。
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この回答へのお礼

大変勉強になりました!米国債が大部分、という訳ではないんですね!もっと日本は自国の財政に自信を持っていいんですね!何か明るい気分になれました。ありがとうございます。

お礼日時:2009/07/05 20:40

「負債以上に資産があるのだから、もっと借金しても構わない」と言っている人はいないと思います。

なにより負債以上に資産保有をしている事実はありませんし。
言われているのは、負債だけを強調し資産部分を隠して議論するような事はもうやめるべきで、もっと現実に即した議論をすべきというものですね。
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No2の方のもう少し新しい資料。

(平成18年)
http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/fs/2008_01c.pdf


資産の大部分が米国債ではない。
また国の借金の多くが国内に流れている点も考慮すべき。家の借金が多くても外から借りているのと家族間での貸付では意味合いが違う。妻のへそくりからの借りが多くても家計が破たんすることはない。
No3でも言われているように現実に即した議論をすべきというもの。
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この回答へのお礼

米国債が大部分という訳ではないんですね!この回答を読ませていただいて、紺谷典子さんの本にも似たようなことが書かれていたのを思い出しました。日本の状況は家族間で貸し借りしているようなものなのですね。ことさら不安になる必要はない気がしました。ありがとうございました!

お礼日時:2009/07/05 20:44

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