プロが教えるわが家の防犯対策術!

トラックやダンプ、ミキサー車などの黒いフレーム部分に10センチくらいの穴が等間隔であいていますが、
その周りに小さい穴がたくさんあり、不規則に散らばっています。
これらの穴は何のためにあけられているのでしょうか?
画像は、ミキサー車の後部です。

「トラック等のフレームにある不規則な穴は何」の質問画像

A 回答 (3件)

大きい穴は軽量化のための肉抜きです。


乗用車は、モノコックというものに変わってまして、薄い鉄板を折り曲げて、車体の形を作ると共に強度を上げています。
葉書などをWで折り曲げると強くなりますよね。あんな感じです。

トラックなどは、フレームを作ります。
ラダーフレームが一般的です。 ラダーとははしごのことです。
C形に曲げた鉄柱をはしごのように組み合わせてフレームを作り、その上にはエンジンと運転席が、下には懸架装置 所謂サスペンション や、ドライブトレーン プロペラシャフトや車軸・ブレーキ装置などが組み付けられます。

で、そのフレームなんですが、フレームの中でも、強度にさして影響しない部分があります。
その部分があっても強度が上がらない代わりに重量が増します。
その部分を切り取っても強度は下がりませんが、重量は減らせます。

また、トラックメーカーは、荷台を除いた部分を生産販売します。
荷台部分は、架装会社に送られて、ユーザーさんの要求する架装 つまりは、平台のトラックやパネル、ウイング開き、ミキサー車やその他の所望する作業装置が取り付けられます。

つまり、運転席や足回り、フレームは共通であって、後ろ側は任意に取り付けていると言うことですね。
と、いうわけで、トラックフレームは共通して作られると言うことになります。

小さな穴は、配線などを止めるグロメットを取り付ける穴だと思います。
それぞれの架装会社が新たに穴を開けなくても、それらの穴を使って配線を止めたり、部品を取り付けたりします。

だいたいこんな感じですが、おわかりいただけましたでしょうか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

小さい穴についての質問でした。わかりにくくてすいません。
なるほど。フレームが共通で、架装会社というものが
あとから色々つける時に便利なようにあけられているということですか…
虫食いみたいで、見るたびに、どうにも気持ち悪いですが
そういうことなんですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2009/10/15 21:16

トラック車両には色んな架装OPを取り付ける為 またその架装OPの為に装備しなければならない部品を取り付ける為にいろんな各所に穴はあります 大概はナットが溶接装備されています 


が この写真の場合の不規則加減は この車両固有の穴ではないでしょうか? 同一型式の車両全てにこんな穴が存在するとは思えません 左右ラダーフレームを繋いでいる部材(Rバンパーの奥上辺り?)に思えますが ここには通常車両の機能として必要となる部品は付けません
ユーザーが単に いろんな(多分趣味の)何かを固定しなおし続けた穴に思えます 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そうです。左右のフレームをつないでいる部分です。
これは後ろの画像ですが、バイクに乗っているとき信号待ちでトラックの横に止まると、やっぱりフレームにいっぱい穴が開いています。
裏にナットがあるんですか。今度駐車中の車両に遭遇したら
よく観察してみます。ありがとうございます。

お礼日時:2009/10/15 21:19

車種も分からないので多分なんですけど。


トラックのバリエーションは乗用車以上に多いのです。特装も多いしね。(ミキサー車も特装ですね)
フレームにはいろいろな物を付けなければなりません。例えばバックする時女性の声で「バックします」とか言ってるでしょ。そのためのスピーカや配線も付けなければいかなかったりします。このスピーカーや配線も他の物との干渉を避けるため何種類もあります。
ブレーキパイプなんかも同様に他の物との干渉を避けるため何種類もあったりします。
そのいろいろな物が順列組み合わせで付きバリエーションが膨大な量になっています。しかしフレームは極力共通化しなければなりません。
そのためボルト穴やクリップ穴がフレームには大量に付くことになります。1車種だけみると無駄に穴があいているように見えますが、他のバリエーションでは使っている穴なのです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

共通のフレームにバリエーションが多数あるため、沢山穴があけられているということなんですね。ありがとうございます。

お礼日時:2009/10/15 21:21

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!