アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

企業の内部留保 10年で倍増429兆円
超不況下でも ため込む
社会還元し 内需拡大急げ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-11-19/20 …

内部留保の社会還元の是非についてはさておいて、企業が内部留保を倍増させているのはなぜなのでしょうか?
事業内容に相応の内部留保が必要なのは理解します。しかし増やしすぎても仕方がないと私は思うのですが・・・企業が考えなしに内部留保を増やしているわけではないと思います。なにか理由があると思うのですが私には推測できません。教えてください。
<注>元記事が、企業の内部留保の社会還元を主張する共産党の「赤旗」なのにはご注意を。

A 回答 (6件)

増資は内部留保ではありません、資本金を増やすことです。



質問者さんの疑問の根底に昨年来の”誤った報道”、”社会主義者の欺瞞”に引っ張られている部分があるのではないかと推察します。
彼らの主張では、”企業は儲けを労働者に還元せず内部留保としてため込んでいる”とまるで埋蔵金のような批判をしていますが、この主張は全く欺瞞というか騙しの主張です。

企業の資産(現金等、工場等の生産設備、本社等のオフィス)を入手するための手段として、資本金、過去の利益剰余金(いわゆる内部留保)、借入の3種類に分類されます。

バブル以前の日本企業はどんどん借入をして成長を続けてきました、そしてバブルが弾けた時に悪夢が待っていました。

それは銀行からの借金返済圧力です。自己資本規制が強まり貸出の圧縮を迫られた金融機関は借金の返済を企業に迫ったのです。90年代に盛んに言われた雇用、生産設備、借入の3つの過剰です。
借金を返した企業は成長のために”自前の資金”で設備投資を行うようになりました。当時よく言われたのが、”キャッスフローの範囲内で投資をする”です。利益の外部流出を避け借金を返済しつつ、余った金で投資を続けたのです。つまり内部留保で工場を建て、企業買収を行い内部留保を増やしてきたのです。

企業がため込んだ内部留保の多くは、生産設備、それ以上に増えているのは子会社株式や鉱山の採掘権等の資産となっていて、現金等の運転資金はむしろ減少しています。

これが内部留保が増えた原因です。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E9%83%A8% …
    • good
    • 0

 内部留保の増加のうち、相当割合が銀行・保険会社などの内部留保増ではないかと思われます。



 銀行などの金融機関や保険会社は、世界的金融自由化の流れに従って、決算が国際的基準に移行し、内部留保が少ないと法的に経営が制限されるようになったために、増資などをして半ば強制的に内部留保を増やすことを求められました。

 また、一般企業も借金経営していた企業は、金融機関が貸し渋りをすると倒産に追い込まれる例が多発しました。

 そのため、一般企業も経営内容のいい会社は、借金経営から内部留保による自己資本増加を志し、内部留保を使って新規投資を行う傾向が強くなりました。

 去年のリーマンショック後の不況では、銀行からの借り入れに頼って業績を拡大した不動産会社・マンション賃貸会社などが、黒字経営であったのに、資金繰りに行き詰って倒産しました。
    • good
    • 1

バブルのあとグローバル化により企業の会計制度がキャッシュフロー会計となり、企業の評価がキャッシュフローの大きさで測られるようになった。


キャッシュフローが大きければ景気がどうなろうとも耐えられることは個人も企業も同じで、小泉・竹中政策に乗り内部留保をため込んできたのです。
共産党など社会主義者は、平等を表に所得の再配分、資本家から労働者へと90年前の共産主義の考えから社会還元を言っているに過ぎません。   1国内で経済が完結する、グローバルでない時代の思想で、現代は外資による企業活動で収益は国外に出て行ってしまいます。
    • good
    • 0

内部留保=埋蔵金みたいなイメージを植え付けるための言説ですね。


内部留保はだいたいが再投資され工場なり設備になっています。
内部留保が倍増したというのは利益を再投資が増えたということで、
企業として当たり前のこと。
利益を全部配当にしてしまえば、内部留保は増えないけど、
そんな会社はつぶれてしまうよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ご指摘どおり内部留保に設備投資などが含まれます。が、設備投資が倍増するほどここ10年は好景気ではなかったですし、「投資が倍増したのに生産がろくに伸びない」ほど産業の状況が悪かったとも思えないです。

お礼日時:2009/12/06 17:58

一番大きいのは「デフレ」であるってことですかね


現金でお金を持つことが、資産運用として一番効率がいいですから
さらには先行きに対する不安(一般人が持つような漠然とした不安ではなく、資産を投資に回してどれくらい回収できるかという部分の不安)
やはり、グローバル化とデフレと円高で企業が勝ち抜く為には?ということではないだしょうか。
政治家は安易に考えてるようですが、勝ち抜けなければ倒産あるのみです。
バブル崩壊後に大型倒産が相次いだことも、内部留保を高めて企業の体力を強化するという方向に向かわせたのではないだしょうか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
しかしながら、デフレや円高はリーマンショックより後の話で、その前の円安時代、日銀が市場にジャブジャブ資金供給した時期も内部保留は増えてますので、他にも理由があるのではないかと思います。

お礼日時:2009/12/06 17:46

小泉改革のたまものであり、大誤算であったのでしょう。


小泉内閣での目論見では優遇政策を行いそれらから膨らんだ利益が企業の事業拡大を促進し日本経済を活性化させると考えていたが、実際は企業が利益の抱え込みに動くという事態に至ったという事ですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
でも、私が知りたいのはなぜ企業がそうするかなんです。
ちなみに、ペースこそ違え小泉改革以前も結構な勢いで増えています。

お礼日時:2009/12/06 17:41

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!