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境界を確定させる時に用いるトラバー点というのは,具体的にどのようなものなんでしょうか?

A 回答 (2件)

 トラバー点とは、測量器械(トランシット・光波測距儀・巻尺・GPS)などを使用し現地において、角度・距離・高低差などを観測し、そのデータを基にXY座標および標高を決定し後続作業である境界確定・地形測量等実施するのに基準とする点をトラバー点と言い測量作業の分類では、基準点測量と言います。



 又、基準点測量(トラバー点)には、1~4級までの区分があり、それぞれトラバー点間の距離・観測誤差・使用器械等の制限が設定されており、目的の級数・精度・制限等を考慮し設置しなければなりません。座標値においても局地的な場合は任意座標(各個人で設定)を基準にしたり、国家座標(国土地理院設置の三角点)を基準にする場合があります。

 境界確定を実施するには、任意座標よりも国家座標を使用する事が望ましいでしょう。境界確定を行ってから数年後に境界点やトラバー点が破損・滅失した場合、任意座標では復元が困難であるが、国家座標であれば三角点を基準に容易にその点を復元する事が出来ます。

 簡単に述べさせてもらいましたが、理解出来ますでしょうか。書店に行けば専門書もありますので一度見て下さい。
 日本測量協会 公共測量作業規程が良いでしょう。
 
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トラバース測量という測量に用いる点、トラバース点のことかと思います。

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