天使と悪魔選手権

コンクリートの打設直後からヒビが入り構造事務所に連絡しても対応してくれない、なんか変なので見てもらいたいと工務店から現場確認の依頼がありました。
 確かにヒビだらけで大変な現場でしたが、構造設計は、なんと松井源吾賞を受賞した麻布の高名なM建築構造設計事務所でした。

高名なと言うか社会的に責任のある構造事務所が、いい加減な事をするとも思えなかったのですが、
● 着工以来現場に一度現場管理に来ただけ
● ヒビが入った時に構造事務所に連絡しても 現場にきてくれたのも確認は1ヵ月後で、ヒビが入っているにも関わらず鉄筋を入れすぎると悪い影響がある等と馬鹿な事を言っている(議事録)

更に 構造計算書を調べてみると、
● 独立した建物をEPJも取らずに繋ぎ合せている(ひび割れの原因はこれ)
● 杭基礎なのに べた基礎で設計されているため、応力図が違う
● 杭頭曲げが入ってない

もっと驚く事に、こんな内容の計算書を
● 八重洲の審査機関 CIASは通している

 私と工務店は、M建築構造設計事務所に連絡を取り現場説明を8月以来要求していますが、高慢にも施工が悪いからヒビが入るのだの一点張りで、説明に出てきません。

 設計上の問題でのひび割れとは思いますが、この様な物件にぶち当たった場合、構造設計一級建築士として一体どうしたらいいのか迷っています

 松井源吾賞を受賞したからといって、いい加減な設計で良いという訳ではなりません、今後の建築界に禍根を残すこととなるような気がします
 あなたなら、どの様に対処しますか、ご意見お聞かせ下さい

A 回答 (2件)

コンクリート診断士に相談してみてください。


そのひび割れが応力によるものなのか、粗雑施工によるものなのか、材料によるものなのかがはっきりするでしょう。
構造設計の一級建築士とのことですので、構造計算上問題があるのならそれを指摘することができると思うのですが。。
で、その指摘とひび割れの現象が一致していればその指摘の信憑性を裏付けるものとなり、原因がはっきりすると思いますが。

この回答への補足

構造設計上の問題というのは二通りあります
法規的に問題がある場合 違反建築となり使用できなくなりますが、法規的に問題なくとも構造的に問題がある場合は難しいようです。
その例として、杭基礎の場合の壁量は杭の無い位置での壁を壁量に参入できます、ところが、構造的には支持点のバネを考慮しなければ単純合算は理に合いません
また、EXP.Jの場合絶対に切らなければ駄目と言う事はありませんし、その部分の検討をしないから駄目だと言うものでもありません、此の逆に、EXP.Jをとる場合はその距離を変形量から規定しています
上記2点は法的には問題無いとされるものですが、力学的には大問題です
割裂の原因はハッキリしているのですが、罪に問えない(責任を問えない)のではないかと思うのです
余談ですが、この事務所は湖東町図書館(k設計)で設計ミスを指摘されましたが、この時は、支点拘束方法が不十分で梁が下がってきてしまっているにも関わらず、計算上問題ないと言い張り(下がっているにも関わらず)その責任を意匠設計のA.K.先生に被せて逃げ出した無責任事務所という事(k事務所OBより聞きました) 意匠事務所もよくこんな構造事務所に仕事を出すなぁ~と、呆れています

補足日時:2009/11/17 01:30
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こういう質問は、最寄の大学の研究者にしたほうが良いのでは。


ここで質問を出されても、ひびの発生した部位も、長さ、幅、深さが分からない。
建物の概要も分からない。従って、責任ある回答はむり。

こういう問題は、慎重かつ迅速に対応すべきなのに、対応が遅いように思います。

この回答への補足

細かい説明が出来ずにすいません
ひび割れは完全な割裂で、ヒビ幅が変化します
ただし、各棟毎に壁量は法規上満足している、なんとも構造無視の面白い法規だこと、と、やはり呆れてしまいます

補足日時:2009/11/17 01:34
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