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今まで、アルミの自転車に乗っていましたが、この度新たに自転車を乗り換えようと思っています。

そこで、現在はフルカーボンフレームが主流になっていて、ぜひカーボンに!と思っている訳ですが、カーボン初心者の私には、どのカーボンフレームも一緒に見えて、選ぶ基準がいまいちピンときません。


各、メーカーによって、カーボンの特性なんかは違ってくるもんでしょうか?このメーカーのカーボン素材は特質しているとかはあるんですかね?
それにカーボンフレームの良さって?

友人はカーボンならLOOK!と言い張ってますが、なぜ?と聞いてもこれまたピンときません・・・

カーボン初心者の私に良きアドバイスを!

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

suiran2ですが暇してますので続きを…


カーボンバイクの一番の特性に振動減衰特性が良いことが上げられます。しかし、カーボン自体に振動減衰特性はありません。スピーカーがカーボンなのはご存じかも知れませんが、カーボンは振動を減退させない性質があるからです。それでは何が振動を減退させるのかと言いますと、カーボン繊維を固める熱硬化樹脂、プラスチックと同じですが、このプラスチックが多い程振動を減退させます。しかし、弾性は低くなります。

レース仕様のカーボンバイクは、カーボン繊維が高弾性糸(ハイモジュラーカーボン)を使用し、更にカーボンの量が多く、弾性が高いですから負荷重量の影響をあまり受けません。つまり体重が重い人でも、どのような乗り方をする人でも乗れるバイクができあがります。その代わりに乗り心地が極めて堅く、振動吸収しないバイクになります。

一方、振動吸収性を高めた乗り心地重視のバイクは、プラスチックの割合が多くなりますので、弾性が低く負荷重量の影響を大きく受けます。体重が60kg以下の人には最適なバイクでも80kgの人が乗るとフニャフニャバイクになったり、ダンシングしますと力が逃げてダンシングがうまくできなかったり、ひどい場合にはタイヤがフレームと干渉したりします。

カーボンバイクは、金属バイクと違いまして見た目で残念ながら選べない品物になりました。レース用カーボンをお求めなのか、コンフォートカーボンをお求めなのか分からないのですが、コンフォートカーボンの中クラス以下のカーボンバイクの選択は、ご説明しましたように極めて難しいものがあります。他人のインプレや評判はその人の体重とスキルでの話でして自分の体重とスキルに合うかどうかは判りません。更に同一モデルでもサイズにより特性が違いますから話は難しくなります。

一番良いのは、自転車屋さんに身長・体重・使用目的をきちんと伝えアドバイスをもらうべきと思います。ご質問者さんの体重がどれくらいか分かりませんが、60kg以上あってコンフォートカーボンをお求めならば実車にお乗りになって決定すべきかと思います。それが出来ないようでしたら堅めのものを選択すべきかと思います。または、このサイトでもそれらの情報を開示して質問したらもっと適切なアドバイスがもらえるかも知れません。
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この回答へのお礼

とても専門的に回答ありがとうございます!
一口でカーボンと言っても、ほんと様々なんですね。
関心しまくりでした!

お礼日時:2009/11/02 13:44

カーボンフレームの物理特性は様々です。

どんな炭素繊維を使用するかにより変わりますし、どのように製造するかにより変わります。例えばカーボンパイプの製造方法でも二種類ありましてかなり違ったパイプが出来上がります。

一般的なパイプ製造の工法は、金型パイプの周りをプリプレグと呼ばれますカーボン繊維を平織りしたものに熱硬化樹脂をしみこませたものを何層か貼り合わせ、焼いて作ります。これは貼り合わせですから気泡をなくすのは困難で、強度面で弱く、また個体差が出ます。

一方一番進んだ製法は、他のカーボンスポーツ用品の製造法を取り入れました、ブレード工法です。これは、金型パイプの周りを直接多数のカーボン繊維で編み上げていき、熱硬化樹脂をしみこませ、焼いて作る製法です。この製法が現在最も強度が高くねじれにも強いものです。このブレード工法でフレームパイプを作れるメーカーはジャイアント、メリダ、タイム等ごく限られたメーカーです。(一部の方は上記メーカーがプリプレグを自社生産していると言っていますが、私はブレード工法の間違いではと思っています。)

安いものはプリプレグ使用のパイプを使用して作られたものですし、高いものはブレード工法で作られたパイプを使用したものです。しかし見た目では全く分かりません。乗って初めて分かります。体重制限のあるカーボンやフニャフニャカーボンやガチガチに堅いカーボン等色々です。カーボンは、何を買ったらよいのか分からないのが現状ですね。全然参考にもなりませんが…
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> 現在はフルカーボンフレームが主流になっていて


