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青年の女バージョンは何ですか?青年には女も含まれますが一般的に青年は男に使います。好青年も女をイメージする人はあまりいないでしょう。どうして少年↔少女、男性↔女性とあるのに、女はないのか、女は少女じゃなくなると若くないとでも言うのか。ひどい男女差別ですね。これなら、女は少女じゃなくなるとおばさんと思ってしまってもおかしくないです。女は20歳で大人の女性、男は29歳でも青年。女が可哀想で仕方ないです。

A 回答 (5件)

青年は男女問わず使われる、とされていますが、実際には男性を指すことが多いです。


で、同時期の女性を指す言葉は事実上なく、あるとすれば「娘」が一番近いでしょう。意味的には「乙女」という意味も含めますが「青年」という言葉の成り立ちからいえば「娘」が一番良いと思います。ただし、現代の基準に合うかどうかは別です。

青年という言葉自体は、明治時代に英語のYoung Menの訳語として生まれました。Young Menというのは、キリスト教的な集いの中で「奉仕」をする若者が「キリスト教と奉仕活動によって、心身を健全に発展する」ものでした。この精神を起点にした若者を「青年」と呼び、日本ではキリスト教的な精神は普遍的なものではなかったため「心身を鍛える期間の若者」を青年と呼ぶようになりました。

日本では、明治期にこのような西洋的価値観が入る前から「若者・若衆」という言葉がありました。若者というのは、子供でもなく、社会に責任をもつ大人でもない年齢の層をいいましたが、地域によっては「若衆宿」など、15歳ぐらいから結婚するまでの年齢の男子を集め、仕事を覚えるいわゆるOJT的なことをしながら、若者だけの寄り合い自治が行われていて、たとえば祭りや近隣の村などとの争いなどでは、若衆が「荒事」・大人は「年寄」として様々な行事をこなしていったのです。
ただ、これは男子に限ります。

また、英語のYoung Menも比較的近代になってから生まれたものです。これは実は「貴族社会の破壊」が関係しています。
貴族というのは、近代以前は「戦争請負人」でもありました。農民とか庶民というのは戦争に駆り出されることがなかったのです。これは日本でも同じです。
そのため「(戦場などで)卑怯なふるまいはしない」というのは貴族が身に着けておけば良いマナーだったのですが、近代化で民主主義化すると、国民平等になり、庶民も国民として戦争に駆り出されるようになりました。要するに徴兵です。

人々が徴兵されるようになると、教育は学校で受けられるようになりますが(近代教育自体徴兵制と一組)貴族が身に着けていたようなマナーはなかなか教育することができませんでした。そのためキリスト教的な母体が宗派を超えて集まったのがYoung Men教育の先駆けであり、これは青年期はYMCA、少年期はボーイスカウトが担うようになっていきました。
どちらもイギリスが発祥なのですが、この時初めて「少年(boy)」「青年(Young Men)」という区分けができ、Young Menとは具体的には「15歳ぐらいから徴兵義務が終わる年齢」の事を言いました。徴兵は戦時でなければ18歳から25歳ぐらいまでが普通ですので、青年期というのは基本的には「徴兵義務期間の若者」の事を言います。

日本でYoung Menがわざわざ「青年」と訳されたのは、明治政府も西洋に習って国民徴兵を実施したからです。

なぜ「青年」が男性だけを指す言葉だったのか、というと「徴兵は男性だけだったから」なのです。


じゃあ、西洋にYoung Womenという言葉が無いかというと、実はあります。日本にはこれの訳語、Young Men→青年、に該当する訳語はありません。

なぜ内科というと、Young WomenもYoung Menと同様「キリスト教的な立場から生まれた物」だからです。Young Womenは基本的に「女子修道院で奉仕活動をする女性たち」に適用される言葉でした。

キリスト教は「処女での結婚」や「婚前交渉の禁止」を求めていましたから、近代以前の若い女性は修道院に入ったり、修道院に通って奉仕することなどが多数ありました。そのため「若い女性の集団」が存在し、そのためにYoung Womenという言葉もできたのです。

Young Womenは当然ですが、結婚するまでの若い女性を指す言葉でした。

では日本ではなぜYoung Womenに該当する言葉がなく「娘」が適当な言葉であるか、というと当時の「娘」は「性交渉が可能な年齢に達しているが、まだ結婚していない女性」という意味だったからです。ちなみに、欧米は日本より性に開放的だと思われていますが、敬虔深い家庭なら結婚するまで処女というのは珍しくありませんし、男性もそれを理解して必ずしも開放的というわけではありません。日本のほうがよほど開放的であるのです。

先ほどの若衆宿の件に戻りますが、男子は若衆宿に入って集団生活をするのですが、当時の女性たちはどうだったかというと、自宅で裁縫や炊事などを母などから教わりながら暮らしていました。西洋のように修道院などはなく、だから「若い女性の集団」というものはそもそもありえなかったのです。

また明治に入っても、女性は当然ながら徴兵されることはありませんでしたので、ここでも「若い女性の集団」という意味の言葉はできませんでした。強いていうなら明治期の青年に実質的に近いのは「女学生」になるでしょう。学校という集団に属してる若い女性、ということです。これは明治初期には青年は「学生」とか「書生」とほぼ同一期の言葉だったからです。

なぜ青年は、女性を含まない言葉で、女性に該当する言葉が無いか、それは簡単にいえば「徴兵されるような集団を形成しなかったから」です。

>女が可哀想で仕方ないです。
いえいえ、青年のうちに戦争で命を散らした多くの男性達のことも考えてください。
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処女でなくても、処女性が感じられれば乙女でしようね。

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この回答へのお礼

なるほど。

お礼日時:2018/05/19 12:29

女性は50過ぎても婦人。


男は50すぎたらおじさん。
男性が可哀想で仕方ないです!

貴方はこれと同じ事言ってるんですよ?
様々な呼び方があるのに。
そういうの確証バイアスって言いますね!
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この回答へのお礼

婦人=おばさんというイメージが一般的です。20歳以上の女はおばさんということだと思います。20歳も50歳も全く同じおばさんです。反論あるなら、青年の女バージョンの呼び方教えて下さい。いくつでも。女も青年はなしですからね。一般的に呼ばれてないので。

お礼日時:2018/05/19 00:31

一般には婦人ですけど、青年に比べて年上っぽい表現ですね。


女子、婦女子もありますね。
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この回答へのお礼

20歳と100歳は全く同じ婦人というおばさんですね。

お礼日時:2018/05/19 00:25

乙女かな。

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この回答へのお礼

乙女は10代の少女ではないですか?20代も乙女と呼ぶのでしょうか?

お礼日時:2018/05/19 00:36

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