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熱帯魚(淡水魚)水槽に関してです。

「水草が無い水槽」と「水草がある水槽」では、コケの発生量に差はあるものでしょうか? ※その他のライト等の条件は同じとした場合。

・私の経験では水草がある水槽の方が、コケの発生量が多い気がするのです。
・しかし、コケの栄養素が硝酸塩であるのならば、同じく硝酸塩を栄養素とする水草が無い水槽の方が、よりコケへの硝酸塩供給量が多くなりコケの発生量が多くなると思うのですが。

この矛盾について教えて頂けますでしょうか。

A 回答 (3件)

こんにちは。


>コケの発生量に差はあるものでしょうか?
水草がある水槽とはどのような水槽でどのような水草が育成されているのでしょうか?
水草でアヌビアス類やウイローモス、ミクロソリウム類の陰性植物を植えてもコケの発生を抑えることはできませんよ。

pH6.0前後KH,GH共に4前後、照明時間8時間前後でガンガン伸びるマツモやナヤス、ハイグロ類、ウオーターウィステリアやスプライトが育成できればコケの発生は無くなり綺麗な水槽で楽なアクアリウムを楽しめます。

前述の飼育水をどうすれば維持できるかを考えると簡単かと思います。

是非頑張ってください。
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> 「水草が無い水槽」と「水草がある水槽」では、コケの発生量に差はあるものでしょうか?


・それは、あります。
水草は、多細胞生物。
コケ(水槽内の邪魔な種類)は、単細胞生物で体の構造は細菌に似ています。

多細胞生物の水草の方が、栄養吸収専用器官を形成できるため、効率的な栄養素吸収が可能。
多細胞生物の水草の方が、巨大化可能。
単細胞生物のコケの栄養吸収は、どうしても、非効率的になります。
単細胞生物のコケは、大きく見えても、所詮は小さな単細胞の集合体。

> ・私の経験では水草がある水槽の方が、コケの発生量が多い気がするのです。
・水草とコケの一番大きな違いは、成長方法。
水草は、光合成により「糖」を生成し、消灯時間中に新細胞が生成(成長)します。
コケは、光を浴びている光合成中に細胞分裂(繁殖)が活発化します。
コケは、夜間は不活性状態になり、体内に蓄えた栄養分を消費しながら、明るくなるのをジッと待っています。

したがって、水草は、強い光を短時間(5~8時間)だけ照射し、暗い時間を長くした方が良く育ちます。
コケは、短時間の光では活性化できません。
コケは、ダラダラ長時間、照明を照射したほうが高活性化します。
水草水槽は、強い光を短時間(5~8時間)だけ照射した方が、コケの発生は少なくなります。
ただし、窓際の明るい場所に水槽を設置したのでは、コケは減少しません。

> コケの栄養素が硝酸塩であるのならば、同じく硝酸塩を栄養素とする水草が無い水槽の方が、よりコケへの硝酸塩供給量が多くなりコケの発生量が多くなると思うのですが。

・基本的に、水草とコケの必要とする栄養素に違いはありません。
なお、水草&コケの必要とする3大栄養素は「窒素(N)/リン酸(P)/カリ(K)」です。
水槽中に、3大栄養素のうち、一つでも「0」にすると、水草&コケは成長することが出来ません。

硝酸塩(NO3-)は、水槽内で何らかの形で窒素(N)に消化できなければ、肥料として水草&コケは利用できません。
藍藻などは、ミネラル(微量要素)のバランスがとれている環境で増殖が旺盛となります。
藍藻が、調子の良い水槽で見かけることがあるのはこのためです。

=まとめ=
コケは、暗い状態がキライ。
単細胞生物であるため、細胞内に蓄えることが出来る栄養分も少ない。
水槽の三方をダンボールで囲うなどを行い、7日間ほど薄暗くすることで、コケの駆逐には、かなり有効。
単細胞生物で、細菌に似た構造を持っているため、医療抗細菌剤も効果があります。
が、そんな高価な薬を使う人はいませんね。
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私は今、茶コケの完全防御が出来ないだろうか?と格闘しています。


コケの種類にもよりますが、栄養素は硝酸塩以外にもリン酸・珪素(シリカ)などもあります。
リン酸は餌からの供給とか水換えによる水道水などから飼育水に入ってきます。珪素は水道水にもよりますが地域により多くの珪素が入っています。
ですから、水草を入れることでのコケへの影響はとても小さいのでは?と私は思っています。
水草は硝酸塩の蓄積を防ぐには多少の効果はあるようですね。
しかし、硝酸塩は蒸発残留物なので特に夏場などは水の蒸発が多く濃度はドンドン上がっていきます。
水草が吸収してくれる量は微量なので追い着かないと考えています。

一番効果があると考えているのは「濾過材」です。
ろ過の材質や濾過の方法によりコケの発生は大きく変わると思います。

特に硝酸塩を窒素に還元する嫌気性バクテリアを繁殖させる環境があるか無いかなどは大きいと思います。

またソイル材のようにあらゆるミネラル成分を吸着する濾過材もコケには大きな効果があると考えています。

また、PHは低い方が発生が少ないようです。
出来れば、PH6.5程度を維持できると良い感じです(私の場合)
しかしPH8.1で維持している水槽で一切コケが発生しない水槽もありますのであまり意識しなくても良いのかな?とも思っています。

私のコケ発生要因の順位をまとめると
1位 日光(窓から出来るだけ離すほう良い。電気を消すと日中でも暗いぐらいの部屋が良い)
2位 餌の質・及び量(今、色々試しています)
3位 濾過(これも今、最善の方法を模索中です)

となりました。
私もアクア歴1年目の素人です。私なりに調べたり、実際にやってみた経験上でのお話なのでご理解ください。
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