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政権交代して、新聞にやたら「子ども」の表記が目立つようになった。民主党が掲げる
「子ども手当」による。筆者に言わせれば「子供」と「子ども」とは別の概念だ。小児または
小児らを指すのが「子供」で、「子ども」は「子+複数を表す接尾語ども」を表す書き方だ。

なるほど「子ども」と書いても、この「ども」に複数を表すという意識はもうほとんど薄れている。
だからといって、この接尾語「ども」が完全に滅んだかといえばそうではない。
野郎ども、アホども、子供どもといえば複数概念がちゃんと生きていることが分かろう。
この「ども」には、相手を見下すニュアンスがある。だから、「子供」よりも
よほど子供を侮った書き方なのである。

「子ども」表記にこだわる人に、「供」はお供の供で、子供を供え物のように
扱う人権無視の書き方だという人がいるが、事実は右のように「子ども」の方が
よほど子供の人権をないがしろにした書き方なのだ。
子供の「供」は当て字だから「子ども」と書くのだという人には、こう言おう。
「あなたは仕事を『し事』、乙女を『おと女』と書きますか」と。

国語表記の基本は漢字仮名交じりだ。青空、恋人、場合、芝生のような純粋和語をも
あたかも漢語のように漢字2字で表す工夫をしたのは、それが最も読みやすく理解しやすいからだ。
それは長い時間をかけて出来上がった先人の知恵の集積であって、おかげで現代人は
その恩恵に浴しているのである。妙な理屈をこねて、国語表記を毀損(きそん)する
交ぜ書きを広めることに強烈な異議を申し立てたい。

http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/091012 …

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確かに漢字には先人からの歴史や意味や由来があるのに思いつきでひらがなにしてしまっていいのでしょうか?
障害者はまさに「害」があるから障害者なのでありそれが正しくひらがなにする意味がわかりません。
こういった漢字のひらがな表記について教えてください。

よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

「子ども」表記を支持する人はすなわち教条的な人権論者である、とまで言ってしまうと、かなり一面的な決めつけだと感じます。


実際、小中学校の国語教科書の多くでは「子供」の記載がまだ主流であり、「言葉狩り」などとヒステリックに叫ぶのも少々大げさすぎます。
しかし、「子供」「友達」のように複数形が一般名詞するのもまた日本語文化の一側面であって、これを宛て字だなどといって拒否するのは実に勿体ないことですし、漢字仮名交ぜ書きを無理に普及させることは日本語の表記方法の美点を損ねるように感じます。
「子供」の字を避けたければ「児童」を使うことも可能であり、殊更に「子ども」の表記を主張する必要性があるとも思えません。
よって、「子ども」表記の押しつけには反対です。

一方、「障がい者」の方は、ある程度頷けます。
もともと、「止まっている・遮られている」といった静的な字義である「碍」を、「こわす・傷つける」という動的な字義である「害」としたことが間違いだと思いますので、「碍」の字を改めて使用するまでは、せめて仮名表記するということであれば大いに支持できます。
たとえば、障害物が「障害を為す物」ならば障害者とは「障害を為す者」なのか、という解釈に基づく批判は、漢字を大事にする人々に対してこそ説得力を持ちます。
これを「言葉狩り」だと決めつける人は、自分のイデオロギーや主観的美意識を守るために障碍者の心情をなおざりにしているような印象を覚えます。

ちなみに、字義については、手元にある普及版の「字統」でいちおう確認しています。
これは国語文化の粋とも呼べる、実に素晴らしい字典ですので、皆さんも一度は手にとって引いてみることをお勧めします。
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差別される側の人間としては、差別がなくなってもらうと困るのです。


差別されればされるほど利権につながりますから、箸の上げ下げまで差別かそうでないかを厳密に規定するようになれば、それだけ自分たちが得をすることになります。
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それだけ差別をする人が多いってことです。


