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今年(09年)新規国債発行額が始めて50兆円を超える見込みになったと
報道されています。小泉首相が発行額を30兆円以下に抑える公約を守れ
なくて大揉めしたのは、ついこの間のように思えますが、今やその1.6倍です。

一方で、これだけ国債発行額が膨らんで、長期金利の大幅上昇が懸念さ
れて久しいのに、いまだに金利は低いままです。これはいったい何故な
のでしょうか?

 (1)本来上昇すべき金利が、いろんな要因で抑えられて
    いるから、いずれ大きな急上昇を招くということでしょうか?

 (2)あるいは、なんだかんだ言って今までと同じようになんとか
    かんとか低い金利を人為的に保つということは可能なので
    しょうか?

 (3)または、株の上昇・暴落時期がいつ来るか誰にもわからな
   いのと同じように、金利動向など予測することはできないとい
   のでしょうか?

 (4)もしくは、上記すべて間違っているでしょうか?

もし(1)なら、どんな要因が上昇を抑えているのでしょうか?
もし(3)なら、つまり金利動向の予測などできないのであれば、
何故上昇を懸念を指摘する人がいるのでしょうか?

猿にも分かるように、やさしく教えていただける方がおられましたら嬉しいです。

A 回答 (4件)

>国債発行額が膨らんで、長期金利の大幅上昇が懸念さ


>れて久しいのに、いまだに金利は低いままです。

近視的にみて、マーケットは反応してますが。
新発国債金利上昇、1.4%に。

いままで、日銀が積極的に買い入れ(金利下落要因)して経済を下支えしてきてましたし。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

そうですね。確かに短期的には金利は上がっていますね。
でも、このレベルでの上昇は過去にも何度もあったもののまた
落ち着いて下がってくるというのを繰り返して結局低いまま
推移しているように思います。

そして、ちょっと金利が上がったときには、ついに金利急上昇、国債暴落が始まるのでは・・・みたいな話が聞こえてきたりするのですが。

お礼日時:2009/11/09 16:44

これまでの輸出大国としての蓄積が巨額の貯蓄を形成しており、これが国債消化に寄与しています。


しかし最近は、中国などの台頭により、貿易立国として陰りが生じてきている点が指摘され始めています。国際収支が悪化して、債権大国としての地位が揺らぐと、国債消化を海外投資家に頼るような事態が考えられないわけでもないのです。
こうした事態になっても、日本が投資先としての魅力を備えていなければ、現在の低金利を維持するのは難しいと思われます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

なるほど。貿易黒字があることが、巨大な国債消化を可能にし
それが金利上昇を防いでいる。故に、貿易収支の悪化はその状況を
崩すかもしれないということですね。

もちろんそれが全てではないのだと思いますが、一つの側面として
説得力があります。ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/09 16:39

私は経済学専攻でもなんでもありませんが、いくばくかの資産を運用している者として、この問題には昔から注目しています。



素人考えですが、「日本の企業が国内賃金を切り下げることで収益を確保している」ことが最大の理由に思えてなりません。この結果、日本の企業は不況といえども依然として大きな貿易黒字を確保できており、その一方で国内の購買力は割りを食って大きく低下しているわけです。この状況ではインフレ圧力など起こりそうにありません。

一方で、増額される国債は、国内の資産家が低金利での避難先として購入を続けているため、対外的な信用も低下せず、信用低下に基づく金利上昇圧力も起こりにくいと言う状況ではないかと思います。

これは、考えてみると、それなりに良くできているシステムのような気もします。賃金が上がらない国内労働者が犠牲になっていることは事実ですが、その反面、企業の倒産や失業率の増大が他国よりも抑えられているのはこのシステムの成果ではないかとも思えるからです。

どのみちグローバル化が進むと、国内賃金は中国やアジアの労働者の賃金レベルに収束する方向で動かざるを得ないでしょう。その代償として高く設定されている円資産をどこまで有効に活用できるかが今後10年間くらいの勝負だと見ておりますが、それはまあ余談です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

購買力上昇によるインフレ圧力は、現在確かにおきそうにありませんが、そうしたインフレが起きないと、金利は上昇しないのでしょうか?
他の理由によるインフレはどうでしょうか?

この辺がちょっと分かりません。できましたら、補足ご説明をいただけますと大変嬉しいです。

いずれに致しましても、ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/09 16:34

金利のことを十分の説明すると新書本1冊になります。

(日経新書にあったと思う)。
モノの値段、価値などは需要(買う)と供給(売る)により均衡します。
金利も同じで借りたい人が多ければ上がり、借り手が居なくなると下がります。
長期金利は、インフラ投資、設備投資や住宅建設などに借入金の金利のことで、現在の日本では、GDPの縮小が避けられなく、現政権の制作からはこれらの投資は見込めそうにはないでしょう。
借り手がますます少なくなり金利は上がらないでしょう。

では、なぜまもなく上がるという予測が流れるのでしょう。
一つには、貸手側の呼び水です。   次に、景気回復とGDPの民間設備投資を金利の低い内に前倒しを狙った政府および日銀あたりのアドバルーンです。

グローバルな世界では、国内の事情だけでの政策では十分効果が出なくなり、ケインズ経済額では説明できなくなってきています。
金利は、政策的に誘導することができますが、不況時に上げることはどんな経済オンチの政府でも出来ないでしょう。
株式は、ミスユニバースと同じ人気投票で、これが良いではなく皆はこれに投票するだろうという判断により動くもので傾向は読めても予測が難しいものです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

最終的には需給できまるということですね。

ですが、金利上昇懸念の喧伝が単なるアドバルーンであるというのは
ちょっと正直申しましてすんなり納得できません。
(せっかくお応えいただいて申し訳ありませんが、純粋な疑問ゆえ何卒ご容赦を。。)

いずれに致しましても、ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/09 16:37

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