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会社に改善提案制度がありますが、ここ最近は提案が1件も出てきません。提案書を提出し採用となれば、少しですが、賞金や賞品を贈呈します。昨年、賞金だけでは提案が出にくかったので、賞品を追加したところです。上司から、余り手間やコストをかける必要はないが、何か促進策として制度を改善して欲しいと言われています。ポスターを貼ったり、朝礼で提案提出のメリットを説明して、促進の努力をしていますが、これ以上打つ手がなく困っています。何か、提案が出てくる対策があれば、ぜひ教えていただきたく、お願いします。

A 回答 (3件)

質問者さまがどの程度の規模の会社に在社されているかで回答が違ってくるとは思いますが、私の考え方を述べたいと思います。



中規模会社(上場会社も含む)で、社長一族が経営するような会社ならば(パナソニックやトヨタのような規模の会社では、すでに制度が定着していますので)
1.代表取締役か代表取締役会長の後押し(全体朝礼もしくは管理者会議や取締役会で改善提案制度を強力にプッシュしてもらう)をお願いする
(悲しいかな、これが一番効果があります。サラリーマン社会の現実です)  
例えば社長が10月には社員1人が最低1件は提出しろといえば、提案件数は急増するでしょう。
サラリーマンの性で、誰もが社長のツルの一言にはよわいものです。

2.何かの委員会(例えば新商品企画委員会とか)に改善提案委員会を兼任させ、もしくは独自に改善提案委員会を組織し全社的に改善提案に取り組むようにする。・・・できるだけ時間と金をつかわないようにという回答があったので止むを得ず兼任という形にしました。

その場合、委員会の構成メンバーはいろんな部署で影響力のある人(できれば課長や係長くらいが望ましい)人間で構成し、トップの委員長は専務とかの社内で力のある人に就任してもらう。

3.改善提案提出数の多い社員、採用された提案数の多い社員、提出数の多い所属(課単位)、採用数の多い所属を全体朝礼などで毎月発表する。
そして創立記念式典(それに代わる行事があればそこで)の場で年間優秀者、優秀所属を表彰するようにする。

4.年に一度か二度、改善提案促進月と定め、その月には重点的に提案を提出してもらうよう管理者会議等で働きかける。  そして、その月に提出数の多い所属部署は全体朝礼の場とかで表彰するようにする。

5.社内報などで所属ごとの1ヶ月の提案提出数を掲載するようにする。所属ごとに競争心をあおるようにする。

6.提案箱を会社のめだつところに何ヶ所か設置し、提案用紙も提案箱に一緒においておく

改善提案制度が定着していない会社は、先ずは提出する雰囲気を作り上げること(どんな内容の提案でも、どんな用紙でもかまわない)が大切ですね。
提案内容の向上の話は、それから次の段階の話となります。

社長や管理職が熱心でなかったり、自分の成績アップにつながらないようなことは、だれもが無関心のままというのがサラリーマン会社の実態であり悲しいところです。 そこが改善提案制度の難しさです。

質問者の方は日々苦労されていることが容易に想像できます。
また私の書き込んだ内容は、もうすでにすべて実践されているかもしれません。

最初に述べたとおり、会社としては有意義なことですので、社長から提案制度の有効性を熱く語ってもらうことが手っ取り早い方法です。
事務局の力だけでは、とうてい活性化しません。
やはり1番~6番に記載したように、全社的に取り組む必要があると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。ご回答を拝読し、長いこと考えていました。できるものから、実行していこうと思いました。一つやって見て、効果がなければ、次のことををやっていこうと思います。何んとかなりそうな気がしてきました。

お礼日時:2009/09/12 23:02

こんばんは♪



大変多くの会社で「改善提案制度」がありますが、質問者様のような状態のところが多いですね。

全てではないですが大きな原因になっていそうなことがあります。

提案するための「申請書」「提案書」の多くがA4サイズに一件かA5サイズに一件のように「沢山書かなければならない。」「文章が稚拙じゃぁカッコ悪い。」「文章や図解だけで理解できなければ受け付けられない。」といった雰囲気があります。

「メモ(A4ならば5~10件分程度)」程度で受け付けて不明な点があれば本人や現物や現場に行って見聞きすればいいでしょう。
この方式の場合「この程度でいいのかぁ~。」というようなサンプルを示すことが必要です。
例えば「・・・の移動距離を短くした。」というような。
提案者氏名も社員番号にするくらい簡略化して極力手間を省くようにします。

要は提案者の「構える気持を払拭する。」「手間を極力少なくする。」ということではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。確かに、社員の側に立てば、構える気持ちは大いにあると思います。こんな提案をして笑われないだろうか、こんな提案をして会社に悪い印象を持たれないだろうかと。だったら、提案というリスクを負ってまで、会社のためにやらなくてよいと、社員は思っているかもしれません。どのように構える気持ちを払拭するか、よく考えてみます。大変ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/06 22:33

> 少しですが、賞金や賞品を贈呈します。


> 余り手間やコストをかける必要はないが、何か促進策として制度を改善して欲しい
こういう考え方では絶対に成功しません。
それと改善提案制度の目的は何ですか。モラルアップですか、企業利益ですか。よそがやっているからですか。
会社全体で真剣にバックアップしないとしんどくてメリットの少ないことに従業員は動きませんよ。

最近は改善提案を出すために使った時間を残業時間として認めたり、
大きい会社では社長以下全役員が出席して全社発表大会を本社で開いて表彰し、
あとの懇親会で激励したりしてますよ。

形だけ作ってもなかなか乗っては来ませんよ。

この回答への補足

改善提案の一番の狙いは、社員の参加意識の向上にあります。提案が自発的に出てくるのが、理想です。

補足日時:2009/09/03 22:12
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。やはり現状の制度に問題があるのでしょうか。よく考えてみます。

お礼日時:2009/09/03 22:22

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