海外旅行から帰ってきたら、まず何を食べる?

妻がクモ膜下でクリッピング手術をしました。それは成功したのですが、一週間後くらいから、血管攣縮が起き、血管造影を見せられ、動脈が閉じかけていますと言われました。私は、それはまずいと思い、かじりたての知識を引き出し、バルーンで動脈を開けないのですかときいたところ、それはリスクが高いからできないと言われ、薬物による保存療法(血液をサラサラにしたり、血圧をあげたり)をしたのですが、結局、動脈は閉じてしまい両側の大脳梗塞になり、意識障害が続いています。後でいろいろと調べた思ったのですが、インフォームドコンセントという、患者(本人が意識障害なので私)が治療を選択するということができなかったように感じています。なんとなく医者がしたい治療に導かれてしまったようなかんじがして、ミスミス指をくわえて脳梗塞にしてしまった・・・という後悔の念だけが残っています。動脈が閉じかけているなら、リスクがあってもバルーンをやって欲しかったのですが、今思うと、もしかしたら血管内治療はやってない病院なのではとも思い始めています。その医師は、血管内治療はやっていないとは一言もいっていません。だだ危険だからできないと、そのとき言っていました。もし血管内治療をやっていないのなら説明義務を果たしていないと思うのですがどうでしょうか?
血管内治療をやっていない病院だと教えてくれていたなら、すぐ転院もさせたかったという思いもあります。
病院は脳神経の指定病院だとも言っていました。
指定病院なら血管内治療はできるんでしょうか?その辺もよくわかりません。
主治医に聞いてみたい気持ちはやまやまですが、聞いたところで妻の脳梗塞がもう治るわけでもないし、話をむしかえすだけで、いい顔はしないだろうと思い、なかなか聞けません。
覆水盆に返らずという非常に残念な気持ちと後悔だけが残っています。
ただどうしても納得がいかないので、客観的な意見をお聞きしたくて投稿しました。
文面からして、わかりづらいとは思いますが、脳神経に詳しいかたや医療制度、医療実態などに詳しい方がいらしたら、わかる範囲でよいので、回答をお願いします。

A 回答 (2件)

冠動脈の経験からの類推ですが、


どの血管か記載がないですが、中大脳動脈M1としても血管径は2mmくらいです。この径だとバルーンをかけても解離する事が多くステントを必要とする事が多くなります。ましてや、スパスムならバルーンだけでは無理でしょう。また、薬で再発を抑制できない冠動脈の攣縮(スパスム)にステントを入れることは稀に行いますが、この場合は長目のステントを用いる事が多くなります。
これから考えると頭の血管でスパスムのきている血管には、2mmの血管の中を2.25mm用の長いステントを持って行って留置という戦略になるかと思いますが、前大脳動脈との分岐とかステントがひっかかりそうな部位が多いのでかなり困難と思います。
実際、安定した症例で遙かに径の太い内頚動脈のバルーン(CAS)ですら、麻痺などの周術期合併症が5%ある事を考えますと、安定した状態での中大脳動脈などの動脈硬化性病変で病変が限局されていてもかなり合併症の発症確率があると予想されます。ましてや、発症一週間後でスパスムの病変に対するバルーンはまず無理かと思います。
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突然の奥さまの発症と意識障害、なかなか納得できない事と思います。



脳動脈瘤破裂後の血管攣縮は、最も多い合併症です。

通常の治療は、奥さまに行われたのと同様の薬物療法です。

脳動脈瘤破裂後の血管攣縮は広範囲にわたるため、通常血管内治療は出来ません。
また万一特定の血管にのみ生じている場合でも、脳動脈瘤破裂後は「脳浮腫」と言う脳の腫脹が激しいため、血管内治療を行う事により脳浮腫が増強し、「脳ヘルニア」という致命的な状況に陥る事が予測されるため、やはり難しいです。

さらに通常の脳梗塞は、脳血管の動脈硬化が原因であるのに対して、
脳動脈瘤破裂後の血管攣縮は、血管内の問題ではないため、血管内治療の効果については十分に確立されていないと思います。

血管内治療を行っている病院はあるかと思いますが、手術の適応はかなり限局されています。

万一奥さまの病態が血管内治療の適応であったとしても、その時期に手術をする病院に移送する事はやはり困難だと思います。
(移送の刺激によって脳ヘルニアを引き起こす危機がある)

現状を納得される事はまだ難しいかと思いますが、現代医療でもまだまだ限界があります。

どうぞお大事にして下さい。
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