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医療従事者の方、教えてください。

獣医さんが、せっかちな人で、
ワクチンを打つのに、注射器の中に、注射液を吸い上げてから、ほとんどまったく中の空気を抜かずに、手の加減で、空気だけ入らないように、注射をしていました。

前に、ドラマで、お医者さんが空気を注射して人をあやめているドラマをみたことがあります。

慎重な先生だと、よく空気しっかりと出して、空気が残っていないか、何度も注射器を爪で弾いて、それから何度も確認している先生も、見かけますが、
実際は、空気はちゃんと抜かないでもいいものなのですか?

今日の獣医さんは、ほとんどまったく空気を抜かないで、シリンダーに、6分の1くらい空気が残っている状態で、注射をして、目分量で、空気の入らないくらいのところで止めていました。

ちょっと心配に感じたので、次回のため、本当のところはどうなのか、
医療従事者のかたに聞きたいです。

何も知らないしろうとの疑問ですが、よろしければお願いいたします。

教えてください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

医師です。

獣医ではありませんが。

静脈注射は当然ながら空気を抜きます。空気塞栓を起こさないようにするためです。動脈ならば更に細心の注意を払って、接続している管を全体に渡って鉗子(かんし)などを使って叩きながら管壁面に付いた気泡を逃がします。

一方、特殊な例ですが、硬膜外麻酔のときの穿刺では、硬膜外腔に空気を入れてスペースを作ることもあります(私は空気ではなく生理食塩水を使っています)。

このように「注射=空気を抜く」は絶対ではありません。血管内に空気を入れるのは望ましくない、ということですから、それを拡大解釈してはいけません。静脈でも、ごく少量の気泡であれば我々はあまり気にしません。だいたいは血液や組織に吸収されてしまうものです。唯一、動脈ラインだけはかなり神経質に脱気をします。

動物では皮下組織がゆるい(と表現して良いのかどうか分かりませんが)ところ(首の後ろのあたり)に薬液を注入することが多いようですが、この場合は脱気は必ずしも必要はないと思います。
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この回答へのお礼

なるほど。ありがとうございました。
お医者さまから教えていただけて、とても嬉しかったです。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/10/22 15:26

医師ではなく法律学を学んだ中年です。


裁判になった例で知的障害のある姪を空気塞栓で殺害しようとした事件があります。この裁判で出された判決理由にどれ位の空気を静脈に送り込んだら死亡するかが書かれていました。その量は成人で30ミリリットルから300ミリリットルと幅があるとされています。
医師の方からの回答にも有るように少量の空気では空気塞栓は起きません。注射器一本分の空気を送り込まないと死にません。犬・猫であっても体重比で同じぐらいの量が必要になります。
結果的に言えば、問題になる量は注射されて居ない事になります。
只、気分は悪いと思うので、次回からは別の獣医さんに掛かることをお勧めします。
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この回答へのお礼

なるほど!!
すごく詳しくありがとうございました。
とてもうれしく感じました。
獣医さんのほうは、さっそくほかの獣医さんにかえることにしました。
昨日、注射の空気の抜き方もいい加減だったのですが、
昨日、獣医さん、ほかの患畜さんのデータがとりにくかったことにイライラを爆発させているところで、注射針を無理やり刺したので、なかなか液が入っていかず、注射器を何度も何度も刺されて、昨日から、犬がびっこを引いていて、もう、いいかげん獣医さんをかえなくちゃと話していたのですが、ちょうどそう言っていただけて、なにかすっきりしました。

お礼日時:2009/10/22 15:38

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