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竹は木に比べて環境に優しいと聞きましたが、二酸化炭素の吸収量は大きいのでしょうか?同じ量、同じ期間ではどうでしょうか?また成長が早いことを考慮すると如何でしょうか?

A 回答 (4件)

CO2の吸収量というのは、それすなわち木が生長して炭素を吸収した量です。


ですが竹の場合、中身は水ばかり、しかも空洞、CO2を吸収して作った量が他の木に比べて極めて少ないんですよ。

あと生態系の話はCO2とはちょっとずれますが、森は様々な木が集まり樹液を出し実をつけ落ち葉を積もらせることによって、そこに様々な動植物を養い豊かな生態系を形成するんです。
ですが樹液はほとんど出さない(栄養価も低い)、実をつけるわけでない、周りの木は駆逐する、これではほとんど他の生き物が住めないんです。
他の動植物の数も種類も少ない、結果として極めて貧弱な生態系しか作れないんです。
というか周りの森に侵入し豊かな森の豊かな生態系を破壊していくんです。

ですから竹を積極的に伐採して他の豊かな森を守れることができるならば、それが望ましいんです。
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この回答へのお礼

なるほどよくわかりました。竹の場合は伐採して、積極的に活用することが環境に優しいことであると!この度はありがとうございました。

お礼日時:2010/08/18 20:47

竹が環境にやさしいというのは、材料や燃料として使う分には地球に負荷をかけないという意味です。


はっきり行って竹は環境を破壊するので、駆逐できるものなら全て駆逐してしまったほうがいいです。
切っても切っても嫌になるほど生えてくるので、原料としては継続的に手に入ります。
(使い道が乏しいですが。)

CO2吸収量は、はっきり言って少ないです。
成長が早いといっても、伸びている時期や伸びてからの中身はほとんど水分です。
木そのものの炭素量も、生態系の厚さも、極めて少ないものです。

この回答への補足

ありがとうございます。「材料や燃料として使う分には地球に負荷をかけない」と言うことなのでしょうね!回答の最後の「木そのものの炭素量も、生態系の厚さも、極めて少ないものです。」について、よくわかりませんので、よろしければ再度お教え下さい。よろしくお願い致します。

補足日時:2010/08/18 06:28
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竹林は適切な管理がされないと周りに地下茎を張り巡らし、他の木等を駆逐して行くようです。


そうなってしまうと地下茎を掘りあげて元に戻すのは並大抵では出来ないようです。
あまり詳しくはないのですが、ブナ等の落葉樹や常緑樹に比べて保水力等も少ないのではないでしょうか。
従って環境に優しいとは言えないのではと思われます。

"竹林" 環境 問題点
等でサーチし調べて下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ご指示の通り検索してみて、環境へのメリット、デメリットについて確認しました。

お礼日時:2010/08/14 21:58

竹を使うことが環境にやさしいというのは、木と比べて短期間で成長するからでしょう。

1本の材ができるまでに占有する土地面積や栄養分が少ないほど地球にやさしい、ということは、言えるかと思います。もちろんデメリットもあり、竹の生長が早い理由は、ご存じのように中が空洞だからですから、逆にいうと、竹の二酸化炭素固定量は同体積の木材に比べて少ししかないことになります。また、これは竹にも木にも言えることですが、CO2吸収は植物の成長期間にのみ期待される効果であり、成熟して成長が止まればCO2吸収は以後しなくなりますし、伐採・使用後に焼却されればCO2を大気中へ吐き出して土にかえります。つまり「CO2削減効果」を期待するなら、砂漠に植林を行うように、裸地に竹を植えて成熟後も竹林を切らずに維持しつづける必要があります。これをせず、竹を植えては数年後に伐採・使用してまた新しい竹を植え、、という商業利用をくり返すことは、土地の有効利用という面からは意味がありますが、CO2吸収の点からは実はあまり効果がないとみる必要があります。
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この回答へのお礼

早速の回答、ありがとうございました。よく理解できました。

お礼日時:2010/08/13 17:41

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