非常に軽量かつ設計の自由度の高い素材なので
あっというまに主流の素材になりましたね。

軽量であることはもはや説明の必要がないと思いますが
設計の自由度が高い、というのは
他の方も仰っているように、金属素材に較べて
・剛性にも振れるし弾性にも振れる
・部位ごとに剛性を変えられる
・造形が自由につくれる
といったようなメリットがあります。
ですから
> メーカーによって、カーボンの特性なんかは違ってくるもんでしょうか?
メーカーによって、というよりは
各モデルごとの考え方の違いに合わせて
フレーム特性の違いがハッキリ出せる、ということだと思います。
ですから、カーボンが主流になるとともに
コンペティション(競技)志向のモデルとコンフォート(ツーリング)志向のモデルを
比較的ハッキリ分けてラインUPするメーカーが増えました。
また、コンペティションモデルでも
プロロードレース志向のモデルと
グランフォンドなどのアマチュア長距離レース志向のモデルを分けてラインUPするなど
目的ごとに車種をつくりわけるメーカーが増えました。

ですから、まずは自分の使用用途や目的が明確化すれば
> 選ぶ基準がいまいちピンときません。
その目的にあった各メーカーの車種をピックアップして
絞り込んでいけばイイわけです。

ということで
1)信頼できそうな、長く付き合えそうな自転車店を探す。
2)予算と目的をアバウトに決める。
  目的は・・・
  *ツーリング・メインで気軽に快適に走りを楽しみたい
  *ツーリング・メインだが走行会なども積極的に参加し
   アマチュア向けのレースイベントにも出て楽しんでみたい
  *練習して自分なりにアマチュアレースでイイ成績を収めたい
  *プロや実業団レベル目指して頑張りたい
  といった感じですかね?
3)予算と目的に合うようにショップに候補車種を挙げてもらう。
4)最適サイズも測ってもらい、最適サイズのバイクに絞り込む。
5)見た目の好み、ブランドイメージの好み、と
  コストパフォーマンスを天秤にかけて決める。
これでイイと思いますよ。      

> 友人はカーボンならLOOK!と言い張ってますが
そういうところから入ってしまうと
訳が分からなくなってしまうと思いますよ。
> なぜ?と聞いてもこれまたピンときません・・・
その友人も他人の受け売りなだけなんでしょう?
まあ「LOOKはカーボンで最も歴史あるメーカーだ」と思っておけば間違いないです。

<豆知識>
スキーのビンディングメーカーとして知られるフランスのルックが
自転車界に参入したのは1983年。
その翌年にビンディング(クリップレス)ペダルを開発し
ベルナール・イノーによる5度目のツールドフランス総合優勝に大きく貢献。
自転車界の常識を一新させてしまう。
86年には他メーカーに先駆けてカーボン製レーシングフレームをプロデュース。
これに乗ったグレッグ・レモンがその年のツールドフランスを制した。

> カーボンフレームの良さって?
先に述べたように、軽いこと、設計の自由度が高いこと、と
あとは何といっても振動減衰特性が良いことでしょう。
http://www.kodakaseimitsu.co.jp/carbon.html
簡単に言えば、振動の収まりが速い
アルミなどの金属に較べると振動が後に響かない、ということです。
金属バットでボールを打つとジ~ンと手に響くでしょう?
カーボンだとガツンときてもその後ジ~ンと響かないんです。
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この回答へのお礼

とても親切丁寧なアドバイスありがとうございす!
ぜひ参考にさせていただきます。

お礼日時:2009/10/28 15:26

カーボンと一口に言っても、柔らかいものから硬いものまで、色々です。


レースをバリバリやる方でなければ、中間くらいのグレードを選べば間違いないと思います。
あまり低グレードだと、柔らかすぎて進まない。高グレードだと硬すぎて脚が死ぬ。といったことになるかも。
値段的にはフレームで20万位が無難かも。
もっとも、これだと完成車と同じような値段ですから、そちらも選択肢に入りますね。
カーボンの差は解りませんが、デイメンションから性格は解りますから、そちらで選べば間違いないと思います。
ちなみにLOOKは、硬いことで有名だと思いましたが、今は違うのでしょうか。
私はウイリエールに乗っているのですが、これもロングライドからレースまで使えて、乗り心地も良いお奨めできるフレームです。
が、今はBOMAが気になります。
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この回答へのお礼

良きアドバイスありがとうございます!

予算に合わせて、いろいろ検討してみます。

お礼日時:2009/10/28 15:28

フレームの原材料である炭素繊維は東レなどの国内のメーカーです。


それらの原料を使い中国や台湾の工場でフレームに仕上げています。
パイプの接着方法や焼き加減などを調整してピナレロとかコルナゴなどのメーカーの特色をそれぞれ出しています。
(自社の工場という意味でなくて、Giantなどにフレームの製造を委託しているという意味です)
最終的な組み付けだけを自国で生産してしまえばメイド イン イタリーなどと名乗れます。

>どのカーボンフレームも一緒に見えて、選ぶ基準がいまいちピンときません。

だから、ある意味、正解です。
細かな違いがあるけれど、一般人にはほとんど分からないレベルです。
だから、カラーリングやデザインで選んだ方が満足できるはずです。

ちなみに私の好みから言わせてもらうとリドレーのエクスカリバーが値段が手ごろだなと思ってます。
あと、ペンナローラNASHIRAも面白そうだと思ってます。
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この回答へのお礼

私もリドレー気になってます!

いろいろ検討するのが、楽しみです!

ありがとうございます!

お礼日時:2009/10/28 15:29

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