プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

最近、大手企業のイベントなんかでは「地球環境のため」とか言って植樹会とかをやってますが この度 四国に行ってきた際 山がハゲハゲで半分ぐらい削られていたりしてました!! 地域の方に聞いてみたら、砂を取るために山をタクサン崩しているらしいです。
わざわざ、木を植えているところもあるのに なぎ倒しているところもあります。 植樹をするより、山を保存しておく方がCO2の排出量て少なくなると思うのですが。
どうして、山を崩すのでしょうか? 砂を買うよりCO2排出権を買う方が安いからなのでしょうか?
チョット調べましたが、少々難しいのでできれば解りやすく教えてください。 お願いします。

A 回答 (4件)

そんなことは、全国各地の山林で行われています。


すでに、多くの山林(人工林・杉、ヒノキ)所有者は、外国からの木材輸入により、採算が取れず、つまり、伐採して市場に出しても採算が取れず、多くの山林が放置されている状態です。
その山も、伐採後、本来なら、植林をして、木を育てることが必要ですが、育てても売れないから、または、伐採したスギやヒノキが赤字なので、山から砂などを採掘して売っていいるのでしょう。
だから、国民全員が、国内材を使って、山林所有者の経営を支えれば、山を壊すことなく、森林は守られます。
企業などが、地球温暖化防止のために行う植林は、いわば、ファッションです。その植林した、木々は、いったい誰が最後まで育てるのか、いつも、疑問です。
企業は、社会貢献として、お金を出します。
そして、森林ボランティアが植林をします。
木々を元気に育てるために、下草を刈り、間伐をします。
その繰り返しを、なんと、30年を続けなければ、植えた木は育つことができません。
本当に、森林ボランティアが30年も面倒を見るのでしょうか?
企業が育成のための経費を面倒見続けるのでしょうか?
森林が二酸化炭素を吸収するのは事実です。
そこ効果は、若木が成長するか過程が最も多く吸収し、二酸化炭素栄養して、成長します。成長すると二酸化炭素の吸収量は、少なくなり、幹の中に蓄えます。
だから、二酸化炭素の吸収量を上げるには、植林をして、若木を成育させることが、地球温暖化防止には、効果的です。
京都議定書での森林吸収源としてのカウントも、若木を育てることでカウントします。だから、植林が各地で盛んに行われているわけです。
CO2排出権は、これから、取引が行われるであろうといわれています。しかし、その仕組みには、問題があり、まだまだ、制度の整備を要するものと考えられ、あと、2~3年は、活発化するとは思えません。
CO2排出権が機能し始めると、実は、国内で植林をするより、海外で行う方が安くなり、多くの企業は、海外での植林を行うことになるかもしれません。
日本はそうなると、日本ははげ山だらけになるかことも予想されます。

質問者さんが、森林のことを心配されるなら、ぜひ、これから、国産材を使用した、製品を多く購入してください。
家を建てるなら、国産材、家具を買うなら、国産材、割りばし使うなら国産材等など、ただし、購入金額は、多額なものになると思いますが。

それが、現在の森林の状況です。
日本の森を守ろうとするなら、ひとり、一人が日本の森林所有者の経済を守る必要があります。

しかし、いま、困っているの、人工林の森で、国有林は、しっかり守られていますので、森林全部が危機的な状況にあるわけではありません。

日本の国土の約70%が森林ですから。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
知らないことばかりで、とても勉強になりました。
回答をいただく度「ほ~」と関心する事ばかりで、知識のなさを実感いたしました。 イロイロと深い問題なんだと実感してます。

お礼日時:2009/08/21 23:37

コンクリートの骨材として使うために採取しているのではないでしょうか。


建物を解体したときに出る廃コンクリートを再利用する技術は未だ研究途上(≒強度が必要な用途でリサイクルは不可能)。
で、毎回新規に採取しなければならないから山を切り崩している、というのではなかろうかと。

二酸化炭素では建物は作れませんからねぇ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
そもそも、コンクリートを作るために砂が必要ということを知らなかったので勉強になりました、今後も役にたつ知識だと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/21 23:44

ヤマを削ることが不要なことであれば、ご質問の通りですが、建築資材としては、塩分を含まない砂が必須になります。


以前は瀬戸内海から海砂を採取して使っていましたが、これを使って建築された山陽新幹線が、塩害による劣化でボロボロになっているのはニュースに新しいところです。

「砕石砂」が安全かどうかという課題もありますが、塩分を含まない砂は世界的にも貴重な資源で、これを海外に求めるということは、海外に同様の「はげ山」を作るコトになるのと同じ意味ですよね。また、その輸送にも大きな環境コストを支払うことになります。
国内でまかなえるものは国内でまかなうというのも「環境」の観点では必要なことです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
「家庭からCO2削減を」とかいわれても、山を1つ2つ大切にした方が手っ取り早いような気がしてたんです。でも、木も大切だけど砂も大切で必要なんですね。
とっても勉強になりました、ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/19 15:20

コスト云々以前に、そこの砂が原材料として必要であれば山を崩してでも確保するでしょう。


CO2排出に気を使うあまりに本業がまともにできなくなれば、それは企業として本末転倒です。
企業の本質は業務で利益を上げ、株主に配当するところにあるのであって、環境保護は優先順位で言えば下位でしょう。
そもそも、植樹会をした企業と、山を崩していた企業は同じ会社なのですか?そうでなければ、関係ない二つの会社が行う行動を理由なく混同し、混乱なさっているだけだと思うのですが。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!