本当に悲しいことです。

差別意識がなければその表記である漢字をみて差別などと思いません。
差別意識満載で物事を見ているからそういうことも差別だと思ってしまう。
普通の人が差別していると思いこんでいるのか、
自分が差別意識を持ってその漢字を見て、自分の罪悪感をごまかす為にそんなイチャモンをつけてくるか。

漢字が差別だという人ほど差別が根強くしみこんでいる可哀相な人ですよ。
こういう人をどうすれば少なく出来るのか。
そういう考え方をしないと、どんどん言葉狩りをする人は増えるように感じます。
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>確かに漢字には先人からの歴史や意味や由来があるのに思いつきでひらがなにしてしまっていいのでしょうか?


言葉なんて時代時代で変化するモンなので良いんじゃないですか。
大昔の言葉の概念がそっくりそのまま現代まで引き継がれているわけじゃないしね。
漢字の表記ひらがなの表記外来語による表記などものを表すにも変化してる。

>こういった漢字のひらがな表記について教えてください。
それは記述した方に聞いた方が良いです。
その意図は記述した人じゃないとわかりません。
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異議は文科省にでも言ってください。


ここで吠えても、議論だけで変化はない。
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> なんら人権侵害になっていないとは思いますが「人権~法律」ができると何がどうなってしまうのでしょうか。



人権侵害に該当するかどうかは、プロ市民を代表する(しかも日本人かどうかもわからない)人権委員会が決めます。
都合の悪い人物に対して、「(人権侵害の意図を持って)不適切な漢字を使った」とでも難癖をつけて連日のように出頭命令を出し、応じなければ30万円以下の過料となる刑事犯罪だとして告発することも理屈の上では可能ですね。
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この回答へのお礼

日本語漢字を軽視し日本人を足蹴にしようとする外国人とは恐怖です。
なにか腑に落ちないと思っていましたがやはり裏があることだったのですね。
こんなことは即刻止めてもらいたいです。

お礼日時:2009/10/12 11:58

> こういった漢字のひらがな表記について教えてください。



言葉狩りです。
あるいは、「人権侵害による被害の救済及び予防等に関する法律」導入の布石として、人権侵害に該当する範囲を拡大するための策略かもしれません。

ただ、

> 障害者はまさに「害」があるから障害者なのでありそれが正しくひらがなにする意味がわかりません。

これは事実誤認かと思います。
「障害者」というのは、元々は「障碍者」だったのですが、「碍」の文字が使えなくなったために当て字として「害」を使った経緯があります。
ただし、そこには「障害者」が「健常者」や「社会」に対して害になるといった意図はまったく含まれていません(そんな解釈が出るのは、差別的な発想を持っている者からだけで、普通は思いつきません)。
障害があると不便なことは確かなので、「障害」が「障害者」本人に取って一種の「害」であるというのは、その通りかと思います。

参考URL:http://www.dpj.or.jp/news/?num=231
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この回答へのお礼

なんら人権侵害になっていないとは思いますが「人権~法律」ができると何がどうなってしまうのでしょうか。
碍(妨げる意)であったとしても害とほぼ同意でしょう。
これからなにかおかしなことになりそうな恐怖感が募ってしまいます。

お礼日時:2009/10/12 11:19

そうですよね。


長年使ってきて何の問題も無かったのに、
一部のこじつけ無理難題の主張に反論せず、
簡単にひらがな標記や別の漢字を当てる行政は率先して日本語をおかしくしています。

ところで質問とは逆のケースですが、
「シャチョー」とか「センセイ」とかカタカナにすると尊敬どころか小馬鹿にしたイメージがありますね。

「子供」が駄目なら「子ドモ」か「コドモ」にでもしましょうか。
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この回答へのお礼

なぜ急にこんなことになってしまったのか日本語漢字をおかしくするのでしょうか?
この考え方をする人やそれを採用した行政のほうがよほど問題があるのでは。

お礼日時:2009/10/12 11:09

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